日本のゴルフは世界の不常識
☆ 著 者 安井 信之☆ 協 力 安井 まみ子 ☆ 発 行 人 前田 健 ☆ 発 行 所 日本文化出版株式会社 〒169-8915 東京都新宿区高田馬場4−30−20☆ 連 絡 先 03−3365−7373 (販売) / 03-3365-7371 (編集) ☆ 初版発行 2000年10月1日 (税別 定価 1,500円)☆ 著者略歴 1938年 愛知県生まれ。 1960年 慶応義塾大学法学部卒業。次いでロンドン大学L・S・Eに留学 1962年 ブラザー工業株式会社入社。 その後、ブラザー販売株式会社を経て、現在、ブラザー精密工業株式会社監査役☆ 現 在 財団法人日本ゴルフ協会理事、競技副委員長 中部ゴルフ連盟専務理事、競技委員長 名古屋ゴルフ倶楽部常務理事 愛知県バレーボール協会会長
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ しかしこの10年間、日本経済を取り巻く環境は極めて厳しく、株式指数、土地価格にほぼ比例して、ゴルフ 業界も同様に厳しい。 バブル全盛期と時を同じくして迎えたゴルフ場建設ラッシュは終焉したが、それに伴って始まる新設ゴルフ 場の預託金問題はゴルフ界にとって頭の痛いことである。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ こういった現状も手伝って、商業主義が強すぎることから、 日本のゴルフはおかしくなったのではないかと いう批判が出ている。 「ゴルフは英国で発明され、米国で発展し、日本で堕落した」 という声まである。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」 ━ ( 序にかえて ) より抜粋 ━
■ 本書に関して
本書のタイトルは独特だ。 (日本のゴルフは世界の不常識) 非常識なる言葉はあっても、不常識なる用語が有っただろうか、と一瞬躊躇してしまった。自らの学力不足からくる違和感なのか? 否、違う。 日本では一般的に行われているゴルフの常識も、世界の常識と比較した場合、かなり異なっている。 ゴルフが輸入されて以降、日本が有している気候や地形、或いは経済情勢などを考慮し、日本のゴルフは日本流に消化し昇華してきた部分がある。 しかし今その見直し無しに、日本ゴルフ界の将来は無いのではないか? 本書で著者は、日本ゴルフ界の不常識をあぶり出し、様々な提言を行っている。 それは当然ながら、本書の目的だからである。 例えば提言その1 日本独特の2ウエイ方式や、 ゴルフ場に都合の良い間違ったローカルルールの採用など、 世界の不常識を是正する事。 例えば提言その2 画一的なゴルフコースと運営では無く、ゴルファーの様々な層を吸収出来る様な、内容の異 なったレベルのゴルフ場が必要。 例えば提言その3 真のティーチング・プロの育成 例えば提言その4 ルールに関する指導者の育成 例えば提言その5 真のキャディーの役目 本書には貴重な資料である文献名が多数出て来る。あれも、これも読んでみたい、と言う衝動に駆られてしまう。 内容の濃い一冊である。× × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×尚、本書は品切れに付き重版未定との事。(2015年4月)☆ 日本文化出版株式会社 〒169-8915 東京都新宿区高田馬場4-30-20 TEL 03-3365-7371
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