株式会社廣済堂は傘下の国内3コースを3月27日に譲渡契約締結

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 東証一部上場の(株)廣済堂は2013年3月27日に、傘下の5ゴルフ場経営会社の全株式を、26億円で神奈川県の法人へ譲渡する契約を締結致しました。対象コースは下記の国内3ゴルフ場と海外2コースです。

☆ 廣済堂開発株式会社
 ・所在地:東京都中央区銀座3-7-6
 ・資本金:1億円
 ・代表者:代表取締役社長_石田 利夫
 ・主事業:ゴルフ場関連事業
 ・設立日:1966年3月
 ・大株主:(株)廣済堂100%
 ・コース:1.ザ・ナショナルカントリー倶楽部
 ・コース:2.Chicago Kosaido Corporation(アメリカ)
 ・コース:3.California Kosaido,Inc.(アメリカ)

☆ 株式会社 千葉廣済堂カントリー倶楽部
 ・所在地:千葉県市原市寺谷666
 ・資本金:1億3,500万円
 ・代表者:代表取締役社長_平本 一方
 ・主事業:ゴルフ場関連事業
 ・設立日:1963年11月
 ・大株主:(株)廣済堂100%
 ・コース:千葉廣済堂カントリー倶楽部

☆ 株式会社 廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部
 ・所在地:埼玉県秩父市堀切136
 ・資本金:1,000万円
 ・代表者:代表取締役社長_平本 一方
 ・主事業:ゴルフ関連事業
 ・設立日:2010年2月
 ・大株主:(株)廣済堂100%
 ・コース:廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部

 上記の5コースとその経営会社を、(株)廣済堂より買い受ける契約を締結したのは、富士合同会社です。今後合同会社は、法人所在地を東京都中央区銀座3-7-6へ移転させ、更に代表者を長谷部繁氏へ交代するとしております。

  • 所在地:神奈川県横浜市西区平沼1-2-20
  • 代表者:代表取締役_芦澤賢吾
  • 主事業:投資運用業、経営コンサルティング業等
  • 資本金:10万円
  • 設立日:2011年7月
  • 大株主:芦澤賢吾100%

 (株)廣済堂ではこの度の傘下5コースを売却するに至った主な目的を、 事業の選択と集中による効率化を図り、経営基盤の再構築を推進し財務体質の強化を図るため、)としております。数年前より専門家の間では、(株)廣済堂傘下8コースをまとめて売却する案件が一人歩きしており、知らない人は居ない様な状況でした。

 この度5コースに付いて譲渡契約が締結された訳ですが、今後は何時代金が動き契約が履行されるのか、と言う点が大きな焦点になってくるものと思われます。そしてその後、富士合同会社はどの様な動きを見せるのか、例えば各ゴルフ場の(法的整理)も視野に入って来る事は至極当然であり、想定しておかなければならない点だと言えます。やっと大きなゴルフ業界の懸案事項が動き出しました。