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ゴルフ、この一冊

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わがシングルへの道

☆ 著   者  大橋 巨泉
☆ 発 行 者  野間 佐和子
☆ 発 行 所  株式会社 講談社
           〒112-01
            東京都文京区音羽2-12-21
☆ 連 絡 先  03−5395−3510 (出版部) / 03−5395−3626 (販売部)
☆ 初版発行  1993年2月15日  (税別 定価 505円)

☆ 著者略歴  1934年 東京生まれ。
               早稲田大学政経学部新聞学科中退。

               ジャズ評論家、放送作家を経て`65年「11PM」でタレント生活に入り、「野球は
               巨人、司会は巨泉」のキャッチフレーズで売り出す。

               その後、「お笑い頭の体操」 「巨泉・前武ゲバゲバ90分!」 「巨泉のワールド
               スターゴルフ」 「巨泉のこんなモノいらない!?」 と常に高視聴率番組を送り
               出す。

               この間マージャン・競馬・釣り・ゴルフブームの火付役となり、働きバチの日本
               人に"遊び"を急接近させた。

               特にゴルフは"狂"のつく程熱中。

               "90年日本アマシニア出場をめざしセミリタイアを宣言、「世界まるごとHOWマ
               ッチ」 「クイズダービー」 などの人気番組を降板。

               競馬予想、評論にも終止符を打ち、以後は 「ギミア・ぶれいく」 一本の出演と
               する。現在は 「巨泉の使えない英語」 のみ。

               一方、`77年に日本初のPGA公認の個人名を冠したプロアマトーナメントを開
               催、`93年で16回を数える。

               住居も伊東からゴルフ場の多い千葉に移し、夏はカナダ、冬はオーストラリア
               でゴルフ三昧の生活に入り、内外のプロと交遊もますます拡大。

               現在のハンデはJGA7、真名CC7。

               著書に
               『 巨泉の蹄言 』
               『 巨泉の重賞競走予想全書 』
               『 巨泉の使える英語 』
               『 競馬解体新書 』 (上下)
               『 巨泉の飛車落定跡』
               『 巨泉の真言勝負 』
               『 ボクは鍋奉行 』
               『 巨泉 競馬界を斬る 』 (パート?、パート?)

               訳書に
               『 ゴルフ狂に捧げる本 』
               『 ゴルフが嫌いになる本 』 等がある。




「   晴れていて、仕事がない昼間の時間は、ほとんどすべてゴルフに注ぎこんでいるのが現在のぼくの生活で
  ある。
    ゴルフはそれほど面白い。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。
     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
            この本は、もちろんレッスン書ではない。ぼくの半生のゴルフに関係ある一部分を切りとってみたドキュメン
          トである。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。

            ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・   」

           ━ ( はじめに ) より抜粋 ━




■ 本書に関して

 本書は1977年11月に(株)講談社より ( わがシングルへの道 ) と題し、単行本として出版
されたものに、著者の1978年から92年までのその後15年間を加筆して、同名のタイトルで新
たに文庫版として出版された。

 著者はボーリング、マージャン、競馬、釣り、ゴルフ、将棋、ジャズなどに精通しているばか
りか、達人でもある。この世間一般の方にとっては遊びの範疇の事柄が、著者にとっては仕
事の一部に成っている。
 その非凡な才能は、何とも羨ましい限りだ。

 著者は27、28歳頃ゴルフに魅かれ、シングルを目指して奮闘、大奮闘している。1962年頃
より始めた著者のゴルフであるが、1978年から1982年までが黄金期であったと総括している。
 そして遂には1990年に仕事をセミリタイアして、ゴルフ道に邁進する事に成る。1988年から
1992年がゴルフ人生の総仕上げ期だとして。

 本書は著者のゴルフ奮闘記である。
 ゴルフを真剣に取り組んだ者で有れば、一人一人が語り尽くせぬ程のエピソードを、皆有し
ている。しかしその努力が実を結ぶか否かは、何人とも解かり得ないものだ。
 著者は自らの名前を冠にしたトーナメントを、長年に渡り開催した。 又、様々な倶楽部で、
ゴルファー垂涎とも言える数多くのタイトルを獲得している。著者のゴルフに対する思い、そ
の思いが如実に結実している。

 本書を読んでいて、つくづく著者は幸せ者だ、と感じてしまう。

 ゴルフをこよなく愛した著者の奮闘記、読んでいて楽しい一冊だ。

× × × × × × × × × × × × ×× × × × × × × × × × ×

尚、本書は品切れにて重版未定との事。(2015年4月)

訃報
2016年7月12日午後9時29分急性呼吸不全の為、著者82歳にて死去_合掌


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