東松山カントリークラブの書換キャンペーン半年間を振り返り

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 埼玉県の東松山カントリークラブに於ける会員権の名義書換促進キャンペーンは、6月30日をもって半年を過ぎました。キャンペーンの内容は、例えば正会員の場合名義書換料及び特別預託金が、それぞれ半額の100万円と50万円で済む事です。このキャンペーンを通じて2012年1月より6月末までの半年間で、約157人の入会申請があったとの事です。その内の約70%を占めるのが個人正会員の書換で、ざっくりと計算して約110名です。

 キャンペーンを開始した目的の一つが、約2,000名の会員の中、600名ほどにおよぶスリーピング会員を解消し、会員の稼働率を高めたいと言うものでした。この度の結果を見てみれば、半年間で26%ほど改善し、お金に関して言えば約2億円を集金した事になります。キャンペーン開始以前は、10万円前後で推移していた会員権相場も、6月末では90万円を挟んでの攻防ですから、大きく上昇した事が解ります。

 この度の東松山カントリークラブに於ける書換促進キャンペーンは、大成功した好事例と言えます。入会者のコスト負担が軽減された事が最大の理由にせよ、その背景には2010年10月に入会条件を緩和した点を見逃す訳には行きません。1.入会希望者の他クラブ在籍条件を撤廃し 2.正会員2名の推薦条件を撤廃し 3.理事面接を撤廃したこの3点抜きには語れない成功だと言えます。

 当該ゴルフ場サイドではこの度のキャンペーンが成功していると言え、決して楽観視出来ないと考えている様です。