< 解散式に集まった関係者の方々 >

ゴルフスタジアム事件が勃発したのは2017年3月ですので、振り返れば今年2026年で足掛け9年になります。裁判は何気ない日常の風景を背景に、日々淡々と行われて行きますが、此れを維持して行く為には、資金と気力そして思考力が何よりも求められます。
事件被害者達が当初求めたのは、本意で取り組んだとは言えないローンやリースに対する無効を求める戦いでしたが、社会への資金供給という役割を担っている、ある意味インフラとも言える機関への戦いは、集団とは言え怒りの延長でその厚い壁を打ち砕く事は出来ませんでした。東京地裁や高裁でのクレジットやリース会社への戦いは、一部良心的な判断を引き出すも、基本的には敗北の連続でした。
しかしながらその後、破産してしまった旧・ゴルフスタジアム社に於いて、事件の中心的役割を担った人物達への損害賠償請求裁判では、ほぼ全勝とも言える判決を勝ち取っています。これは裁判所が旧・ゴルフスタジアム社の商法そのものを否定したに等しく、悪徳商法と断罪したと言っても過言では有りませんでした。
この損害賠償請求訴訟の延長線上に旧・ゴルフスタジアム社代表者H氏への破産宣告があり、その終着点は2026年4月16日の水戸地裁土浦支部に於ける審尋でした。この審尋をもって長きに渡ったゴルフスタジアム裁判について、約600名の被害者達は全体での戦いに終止符を打つ事を決めたのです。
この事を内外へ明らかにする為に「ゴルフスタジアム被害者を守る会」は、2026年4月24日(金)東京の私学会館・アルカディア市ヶ谷にて、被害者や弁護にあたった弁護士たち総勢31名が参集し解散式を行いました。
此れほど長きに渡った集団訴訟事件は、ゴルフ史上あったのでしょうか。そして我々に何を残したのでしょうか。総括無くして前進も又無いものと思われます。
なお関連する直前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
ゴルフスタジアム事件は最終章へ