2015年4月1日より開始されました茨城県のセゴビアゴルフクラブ イン チヨダの会員補充募集が、7月31日をもって終了しました。この度行われた募集会員権の内容は、無額面のプレー会員権です。
消費税を除き45万円で100口の補充募集を行い、実質4ヶ月間で終了したと言う事は、1ヶ月間に25件の成約・入会が有ったと言う事に成ります。驚異的な数字です。短期間に終了させたこの度の補充募集は、大成功だったと言う評価になるのだと思います。
この成功を会員権業者は、どの様に認識し総括しておけば、良いものなのでしょうか?聞くところによれば新規入会者の属性は、会員の知人・友人・ご家族・ご親戚の方などが、多かったとの事です。つまり現会員による勧誘・紹介が、大きく影響した結果です。会員権は直接ゴルフ場を介して購入し定価販売ですから、安い、高いなどの個人的な不公平感を入会者がいだく事は無かったと言えます。
これらの点を振り返ってみてみるならば、この度の補充募集は、1.販売価格が適切かつリーズナブル、2.定価販売、3.販売元に対する安心感、4.現会員からの紹介・推奨によるコミュニティ感、5.コースの良さ、などが成功要因だったのではないでしょうか。
当該クラブは無額面のプレー会員と預託金会員が混在しており、特に預託金額は一般的に低くく、PGMグループが展開している預託金と、名義書換料を相殺させるシステムにのせる事は、難しかったと言えます。この一見マイナス要素と思われた点が、逆に会員の補充募集に於いては、好材料として機能した様に思われます。
預託金会員権と無額面会員権の差異に対し、多くのゴルファーは抵抗感無く、ある意味その壁を取り払った意識を持った事で、この度の募集に対し利用権として、購入し易い動機付けに成った様に思われます。セゴビアゴルフクラブ イン チヨダはこの度の補充募集によって、100名のアクティブ会員を獲得する事が出来ました。この事は今後運営面でも更に好影響が、もたらされる事と思います。
絶好調だったセゴビアゴルフクラブ イン チヨダの補充会員募集は、創意工夫次第で、市場動向を無視した様な独善的な手法で無ければ、理想論を振りかざさなければ、ゴルファーの会員権に対する需要が旺盛である事を、我々に事実を持って示してくれました。この点を真摯に受け止め無ければいけないと言えます。
尚、一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会様は、本日下記住所へ移転致しました。
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