ゴルフ会員権に関する記事が久々に新聞掲載される

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 2012年2月10日(金曜日)日本経済新聞朝刊30面に、ゴルフ会員権に関する記事が久々に掲載されました。(ゴルフ会員権、下げ止まり)なる見出しで、中見出しは「値ごろ感・株価上昇で買われる」というものです。日本経済新聞社が独自のデーターを蒐集しているというよりは、会員権業者への聞き取り調査を元にした記事と言えます。

 記事の中で参考例として、府中カントリークラブと茨城ゴルフ倶楽部の相場が出ております。ともに会員権相場が、上昇したと言う内容です。記事内容とは別に、編集長が独自に調査した相場動向は、下記内容となっております。

 2011年12月中旬以降の段階で、府中CCの売値145万円に対して買い希望はたった1件の100万円でした。2012年2月に入り、急ぎ売りが一巡した様で、適当な売り案件が無く、220万円を最安値とした情報があるのみです。買いの高値は140万円です。

 茨城ゴルフ倶楽部に関しては、2011年10月下旬の時点で、売り570万円、買い480万円、成約実績520万円と言う相場が底値だった様に思えます。2012年2月10日時点で、売り660万円、買い545万円、中心値600万円と言う相場です。

 新聞記事は常に事実の後追いになる訳ですが、会員権相場が緩やかな上昇カーブを描いて欲しいとは、ゴルフ関係者の偽ざる願いでは無いでしょうか。2012年上半期は、安定した相場展開と成りそうです。