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エージシュート326回達成_和泉 覚 氏 を訪ねて

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Mr.izumi_tact-top.jpg2015年5月初旬、エージシュートを326回達成されている和泉覚氏を訪ねて、様々なお話を伺って参りました。
南部富士株式会社の社長である森澤良久様のご配慮により、 南部富士カントリークラブ・レストランにてインタビューさせて頂きました。
82歳にして今なお熱き心をお持ちの和泉氏です。

【 ご経歴 】

  • 1933年01月 生まれ
  • 1985年08月 52歳にして初めてゴルフの練習開始
  • 1985年09月 松島チサンカントリークラブに於いて初ラウンド_スコア138
  • 1993年03月 国家公務員 退職(60歳)
  • 2003年05月 盛岡CCに於いて初エージシュート達成(70歳にしてスコア70)

【 エージシュート達成の足跡 】

  • 70歳_02回 ( 平均ストローク 70.00 )
  • 71歳_02回 ( 平均ストローク 69.50 )
  • 72歳_06回 ( 平均ストローク 71.16 )
  • 73歳_13回 ( 平均ストローク 72.15 )
  • 74歳_16回 ( 平均ストローク 72.37 )
  • 75歳_17回 ( 平均ストローク 73.52 )
  • 76歳_28回 ( 平均ストローク 74.14 )
  • 77歳_46回 ( 平均ストローク 74.58 )
  • 78歳_58回 ( 平均ストローク 75.84 )
  • 79歳_45回 ( 平均ストローク 75.95 )
  • 80歳_31回 ( 平均ストローク 77.96 )
  • 81歳_62回 ( 平均ストローク 77.74 )
  • 82歳_2015年中、400回達成を目標に記録更新中。

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【 戦績記録 】

  • 南部富士カントリークラブシニア選手権  優勝2回 / 準優勝1回
    Mシニア選手権_優勝5回
    Gシニア選手権_優勝5回 / 準優勝3回
  • 盛岡カントリークラブシニア選手権  優勝1回 / 準優勝1回
    Mシニア選手権_優勝5回 / 準優勝2回
    Gシニア選手権_優勝3回
  • 盛岡ハイランドカントリークラブ
    Gシニア選手権_優勝4回 / 準優勝2回
  • 岩手県アマチュアゴルフトーナメント
    シニアカップ  優勝5回 / 準優勝2回
    Gシニアカップ_優勝2回 / 準優勝1回

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  • 岩手県シニアゴルフ選手権競技
    1995年 宮古カントリークラブ_4位
    1997年 岩手ゴルフ倶楽部_準優勝
  • 岩手県ミッドシニアゴルフ選手権競技
    1998年 盛岡カントリークラブ_優勝
    1999年 一関カントリークラブ_5位
    2000年 八幡平カントリークラブ_優勝
    2001年 安比高原ゴルフクラブ_7位
    2002年 盛岡ハイランドカントリークラブ_優勝
    2003年 岩手ゴルフ倶楽部_準優勝
  • 岩手県グランドシニアゴルフ選手権競技
    2004年 盛岡カントリークラブ_準優勝
    2005年 盛岡ハイランドカントリークラブ_優勝
    2006年 南岩手カントリークラブ_優勝
    2007年 盛岡南ゴルフ倶楽部_優勝
  • 東北シニアゴルフ選手権競技
    1995年 青森ロイヤルゴルフクラブ_40位
    1996年 仙台カントリー倶楽部_20位
  • 東北ミッドシニアゴルフ選手権競技
    1998年 秋田太平山カントリークラブ_優勝
    1999年 泉国際ゴルフ倶楽部_3位
    2000年 岩代・小浜城ゴルフ倶楽部_3位
    2002年 山形ゴルフ倶楽部_11位
  • 東北グランドシニアゴルフ選手権競技
    2003年 小名浜カントリー倶楽部_優勝
    2004年 びわの平ゴルフ倶楽部_2位
    2005年 富谷カントリークラブ_2位
    2007年 矢吹ゴルフ倶楽部_3位
  • 日本ミッドシニアゴルフ選手権競技
    1998年 岐阜関カントリー倶楽部_23位
    1999年 宮崎カントリークラブ_26位
    2000年 利府ゴルフ倶楽部_23位
  • 日本グランドシニアゴルフ選手権競技
    2004年 名古屋ゴルフ倶楽部_10位
    2005年 伊都ゴルフ倶楽部_準優勝
    2006年 エリエールゴルフクラブ松山_31位
    2007年 小金井カントリー倶楽部_29位

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編集長_ゴルフをお始めに成ったのは、52歳と遅かったんですね。
和泉氏
そうです。52歳の夏から始めました。ゴルフと出会う前までは、スキーを一生懸命やっていて、資格を取ろうと思っていました。スキーとゴルフは、春と秋に重なる時期が有りますから、なかなか目がいかなかったと言うのも有りましたね。

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編集長_ゴルフとの出会いは?
和泉氏
職場ではゴルフをやっている方が、多かったんです。話題がゴルフとなると、自慢話をする方も多かったですね。ショットの話やスコアの話です。ある時、職場のコンペが有りまして、そこへ(写真を撮ってあげます)と言う事で、自主的に参加したんです。

自分の心の何処かに、少し興味が有ったのかも、知れませんね。実際にプレーが始まると、皆さんの自慢話とは裏腹に、チョロする方もいて、散々なゴルフを見せられました。

編集長_ゴルフに初めてふれられたのは?
和泉氏
2回目にカメラマンとして参加した職場のコンペでした。参加者のお一人が急遽、緊急の用事が出来、ハーフで上がられたんです。空きが出来たと言うのも有りますが、その時ビデオを撮りながらですが、少し打たせてもらったんです。

そうしたら、当ったんです。当たるじゃないか! と思いましたね。チョロしたり空振りしたりと、不思議なスポーツだと思いながらも、それが始めるキッカケに成りました。

編集長_それから本格的に取り組むように成ったんですね。
和泉氏
そうです。その年にクラブを全て取り揃えたのですが、当時ドライバーはパーシモンでしたね。スコア的には一年で職場の同僚に、追いつく事が出来ました。

編集長_間もなく阿武隈ゴルフ場の会員に成られたのですか。
和泉氏
当時はゴルフ場が混雑していて、予約を取る事自体が大変でした。やっとの思いでスタートが取れたとしても、一人でもキャンセルしようものなら、キャンセル料を取られた時代でしたね。

それで阿武隈ゴルフ場というパブリックの、年次会員に成りました。ハンデキャップももらえたのですが当初は24でした。それから20までに成りました。

編集長_その後、南部富士カントリークラブに入会されたんですね。
和泉氏
現在は3コースの会員に成っていますが、南部富士CCへは1991年の職員時代に入会しました。 私にとって最初に会員と成ったクラブです。 当時の会員権価格は高かったですね。確か200万円程した様に記憶しています。
南部富士カントリークラブは気に入っているコースの一つです。これよりも厳しいコースは、他に無いと思っています。ですから他コースへ行くと易しく思えるんですね。

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編集長_シングルプレーヤーに成られたのはいつからですか?
和泉氏
シングルに成ったのは60歳_1993年の時です。年間60ラウンドして、平均スコアが82.71と言う内容で、ハンディキャップ9を頂きました。

編集長_定年退職後から、メキメキと上達されたとか。
和泉氏
60歳で定年退職と成り、職場の同僚は第二の人生として、新たな職場へ就く方もおられました。しかし私は、その選択をせずに、退職後はゴルフとスキーで1年間を過ごすと、決めておりました。

4ヶ月がスキーで8ヶ月がゴルフと言うパターンです。 その年からスコアがどんどん良く成って行きましたね。

編集長_ゴルフを始めて定年まで8年間有るのですが、どの様なゴルフでしたか?
和泉氏
ゴルフを始めて2年位は、ブーメランと言われました。 極端なスライスです。 OBゾーンからフェアウエーへ戻って来るボールでした。

茨城での教官時代
仙台から茨城へ転勤した頃です。 確か55歳か56歳だったと思います。レッスンプロから指導を受けたのですが、私の打ち方を見て、スイングは気にしないで、お年だから無理はしない方が良いです」と言われたのです。それ以外にプロからは、特別なご指導を頂いた記憶は無いですね。

茨城時代は学校の教官だった事も有り、比較的時間のやりくりがつきました。 官舎の脇にネットを張って、昼休みなど空き時間をみつけては、練習していました。

パブリックの試合へ出場
茨城へ転勤したその頃、パブリックの試合に出てみました。シングルプレーヤーの方とご一緒させて頂きました。私はその方に私の練習方法などを、一生懸命に話したと思います。 しかしながら反応は良く無く、それどころか若干、嘲笑された様に受け取れたのです。

その時、確かに私の気分は良く有りませんでしたが、後で良く考えた時、あなたの練習方法は間違っていますよ。と言う事を、私に伝えたかったのでは無いかと、理解したのです。今振り返ると自慢話をした事が、大変に恥ずかしく思います。

それを契機に私は、かなり変わったと思います。 その位の出来事でしたね。パブリック競技へ出た経験から、ベースに成るスイングを変えようとして、相当スコアは悪く成ったのですが、レッスンプロなどからは、その内に良く成りますよと言われていました。

師匠は杉原輝雄プロ
当時は良くテレビで、ゴルフのレッスン番組が放映されていました。 録画しては常に見ていました。中でも杉原輝雄プロの番組は欠かさずに見ましたし、自分なりにそのレッスンを取り入れて練習しました。

特に杉原プロのパッティングは良く勉強しましたし、五角形にかまえるアドレスは参考に成りました。ギアも杉原プロが使用していたマレット型パター、いわゆるカマボコ型のパターを使用していましたね。 同じものではないでしょうけど。

時々仲間からは、杉原プロに似ている、と言われる事も有りました。パッティングで言えば、女子の大迫たつ子プロが説いていた握り方なども、大変参考に成りました。お二人に共通するパッティングの真髄を、私が感じ取っていたのかもしれませんね。

編集長_南部富士CCのクラブ対抗選手に選ばれたのは何時からですか?
和泉氏
61歳の時にハンディキャップが5に成りました。 その時にクラブ対抗の選手に選ばれました。南部富士CCは東北のクラブ対抗で優勝5回の実績が有るのですが、その様な実績をつくりあげてきた選手の方々は、当然レベルの高い方々ばかりです。

選手に選ばれたとは言え、向上心を持って、常に上を見ていたと思います。モチベーションが下がる事は無かったですね。

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編集長_クラブ対抗戦が、一番緊張されるとか?
和泉氏
通常の試合では極端に緊張する事は有りませんが、 クラブ対抗戦は緊張します。団体戦は緊張しますね。スタートホールから3から4ホールはクラブ関係者が見ていますので、早く見えない所へ行きたい衝動に駆られます。

南部富士カントリークラブは県大会でも、東北大会でも優勝しており、私もその一員でしたが、ボールが見えない位、頭の中が真白く成って仕舞って、空振りするのではないかと緊張してスタートして行った事も有りました。

80が目安なんです。 80を切らないとダメなんですよ。 そこが厳しい。監督さんにも、ゴルフ場社長の森澤さんからも、そこを指摘されるんですが。とにかく自分との闘いですね。選手はほとんどの方が、団体戦は緊張する、と言われてますね。

編集長_一番思い出に残る試合は何ですか?
和泉氏
やはり一番の思い出は、2005年度(第12回 )日本グランドシニアゴルフ選手権競技です。優勝した山本さんに一打及びませんでしたが、二日間競技を通じてスコア70は、べストグロスとエージシュートを達成し、生涯出来の良かった最高の試合でした。

ですから名刺などには、この時の写真を使わせて頂いております。

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編集長_70歳にしてスコア70でまわると言うエージシュートを達成されましたね。
和泉氏
はい。 盛岡カントリークラブでした。2003年5月29日でしたが、OUT33、IN37のグロス70でした。二度目が同じく2003年9月に小名浜CCで開催された、東北グランドシニアの大会でした。 この競技はシニアとグランドシニア共同のティーングランドを使用したのですが、合わせても二位の成績でした。

編集長_昨年迄で326回達成と言う事ですが、今年に入ってからは如何ですか?
和泉氏
今年に入って昨日、5月3日迄に12ラウンドして、11回達成しております。ですから合計337回に成ります。73が2回有りますが、85が1回出てしまいました。

編集長_エージシュートに関する当面の目標を教えて下さい。
和泉氏
やはり当面の目標は500回です。今年中に400回を達成したいと考えておりますが、何と言ってもラウンド数が問題になるんですね。降雪の関係も有りますが、今年90ラウンド出来れば、来年500回の可能性は有ると思っています。

あくまでも健康であるとか、技術で有るとか、現在の状況に大きな変化が無い事を、前提にしていますが。

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編集長_エージシュートに関するお考えをお聞かせ下さい。
和泉氏
エージシュートと言うのは、何と言っても年齢、加齢との闘いだと思うんです。年齢60歳にして、スコアが60、或いは59でラウンド出来るかと言うと、これは無理ですね。やはり可能性が出て来るのは、一般的に70歳過ぎからではないでしょうか。

しかし70歳過ぎと成れば、体力や気力の衰えが、一般的には目立ってきますし、ましてゴルフの高い技術を維持して行く事が、大変だと思いますよ。加齢に対して技術の衰えが無い事、これが数多くエージシュートを達成して行ける要因だと思います。

技術の衰えが無ければ、毎年一つ一つハンデをもらっている様なものですから、回数も当然増えますよ。

編集長_エージシュートの話題が、最近多くなって来た様に思いますが。
和泉氏
健康寿命が長く成って来たのが、背景にあるんだと思います。平均寿命が70歳の社会では、当然これは考えられませんでしたよね。

編集長_エージシューターの方のニュースも多く成りました。
和泉氏
エージシューターと言う方は、全国で探せばかなりの数のプレーヤーが居るんだと思いますよ。岩手県の仲間には、全国など多くの大会を制覇した方が、沢山居られます。
その様な方々は、当然何回もエージシュートを達成している事と思います。 その様な方々とお話していると、何回ぐらいやりました、何回ぐらいでしょうと漠然とした回数のみで、正確な記録が無いんです。

私の場合エージシュートの都度、大会名を記したスコアカードを自分自身で記録・整理している関係から、回数が確認出来るんですね。

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編集長_記録達成には、ご家族の支えが、大きいのではないですか?
和泉氏
そうなんです。妻には常に感謝の気持ちを持っています。妻が私のゴルフやスキー等の、スポーツで消費する体力面を考えた食事を、日々作ってくれています。この食事が無く成ったらどうなるのだろう? と不安な気持ちに成る事も有ります。

私には更にもう一つ、仲間から羨ましがられている事が有るんです。 それはですね、妻が気持ち良く送り出してくれる事なんです。仲間から良く聞く話は、今日もゴルフですか!とご家族から嫌味を言われる、と言うんです。 そしてこれが何よりも辛いと。

私の場合、妻は結果を求めませんし、今日一日楽しんで来て、と送り出してくれます。ですから自発的に私から、今日はお土産有る、無し、と帰り際にメールしています。

編集長_失礼なお話で申し訳御座いませんが、全国大会出場となると出費もかさみませんか?
和泉氏
地元の大会はともかくも、地方で開催される大会などに出場するには、やはり費用が気に成ります。出費に関して多少の個人差は有るんでしょうが、20万円から30万円はかかりますよね。

地方で開催される大会へ出場する予選会の初日で、上位に入ってしまうと出費が気になります。1日目が終わって成績が良かったので、勝っても良いか)とTELした事が有ります。(せっかくだから頑張れと言われて気合いが入りましたね。 全日本出場は総てです。

ミッドシニアの大会などで、東北大会から全国大会へ出場出来るのは、5人から6人です。選出されて全国大会をキャンセルしようものなら、翌年から出場枠へ影響が出るのでは無いかと、考えてしまいます。遠征費用の事で仲間、東北の選手達に迷惑をかけたく無いですね。

編集長_奥様の支え無しに記録達成無しと言う事が解かりましたが、健康管理はどうですか?
和泉氏
健康管理と言っても、特別な事はしておりません。私は生まれつき体が、丈夫なのだと思います。 この点は大変親に、感謝しています。例えば私は18歳から身長が、変わりません。良く加齢と共に背が低くなると言うお話を伺うんですが、私の場合は全く影響無かったですね。

背骨の軟骨が、擦り減らないんだと思います。又、良く腰が痛いと言う話が、話題になるんですが、私の場合全く腰は痛く成らないんです。家族の病気や自分の病気は、ラウンド数に影響しますし、結果記録にも響いてきます。

私はかつて大病と怪我で、二度ほど入院を余儀無くされた事から、それは良く理解出来ます。現在は健康でゴルフに取り組めている事が、エージシュート記録更新となっています。私は毎年年賀状にゴルフとスキーの写真を入れて出しているんですが、同年代では体調を崩している方が多い中で、自分だけ元気で良いものか? と自問自答する事も有りますね。

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編集長_ここ4?5年東北大会への参加を、見合わせているとの事ですが?
和泉氏
お腹の調子が良くないのです。若い時、20歳頃だと思いますが、痔の手術をしているんです。 専門医曰くその影響も有るのかもしれません。朝のトイレの不安定さから、遠い大会への出場は躊躇してしまいますね。

県代表大会の場合、宿泊施設を主催者側から指定されます。 そこから朝、指定されたバスに1時間ほど揺られて会場入りすると言う事だと、自分の都合でバスを途中で止めてもらう事が、出来ませんからね。

名古屋で開催された全国大会の時は、岩手県から自分の車を運転(仙台から名古屋港フェリー)して行きましたが、その方がリラックス出来ました。

最近ある医師から処方された整腸剤を服用しておりますが、これが大変良い方向へ来ており、助かっています。しかし現在は、遠くで開催される大会への参加は、様子を見ている状態ですね。 ただ東北管内など車で行ける大会へは、参加する様にしています。

編集長_今年も既にエージシュートを11回達成されていますが、普段の練習を教えて下さい。
和泉氏
家の庭には、距離15メートルぐらいですが、練習場を造って有ります。ゴルフへ出かける時は、家の練習場で体調を確認する為に、30球ぐらい打ちますね。ゴルフシーズン始めには、朝、昼、夕方に200球ぐらいづつ、打ち込みをやっています。

ドライバーも勿論打てますが、良くアプローチを練習しています。アプローチがしっくりと行かない時は、夜中でも寝つけずに、確認の為に練習しています。町の練習場へは、ここ10年から15年ほど、通った事が無いですね。

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編集長_今年からスイングを改造していると、伺ったんですが。
和泉氏
2014年9月頃に岩手大学の八木一正教授が、私や仲間のスイング写真を撮ってくださったんです。その写真などを見ながら、仲間内で研究していたのですが、私のスイングに関しては、少し突っ込み気味になっているんです。

これではいずれ又ブーメランに成ると考えていて、飛ばなくても良いから、右肩が突っ込まないスイングへ修正したいと思っているんです。思い切ったスイングが出来ない不安も有りますが、良い方向へ改造出来ている様に思います。

私の改造に対して2、3日前も仲間から、あれっ、何処か違うな!と言われたんです。嬉しかったですね。

編集長_八木教授からは、どの様に言われているのですか。
和泉氏
兎に角記録を残して下さい、と言われています。ですから様々な大会へは、カメラとパソコンを持参しています。練習ラウンドでは、カメラで18ホールを撮影しており、常にパソコンへデータ入力しているのですが、これはコース攻略を考えるのに役立っていますね。

編集長_道具_ギアには凝る方ですか。
和泉氏
クラブは様々なものを使って来ましたが、ことドライバーは打感重視で選んでいます。全てのクラブに共通するこだわりは、グリップです。 このグリップが若干ウィークに入っていないとダメなんです。

特にアプローチで使用する頻度の高いクラブ番手は、絶対的にウィークでないとダメですね。交換用のグリップは常に買い置きして古くなったものを自分で交換しています。時には知り合いの方のも、交換してあげていますよ。

編集長_3度目のホールインワンを狙っているとか?
和泉氏
ゴルフを始めた頃に1回と、しばらくしてからの2回目と合計2回、ホールインワンを達成しております。当時保険には入っていませんでしたが、現在は入っていますので安心です。今は3回目のホールインワンを期待してチャレンジ、狙っています。

編集長
和泉さんは60歳から79歳までの20年間で、1,605ラウンドしております。そしてその年間平均ラウンド数は80.25ラウンド。
合計ストロークは126,170、平均ストロークは78.61でした。鉄人的記録です。

先程お話にも出ましたが、当面の目標はエージシュート500回ですね。

和泉氏_そうですね。 来年にはエージシュート500回を、達成したいと思います。
編集長_本日はお忙しい中、長時間に渡り、誠にありがとう御座いました。

Mr.izumi_tact-1.jpg連絡先
南部富士カントリークラブ
〒028‐7111
岩手県八幡平市大更47‐34‐2

TEL 0195-76-3151 / FAX 0195-76-3617


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