中峰ゴルフ倶楽部は2005年12月22日、新潟地裁へ民事再生法を申請いたしました。同倶楽部は1987年にゴルフ場開発を目的に設立されました。出資は地元の大手ゼネコンである本間組を中心に、地元の有力企業が補完する形で構成されたのです。
1993年に倶楽部はオープンしたのですが、この間1,500万円から3,000万円にて正会員の会員募集を行い、約700名の会員を集めました。
2000年には預託金の据え置き期間が満了となり300名の会員が退会したのですが、主に償還原資は本間組からの支援によるものでした。この度の法的措置へ至る大きな要素は 1.預託金の償還問題 2.集客減による収益減という二点によるところが大きかったのです。
負債は会員400名の預託金30数億円と、本間組等からの借入金を含めて126億円です。本間組は自らの債権90億円を放棄する予定ですので、会員の預託金を差し引いた負債金額は5億円前後になります。同倶楽部は自主再建では無く、スポンサー型再建を目指しております。