一般社団法人日本女子プロゴルフ協会は、2017年9月27日同協会顧問の清元澄子(きよもと たかこ)氏が、誤嚥性肺炎により9月16日神奈川県横浜市内の病院で、亡くなった事を発表致しました。1939年6月15日生まれの同氏は今年78歳を迎えており、2月には様々な活躍・活動が評価され日本ゴルフ殿堂入りを果たしておりました。
選手としての活躍は、1973年LPGA競技のトヨトミレディスに於いて、アマチュア初の優勝を成し遂げており、1974年9月に14期生としてプロ活動に入ってからは、下記の様なツアー7勝と言う成績を残しております。
1975年 | 大雪山女子オープン |
1975年 | 諏訪湖女子オープン |
1976年 | 大分月形国際オープン |
1977年 | 諏訪湖女子オープン |
1978年 | 日本女子オープンゴルフ選手権競技 |
1980年 | 北海道女子オープンゴルフT |
1981年 | 広島女子オープンゴルフトーナメント |
同氏は同協会の役員も1980年より務めており、1995年から1996年までの1期は会長職、更に副会長職は6期の長きに渡り務めて来ました。この間ティーチング資格制度の基盤を立ち上げると共に、ジュニア指導者の育成にも尽力しました。
また自らが直接指導に当たった不動裕理、大山志保、古閑美保の3選手は、女子ゴルフ界に於いて輝かしい実績を打ち立てたてており、いまだ記憶に新しいところと言えます。故・清元澄子氏は、まさしく日本女子ゴルフ界に於ける、偉大なレジェンドでした。