(株)赤城ゴルフ倶楽部と(株)高山ゴルフ倶楽部は、2006年5月11日東京地裁へ民事再生法を申請致しました。両ゴルフ場は大洋緑化グループとしての位置づけでしたが、1995年にはグループを離脱し独自路線を歩みだしていました。
資金的には旧あさひ銀行より支援を受けており、事実、銀行の子会社が両ゴルフ場の株式を所有しており、その関係はかなり密接なものといわれておりました。
今回の件は、銀行の所有する債権がサービサーへ売却された事が、直接的な要因と考えられておりますが、大きな背景としては、りそな銀行の国有化が、待った無の状況を作りだしたと言えます。
負債は赤城GCが約145億円、高山GCが約92億円の合計237億円程であると、言われております。 会員権市場では売買が閑散としており、今回の内容を織り込み済みでもあるかの様相でした。再建に当たっては、民族資本であって欲しいものだと思います。