群馬県では県営5ゴルフ場の、指定管理者を公募を開始しております。これは2015年7月15日に県のWEBサイトにて明らかにされたものです。この度選定される業者は、2016年4月よりむこう5年間にかけて、下記5ゴルフ場に於ける管理・運営を行う事に成ります。現在の状況は下記の通りで、納付金額とは指定金額を県企業局へ、毎年納付しなければならない金額です。
1.上武ゴルフ場
・指定管理者:スバルリビングサービス(株)群馬事業所
・同納付金額:7,400万円 (税別)_今期8,505万円
2.玉村ゴルフ場
・指定管理者:(株)三商
・同納付金額:1億7,000万円 _今期1億8,270万円
3.前橋ゴルフ場
・指定管理者:(株)フレッセイ
・同納付金額:8,000万円_今期8,925万円
4.板倉ゴルフ場
・指定管理者:(株)東急リゾートサービス
・同納付金額:1億9,900万円_今期2億1,315万円
5.新玉村ゴルフ場
・指定管理者:金井興業(株)
・同納付金額:1億6,700万円_今期1億8,585万円
公募のスケジュールは、下記の通りです。
1.2015年08月17日~08月31日までが申請書受付期間。
2,2015年09月~10月は各選定委員会による審査
3,2015年11月に指定管理者候補者決定と、県議会へ指定議案及び債務負担行為の上程
4,2016年01月~03月に次期指定管理者の指定及び協定締結 (県議会可決後)
尚、上記お問い合わせ先は、群馬県企業局(TEL 027-226-4001)です。群馬県ではゴルフ場保有をどの様に考え、そしてどの様にサービスを提供しようとしているのか、この辺を群馬県のWEBサイトから見ておきたいと思います。下記はWEBサイトよりの抜粋です。
「河川敷の有効活用を図りながら、幅広く県民が低廉な料金で、大衆スポーツとしてのゴルフを気軽に楽しむことのできる場を提供することにより、スポーツ振興を通じて、県民福祉の増進に寄与することを目的としている。」
上記目的にてゴルフ場を保有しているのですが、経営及び運営は民間活力を活用する事で、利用者からの高評価を得られており、又実績も上がっている様です。取材していて理解しづらかったのは、指定管理者から企業局への納付金額算定基準です。今期と来期では納付金額に差が有る訳ですが、この増減は何を根拠にしているのかと、セクションの方に質問したのですが、お答え頂く事は出来ませんでした。
しかしながら群馬県のゴルフに対する姿勢は素晴らしく、河川を抱える他県に於いても、ゴルフ振興に関する取り組みをして頂きたいものだと言えます。