ザナショナルカントリー倶楽部千葉ではipadナビ付きカートを9月より導入

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 千葉県のザ ナショナルカントリー倶楽部 千葉では、2017年9月1日よりipadナビ付きカートを150台導入し、従来のものを一掃しました。新カートはヤマハ製のガソリン仕様のものですが、二人乗り用で車重330Kgほどのものです。同ゴルフ場ではフェアウエーが荒れない状況であれば、プレーヤーへカートでの乗り入れを認めており、これがある意味セールスポイントにもなっております。

 フェアウエーを荒らさず尚且つプレーヤーが気分良くラウンド出来る、と言う課題からこのカートは選定されたと言えます。かつて同ゴルフ場ではガソリン及びバッテリー仕様車との併用でしたが、この度はガソリン仕様へ一本化されました。当然ガソリン貯蔵タンクを場内に備えており、ガソリンを扱うに当たり求められる危険物取扱資格者も従業員におります。

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 今回の新カート導入に当たり斬新さは、ipadナビを備え付けた事です。AppleのiPadへアイシグリーンシステム株式会社が、同ゴルフ場用に作成したソフトを組み入れたものですが、同社ではこのシステムをi Golf Shaper(アイゴルフシェイパー)と呼んでいます。

 当該システムはGPS精度が高くまたタッチパネル方式なので、スマートフォンが普及している現在、プレーヤーが使用に当たりストレスを感じる事は少ないと言えます。更にプレーヤーとゴルフ場従事者とのコミュニケーションは、顔を見ながらの音声通信であり、双方にとって的確な内容を確認出来ます。プレーヤーはホールアウト後に自らのスコアを、スマートフォンで受け取る事が出来ると共に、従来通り紙でプリントアウトする事も出来、スコア管理がし易くなります。

 当該システムの利点はプレーヤーのみならず、ゴルフ場管理者サイドにも多大な魅力が有るのですが、これ全てクラウドを利用しているからに他有りません。伸びしろの大きい同システムですが、近い将来フロント9のプレー終了後プレーヤーが、レストランへ食事の注文を入れておけば、席に着くや否や配膳されると言う時代が、もう直ぐそこに来ている様に思われます。

 ザ ナショナルカントリー倶楽部 千葉では、2017年春よりリニューアル計画を立てており、クラブハウスの内装とハウス入り口の外観が新しくなりました。この度のiPadナビ付きカート導入は、この様な流れの中で実施されたのですが、経営陣による思い切った設備投資が行われた事に成ります。