松山英樹選手は第142回全英オープンで6位タイへ

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 2013年7月18日より21日までの4日間開催された全英オープン(THE OPEN)で、松山英樹選手が6位タイへ入りました。決勝トーナメント3日目にスロープレーと判断された松山選手は、一打罰を受けるのですが動揺する事無く、最終日は1アンダー・トータル2オーバーの活躍でした。

 同伴者の背中を追いかけるのでは無く、ティーショットを打ち終わると先頭を歩く姿は、堂々としており貫禄さえ感じさせました。メジャートーナメントで優勝する事は、20歳前後の日本の若いプレーヤーにとって、夢物語では無く近い将来の目標として、現実味を帯びてきている、その様な実感を見る者にもひしひしと感じられたトーナメントでした。

 優勝したのはフィル ミケルソン選手で3アンダーでした。4日間を通じてアンダーパーで上がったのはミケルソン選手のみで、単独2位に入ったヘンリック ステンソン選手は、トータルイーブンパーでした。フィル ミケルソン選手は優勝回数51を数え、その内PGAツアーは41勝です。メジャー優勝は2004年のマスターズ、2005年の全米プロ、2006年のマスターズ、2010年のマスターズ、そしてこの度の全英オープンを数えトータル5勝を記録しております。

 輝かしい記録を持つ同選手ですが、2003年にはデトロイト・タイガース傘下3Aの入団テストを受けた経験もありました。当時本人は、幼少時からMLBの選手に成るのが夢だった、と答えております。フィル選手を語る上で欠かせない逸話として、今尚語りつがれております。