PGMグループが国際興業より三島ゴルフ倶楽部を取得

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 PGMホールディングス(株)は連結子会社のパシフィックゴルフプロパティーズ(株)を通じて、国際興業(株)より三島ゴルフ倶楽部を経営する(株)三島ゴルフの全株式を取得する売買契約を、2013年8月16日に締結致しました。

 国際興業(株)が所有する三島ゴルフ倶楽部の資産を、新設分割された(株)三島ゴルフへ吸収させ、パシフィックゴルフプロパティーズ(株)は対象会社の全株式を取得するものです。決済日は2013年10月1日を予定しているとの事です。

  • 法人名 株式会社 三島ゴルフ
  • 所在地 静岡県駿東郡長泉町東野字八分平210番地1
  • 代表者 代表取締役_酒井克彦
  • 設立日 2013年7月9日
  • 資本金 1,000千円

 PGMグループはこのエリア、御殿場から沼津にかけてのゴルフ場密集地帯で、集客出来るコースが無く手薄状態でした。沼津から南下する事富士宮に入り、富士チサンカントリークラブが存在するのみでした。片やゴルフ場チェーンの雄、アコーディアグループは三島カントリークラブ、愛鷹シックスハンドレッドクラブを擁し、大きな違いを見せていました。

 この度PGMグループが2013年8月8日に発表した(中期経営計画)に於いても、積極的にゴルフ場を取得していく方針を明らかにしており、三島ゴルフ倶楽部取得はこの路線にのっとった一環で有るとも言えます。因みにPGMグループの(中期経営計画)では、年間10コース、3年間で30コースを取得する計画である、としております。

 三島ゴルフ倶楽部は法人会員制を採用しておりましたが、会員の稼働率は1%前後で推移しており、実質的にはパブリック化していた様です。会員へは預託金を全額償還してからの売却となります。国際興業(株)では2013年3月に山梨県の勝沼ゴルフコースを売却しており、三島ゴルフ倶楽部で今年2コース目となりました。