栃木県の永野ゴルフ倶楽部を経営する粟野森林開発(株)は、2006年4月3日に東京地裁へ民事再生法を申請致しました。
同倶楽部は1986年に設立され、三井物産の監修のもと1992年に開業へと至りました。当初、会員数は約900名と少数でしたが、会員権分割などの一連の作業により1,200名前後までになっておりました。
集客不足による減収、会員の預託金問題など、今回の措置へ至る原因は様々ですが、決定的な要因は不動産の担保債権が、サービサーへ流れた事が大きかったようです。負債は預託金110億円を含めて130億円程です。