法的整理を経て2011年8月より再出発した静岡県の南富士カントリークラブでは、改良・改革が大きく前進しております。当該ゴルフ場に於いて今夏の酷暑対策として、会員及びゲストプレーヤーから大変評価の高かったは、ミスト付きゴルフカートです。ミスト付きゴルフカートは前後の座席へ四方向から、1分間に渡り霧(ミスト)が、プレーヤーへ向かって噴射されます。
スイッチはプレーヤーの任意ですので、望んだ時に満喫出来ます。カートの後部座席後方に水タンクを取り付けておりますが、一回の充填で18ホールのラウンドを賄う事が可能です。ミストは室内に於けるエアコン以上に爽快感があり、ラウンド中の酷暑からもたらされるプレーヤーの疲労感を和らげてくれます。
南富士カントリークラブでは今夏20台のヤマハ製ミストカートを導入したのですが、プレーヤーから好評を得て例年以上の集客に役立ったと言う事です。ミストカートについてメーカーのヤマハでは、商品化の方向で現在試作中との事です。それでは南富士カントリークラブが導入したミストカートとは?
この度のミストカートはヤマハの正規代理店が、独自にアレンジして作成したミスト装置だったのです。代理店に拠れば関東エリアのゴルフ場でこのミストカートを導入しているコースは、南富士カントリークラブを含めて2~3コース有るとの事です。9月下旬現在代理店へは様々なゴルフ場より、ミストカートに付いての引き合いが有るとの事です。
南富士カントリークラブの取り組み、時代を先読みして資本投下していく、その姿勢は評価に値します。この姿勢が会員間においても、話題になっております。法的整理時に退会か或いは継続かと迷われ、結果として継続された現会員から(残って良かったよ) 、と声をかけられた時に充実感を感じる、と従業員の方からお話しを伺う事が出来ました。
民事再生とは単に負債削減・整理のみでは無く、如何に新しい体質へと変化させていけるかが正しく勝負であり、切り捨てられた債権者の方々への償いなのでは無いでしょうか。