ゴルフスタジアム社の破産手続き終了へ

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           < 被害者を前に今後の活動方針を語る今成弁護士

 2019年3月26日東京家簡地裁に於いて、破産者・株式会社ゴルフスタジアム(以下GS)の債権者集会が開催されました。今回が5回目と成りますが、これをもって破産管財人島田敏雄弁護士は、本手続きを終了させるとしたのです。同破産管財人によれば実質的な換価業務などは、前回開催された2018年11月27日時点で、ほぼ完了していたとの事です。

 同日同破産管財人より配布された資料によれば、負債合計額は5,248,128,517円であるのに対し、資産合計額は51,182,049円です。この事から不足額5,196,946,468円が明らかとなり、債権者への配当はほとんど見込めない状況と言えます。

 この資料の中で財産と言える特質すべきものは、大崎のゴルフスクールと木更津カントリー倶楽部の会員権3口を所有していた事です。ゴルフスクールは株式会社バリューゴルフへ事業譲渡し、会員権は流通しているものですので市場で売却したのだと思われます。

 ではリース・クレジット会社が今回の被害者1,000人ほどと結んだ契約により、GS社へ立て替え払いをしたお金は何処に消えてしまったのでしょうか。同破産管財人によれば、「否認対象となる行為は認めるに至らなかった」と言う事ですから、そのお金は正当な支払いへ当てられたのだと思われます。

 例えばそのお金が従業員の給料などに充当されていたのであれば、GS社は従業員に詐欺的行為をさせ、そしてその行為に対し給料を支払っていた事になります。これがまともな仕事と言えない事は、何人も疑う余地は有りません。

今成弁護士20190326.jpg 西村弁護団長20190326.jpg 横田代表20190326.jpg
     今成弁護士         西村弁護団長          横田代表

 最後の債権者集会へは全国から被害者約120名が結集し、「堀許すべからず」との気概がみなぎり、熱いものとなったのですが、GS社代表堀氏のうそぶいた態度は、被害者の怒りを増幅させる以外の何物でもありませんでした。

 ところで今後の活動方針に付いて、西村弁護団長は「90%押し切られていた事案を40~50%押し返した状況」と分析し、団結力と情報拡散力こそが大切としたのです。また今成弁護士は、膨大な資料を読み込む中で重要と言えるものを把握出来つつあるとし、自信を覗かせました。

 GS社の破産手続きが最終局面を迎え、今後は被害者の「債務不存在確認請求」へと、山場が動いて行く事になります。

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