『HONMA TOURWORLD CUP』優勝は池田勇太選手

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 2016JGTOツアー第19戦『HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF』の優勝は、池田勇太選手でした。

 2016年10月6日(木)~9日(日)までのツアー第19戦である同大会、その優勝争いはまれに見る激戦となりました。2016年10月9日(日)の最終日に14アンダーで首位タイでホールアウトしたのは、池田勇太選手(30才=日清食品)とソン・ヨンハン選手(25才=韓国)の2名でした。

 プレーオフとなった当日、4ホールを終えた時点でも両者決着がつかず、日没の関係から優勝争いは翌日10日(月)へ持ち越されました。10日(月)は18番ホールを使用して、7時30分より5ホール目として、試合観戦者無しの状態でプレーオフが再開されました。

  1. プレーオフ5ホール目は、共にパー。
  2. プレーオフ6ホール目は、共にパー。
  3. プレーオフ7ホール目は、共にパー。
  4. プレーオフ8ホール目は、共にパー。
  5. プレーオフ9ホール目は、ソン選手がパーに対して池田選手バーディ。

 9時数分前にやっと勝敗がつきましたが、ある意味過酷な試合でもありました。池田選手は今季2勝目通算15勝目となりましたが、ソン選手は惜しくも今季2勝目を逃す結果と成ってしまいました。

 9ホールに及ぶ長い戦いに決着がつきましたが、トーナメント最終日で勝敗が決まらず翌日へ持ち越された試合は、1999年からのJGTOツアー史に於いても、初めての事となりました。尚、プレーオフ最長記録は、1976年の『ペプシウイルソントーナメント』に於いて、ピーター・トムソン、グラハム・マーシュ、ブライン・ジョーンズ、宮本省三4選手での14ホールにおよぶ戦いでした。

 試合会場となった茨城県の石岡ゴルフ倶楽部では、10日を通常営業として予定していた関係から、一般のプレーヤーはOUT、INそれぞれ7時過ぎからスタートして行ったとの事でした。