栃木県のあさひヶ丘カントリークラブは、本年2月に民事再生法を申請したのですが、この程会員へスポンサー型の再生計画案が配布されました。
スポンサーに内定しているのは、アマンテス・ゴルフ・アンド・リゾーツ投資事業有限責任組合です。この組合に出資しているのは、三井不動産(株)、(株)シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ、リゾートソリューション(株)、(株)エスアイエイトレジャーの4社です。
この計画案によりますと、退会会員へは1.5%の配当となり、また継続会員へは1.4%を新預託金とする事の内容です。 再生債権会員数は2477名で、債権総額108億円中約90億円を占めております。
同ゴルフ場の法的申請の引き金となったのは、同社の親会社に当たる(株)アサヒコーポレーションの問題だった様です。親会社においては1998年に倒産したのですが、その処理にあたり同ゴルフ場がネックになっていたようです。ゴルフ場を法的処理をしなければ、親会社の処理も進まなかったとの事です。