富士カントリークラブに於ける本年前期の営業成績

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 静岡県の富士カントリークラブでは、2014年前半の営業実績を振り返り、その総括を2014年8月号の会報にて行っております。1月~6月までの来場者は、目標16,750名に対してマイナス3,066名の13,684名でした。この大きな減少要因は、2月~3月にかけての記録的な大雪で、連続クローズ期間は33日間にも及んだとの事です。

 更には関東大学対抗戦の練習・競技参加者の見込みが、大きく落ち込んだ事が追い打ちをかけた様です。従来の目標は、営業収入562百万円、経費551百万円、営業利益11百万円でしたが、この内容を達成できるか否か、現状では不安要素もあるものの、智恵を絞って目標達成に向けて注力_経営だより引用するとしております。

 同クラブは会員が株主であり、株主が経営に当たってきており、如何に株主の主体性が重んじられてきているかは、下記資料にて充分に推察出来ます。例えば2004年~2013年までの10年間に於いて、来場者数は350,316名に及び、会員の来場者数は161,386名、ビジターは188,930名です。率にして46%と54%に成ります。この数字から読める事は、会員1人がビジター1人を引率して来場している姿です。

 残念ながら会員権価格は低空飛行を強いられているものの、会員権取扱い要項の若干の改定と、運営システムの改革次第によっては、今後更に輝きを増すものと考えられます。