内原カントリー倶楽部をPGMグループが取得し傘下へ

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 茨城県の内原カントリー倶楽部はPGMグループ入りする事が、2015年4月16日明らかに成りました。これはPGMホールディングス(株)が広報を通じて発表したもので有り、ゴルフ場経営会社からのコメントは皆無です。同広報に依れば、2015年3月19日に同ゴルフ場経営会社である(株)内原カントリー倶楽部(代表取締役・大高道夫)と、その全株式取得契約をPGMホールディングス(株)の連結子会社であるパシフィックゴルフプロパティーズ(株)が、締結したとの事です。

 譲渡日は2015年5月15日です。

 当倶楽部は会員制であり700名弱の既存会員に付いて、譲渡後もそのプレー権などは承継されるものと思われます。尚、譲渡価格と株式所有者情報は、譲渡者より同意を得られていない為に、開示出来ないとしております。又、情報開示が1ヶ月以上にも渡り遅れた事も、相手先との関係からだとしております。しかしながら経営成績は若干開示されており、その情報に依れば、

  • 平成24年3月期(2012年) 売上高278百万円_営業利益▲7百万円
  • 平成25年3月期(2013年) 売上高298百万円_営業利益 0百万円
  • 平成26年3月期(2014年) 売上高337百万円_営業利益 11百万円

と言う内容です。

 上記内容から来場者数を割り出してみると、例えば客単価1万円と仮定した場合、2012年27,800人、2013年29,800人、2014年33,700人と言う事に成ります。多くのゴルフ場が年間来場者数4万人を目標にしている中で、遥かに及ばない内容であり、なぜなのかの理由はともかくも、経営交代したならばこの数字は過去のものとして、陳腐化されていくものと思われます。

 当ゴルフ場の素材は素晴らしく、まるで眠れる宝石の様です。磨けば磨くほど光輝く様に思えます。聞こえて来るようです、PGMグループの笑い声が。