一関カントリークラブは6月30日に破産手続き開始

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 岩手県の一関カントリークラブを経営する(株)一関カントリー倶楽部は、2014年6月30日に東京地裁より、破産手続き開始決定を受けました。破産管財人は大川康平弁護士(東京都中央区八重洲1-7-15、TEL 03-3274-2571)です。

 (株)一関カントリー倶楽部は1978年4月に一関カントリークラブの運営を目的として設立されるるものの、親会社の度重なる変更と共に財務内容も悪化して行き、経営立て直しの為に様々な手法を試みるも、この度の事態と成った様です。

 現在、再建に向けてスポンサーを募集中であり、数社より打診も受けている状況との事です。速やかなるスポンサー選定が、ゴルフ場資産劣化を防ぐ最大の手段として、その作業を急いでいる様です。管財人も当然ながら線引きの基準を持ち合わせており、その内容に見合う企業と一刻も早く、再建に向けた作業を進めたいとしております。

 負債は(株)一関カントリー倶楽部が約86億7,800万円、大阪商販(有)が約2億7,500万円、合計約89億5,300万円との事。