第76回全米女子オープン日本人対決を笹生優花が制す

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2021年6月3日~6日迄の4日間、米国カリフォルニア州のオリンピッククラブ レイクコース(6457ヤード_パー71)で開催された第76回全米女子オープンゴルフ選手権は、畑岡奈紗選手とのプレーオフを制した笹生優花選手に軍配が上がりました。

 メジャートーナメントで日本人同士が優勝を争うと言う、此れ迄見た事の無い夢の様な試合が、日本時間で言えば6月7日(月)の朝8時30分頃繰り広げられました。優勝争いへ日本人選手が加わるだけで、話題沸騰するのが此れまでの歴史だった点を振り返れば、新たな地平が切り開かれつつある予感がします。

 この背景には実力者と言われる選手や希望を持った選手達が、言葉や文化も異なる異国の地で定住し、適応能力を発揮し粘り強く戦って来た事、更にはITの進化から世界がより身近に成った点などを、指摘出来るのではないかと思われます。世界のゴルフマーケットの中で様々なものが平準化し、萎縮する日本人が少なくなったとも言えます。

 ところで当該トーナメントに於ける笹生選手の国籍表記はフィリピンでしたが、実際の彼女は日本人の父親とフィリピン人の母親を持つ関係から、現時点で二重国籍を有しています。日本人で有りフィリピン人でもあります。日本の国籍法は6月に20歳を迎える笹生選手へ、22歳までの二者択一を求めていますが、笹生選手が両国のスターである事に疑う余地は有りません。

 4月に松山英樹選手がマスターズに勝利し興奮冷めやらない中、またもや日本人選手がメジャートーナメントに優勝したのです。1991年に岡本綾子選手がメグ マローン選手との一騎討に敗れ、全米女子プロを取り逃した悲劇は、過去の逸話に成りつつあります。

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