NSAJは2月1日に民事再生法の適用を申請

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 2月1日(株)エヌ・エス・エイ・ジェイニュー・セントアンドリュースGC・ジャパンは、宇都宮地裁へ民事再生法を申請致しました。負債は会員の預託金45億5,000万円を含めて、68億2,600万円程となっております。

  • 再建案の骨子
  • 会員のプレー権確保と従業員の雇用確保。
  • 担保権者へは5億円を目処の弁済。
  • 弁済資金は会員の協力金1人30万円を基に捻出。

 会員への配当は無く、また協力金を支払った会員は、譲渡可能な地位を得て、支払わなかった会員は、一代限りの譲渡不可の立場となる計画です。会社側は昨年より、法的処理は不可避との意見書を会員へ提示しておりました。今回の申請の背景には、取引先の金融機関から債権が譲渡された事が根本的な原因となりました。

 今後また同倶楽部は、自主再建の道を歩む訳ですが、スポンサー無しの道のりが、如何に険しいものかは自明であり、ご検討を祈りたいものです。