株式会社アコーディア・ゴルフは2017年6月10日より、全国で運営している会員制ゴルフ場において、入会条件から外国籍を撤廃しました。基本的に日本国内に居住し住民票を取得出来る方であれば、アコーディアグループのゴルフ場へ入会申請できる事になりました。
例えば千葉県の習志野カントリークラブであるとか、群馬県の緑野カントリークラブ更に奈良県の万壽ゴルフクラブなどでは、外国籍の方が入会申請する場合、外国籍者名義の会員権を取得した後でなければ出来ませんでした。その数広義の関東エリアで11コースを数える事が出来ました。また千葉県のオーク・ヒルズカントリークラブやグレンオークスカントリークラブなどでは、入会条件の一つとして原則日本国籍者とうたっておりましたが、これも同エリアで合計4クラブ存在しておりました。
かつてはこの様な条件を設ける事でクラブの特色を前面に出していたのですが、6月10日以降はこの垣根が取り払われオープンな状況となりました。アコーディアゴルフとすれば、より広範囲のゴルファーをターゲットとして、営業活動が出来る事になったと言えます。当然外国籍ゴルファーにとっては、クラブ選択肢が増えた事になります。
しかしながら女性ゴルファーへの対応は従来通りだとしており、同グループが運営する約130コースにおいて、女性への入会制限を設けていないクラブもあれば、厳しくしているクラブもあると言う事になります。今日多くのゴルフ場は、女性とジュニアの取り込みを、重要なテーマとして捉えております。この事からいずれ同グループにおいても、この点の改革が断行されて行くものと思われます。