一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は、2017年3月21日都内に於いて第5回定時社員総会を開催し、午後2時過ぎ無事終了しました。その後の記者会見上、青木会長は今年のテーマに付いて『共に歩む』である事を、明らかにしました。
昨年のテーマとした『人を育む』から一歩進め、JGTOプレーヤーはファンの人達と、スポンサーとそしてメディア関係者と、更に関係する全ての方々と共に手を取り合い進めて行く事の大切さを、本年の課題だとしました。
役員人事に関しては、若干の変更が有りました。副会長で有った松井功氏と理事の池田勇太氏が退任し、代わって2名の新理事が就任及び就任予定との事です。一人は元日本経済新聞社会長の杉田亮毅氏が6月27日付けで就任予定との事で有り、もう一名は現在選手会副会長を務める薗田峻輔氏が選任されました。
監事は昨年の2名体制から3名体制へ移行し、新たに2名の方々が加わりました。1名は中元紘一郎(アンダーソン毛利友常法律事務所・弁護士)氏であり、もう一名は道垣内正人(早稲田大学法科大学院教授・東京大学名誉教授・長島大野常松法律事務所・弁護士)氏です。
相談役には現在の丸山茂樹氏と共に、新たに中嶋常幸氏が加わり、2名体制となりました。中嶋氏へは青木会長から直に就任依頼し、快諾して頂いたとの事です。特別顧問へ尾崎将司氏が就任しているこの陣容を見るならば、往年のAONが揃い踏みした形になるのですが、3人3様多くの現役プレーヤーへ影響力を強く有しており、強力なリーダーシップを発揮する青木体制に成ったと、言えるのではないでしょうか。