2017年9月24日(日)のツアー選手権終了をもって、PGA TOUR 2016~2017シーズンが終了しました。参戦している松山英樹選手は同ツアーのレギュラーシーズンで、FedEx Cup ポイント2,869ポイントを獲得し1位となりました。しかしながら年間王者を決めるプレーオフシリーズ4戦に於ける同選手の戦績は下位で低迷し、現地では優勝争いの下馬評にも上がらなくなってしまいました。
プレーオフシリーズ4試合 | 結果 | 出場選手 |
THE NORTHERN TRUST | CUT | 120名 |
Dell Technologies | 23位T | 96名 |
BMW Championship | 47位T | 70名 |
TOUR Championship | 26位T | 30名 |
その様なもがき苦しむ同選手ですが、この不振にはギアの問題も大きく影響している様です。プレーオフシリーズ第3戦のBMW選手権直前には、同選手が愛用しているキャロウェイのドライバーヘッドにひびが入り、使い物に成らないアクシデントが発生したのです。すぐにスペアヘッドへ切り替えたのですが、この時シャフトも又グラファイトデザイン社製のものから、USTマミヤの『ATTAS CoooL』へ差し替えられました。
BMW選手権の初日から2日目まで『ATTAS CoooL』を使い続けたのですが、スコアは初日2バーディ3ボギーのトータル1オーバー、2日目は5バーディ2ボギーのトータル3アンダーとして結果はまずまずだった様で、同選手は<タイミングが取り易い>、<曲がり幅が少ない>と言う感触を持ったとの事です。
このシャフトは市販のものでは無く特注の様ですが、USTマミヤの広報によれば、重量は80グラム台後半で先中調子との事です。2017~2018シーズンは2017年10月5日からの、Safeway Openが開幕戦となります。来シーズン同選手のドライバーにはどのメーカーのシャフトが、セッティングされているのでしょうか。
尚、ゴルフ用品の総合問屋である株式会社渡辺製作所によれば、7月に出荷本数トップのSpeeder Evolution IIIを8月には『ATTAS CoooL』が抜いてトップになったとの事です。