ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 静岡カントリーグループの島田ゴルフコース、浜岡コース、袋井コースの3コースは、2020年10月より会員の年会費を値上げしました。その概要は下記の通りです。

コース  改定前(税込)  改定後(税込)
島田ゴルフコース   33,000円   55,000円
浜岡コース   33,000円   55,000円
袋井コース   33,000円   55,000円

 当該グループコースの年度は、4月起算の翌年3月が締め月となっています。今回の値上げの適用は、昨年10月からとの事ですから、半期分遡り支払う事になります。その金額は、年間の差額2万円の半分、11,000円と言う事になります。

 値上げの理由についてクラブでは、様々なコース改修工事や設備投資に費用が必要な為、としております。事実昨年改修が終了した浜岡コースの36ホールに付いては、会員の評判もすこぶる良い様です。何せ改修を担当したのがリーズ ジョーンズですから、クラブ側の力の入れ様も理解出来ます。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
静岡カントリー島田ゴルフコース
静岡カントリー浜岡コース
静岡カントリー袋井コース
静岡カントリー袋井コースの年会費改定10月より

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 近年多くのゴルフ場がキャンペーンと称し、会員権の名義書換料を減額し受け付けています。例えば正規の名義書換料は100万円ですが、キャンペーンで半額の50万円にしています、等がこれに該当します。

 いわゆる二重価格表示と言われるものですが、これ自体が違法では無く、販売主体が安さやサービス面を消費者へ訴求出来、尚且つ販売促進効果がある一般的手法と言えます。しかし例えば5年連続し正規料金半額の50万円で対応して来たならば、それはある意味50万円が正規の定価とも言えるのではないでしょうか。

 今回名は伏せさせて頂きますが、栃木県の某ゴルフ場の会員課へ赴任して来た担当者へ、筆者が電話にて正規の名義書換料を教えて欲しい旨伝えたところ、若干感情的な雰囲気で半額料金を指し、「これが通常の正規料金」と強弁するに至ったのです。致し方無く東京本社へ確認したところ、やはりその金額はキャンペーン料金である事が後日判明したのです。

 この状態はどの様な本質を表現しているのかと言えば、担当者でも間違えてしまう程、キャンペーン料金が正規料金として定着、常態化している事の何よりの証左に他ならないのです。では消費者庁はこの様な状況に対し、どの様なスタンスで対峙しているのでしょうか。

 同庁によれば、販売主体がキャンペーン料金導入前の8週間、正規料金にて取り扱われている実績が、無ければならないとしています。正規料金と言われているものが、架空で無ければ問題無いと言うのが、基本的スタンスと言えます。それ以上は、実際の販売時の表示内容を見て判断する必要がある、としております。

 いずれにしても消費者或いは会員権を扱う関係者などが、即座に理解出来る様、長期に渡り行っているキャンペーン価格は、定価として料金体系を改定して行く事が、求められている様に思われます。2年以上も行っていたら、それはもう立派な定価で有って、キャンペーン等と言えないのでは無いでしょうか。

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 栃木県の日光カンツリー倶楽部では、2021年2月4日週間会員の募集を終了しました。この日に入会申し込みがあった分をもって、50口の定員に達した為です。当該募集は昨年12月8日から開始されておりますので、約2ヶ月間という短期間で終了した事になります。

 今募集の特徴を簡単におさらいしておくと、1.譲渡不可の会員資格 2.入会金のみの110万円募集 3.日曜日と祝日が利用不可 4.50口募集と言う事になります。流通性が無いと言えど、年間20ラウンドし5年間利用するならば、元を取れると言う机上の計算が成り立つ会員資格です。

 しかし今回その様な損得のみを考え、入会した方が多かったのでしょうか。この様な要素以上に更なる魅力を感じられたからこそ、現会員の友人知人が入会申請したのではないでしょうか。特に譲渡不可と言う点に違和感を持たなかったであろうと推察出来るのは、会員権市場に於ける値上がり等を期待していないが故だと思われます。

 今後のゴルフライフを考えこの金額、このコース、このクラブであれば、満足度の高いものを得られるとの価値判断が、50名のゴルファーへ訴求したのだと思われます。当該会員募集の成功は、様々な意味合いをゴルフ関係者へ投げかけており、これをどの様に受け留めて行くのかが問われています。

 ところで電話による筆者の質問に対し、同倶楽部関係者の声が幾分弾んでいる様に聞こえたのは、思い過ごしとは言えない様に思われました。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
日光カンツリー倶楽部
日光カンツリー倶楽部では12月8日より週間会員を募集開始

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 新潟県の紫雲ゴルフ倶楽部では、昨年好評だった正会員の名義書換料減額キャンペーンを、本年も継続する事になりました。此れは本年1月22日に開催された理事会が、会社提案を承認する形で決議された為です。

 この内容は同月27日に開催された会員総会で報告されると共に、参加出来なかった会員へは、書面で告知したとしております。キャンペーンの概要は、下記の通りです。

正会員書換内容 正規料金 キャンペーン
第三者譲渡 税込715,000円 税込605,000円

 当該倶楽部でこの様なキャンペーンが開始されたのは2018年ですが、以降若干内容が変化し今日に至っており、通算するならば今年4年目を迎えます。正規料金とキャンペーン金額は、10万円ほどの差額になりますが、年間を通じた書換実績は、キャンペーンがより良い結果を得られているとの事です。

 昨年2020年当該倶楽部では新型コロナウイルスの関係から、来場者が減少すると共に苦しい展開を余儀なくされた様です。もともとこのキャンペーンは、休眠会員の名義書換促進を目的として出発したのですが、現在ではカンフル剤としてクラブへの貢献度が高まっています。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
紫雲ゴルフ倶楽部
紫雲ゴルフ倶楽部は会員権譲渡時に名義人の印鑑証明書不要

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(NGK)と公益社団法人日本パブリックゴルフ協会は、2021年2月5日「新型コロナウイルス感染防止ガイドライン」を改訂した第5版を明らかにしました。

 これは両協会が経産省及び内閣官房コロナ対策室と打ち合わせし、新たなガイドラインとして打ち出したものですが、その内容は下記のURLよりご確認頂けます。NGKによればコロナ問題が終息しない限り、このアドレスは残すとしており、当面閲覧出来ると思います。
https://www.golf-ngk.or.jp/news/2020/corona/golfcoronaguideline.pdf

 ところで2021年1月8日スポーツ庁から、各都道府県等のスポーツ主管課宛事務連絡に於いて、ゴルフ場業界にとって重要な内容が発せられていますので、咀嚼し以下当紙面で読み易い様まとめてみました。

  1. ゴルフプレーは健康維持の為の運動で有り、不要不急の外出に該当せず、緊急事態特別措置法に基づく自粛要請対象になっていない。
  2. 外出自粛が続くと運動不足やストレスから、心身に悪影響をきたす健康二次被害が生じる可能性があり、運動・スポーツは心身の健康増進に大きな役割を果たしている。
  3. 運動・スポーツは自己免疫力を向上させ、生活習慣病にかかるリスクを軽減させている。

 各ゴルフ場から聞こえて来る悩みに関する声は、「予約キャンセルの理由としてゴルフは中止せよとの会社方針の為」、との回答が非常に多いとしております。誤った情報とその認識から、「コロナ脳」に侵された現状を、良く表現しています。

 今回改訂されたガイドラインは、ゴルファーと従業員の健康を守る事を第一にしたもので有り、安全対策を怠らず積極的に活用して行って頂きたいものです。なお関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
トーナメント開催へ向けた改訂ガイドラインを対策会議が発表

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 茨城県の大利根カントリークラブでは法人入会に関し、それほど高いハードルを設けておりませんので、比較的他の名門クラブよりは手続きし易いと思われます。しかしながら法人出資で有っても、個人名義として入会しているケースが、当該クラブでは多く見られます。

 この様な個人会員が、不幸にもお亡くなりになるケースが、当然ながらあります。通常この会員権を所有法人が第三者へ売却しようとした場合、当該クラブに於いては個人会員として登録されている関係から、それ相応の相続に関する一連の書類が必要となります。

 例えば除籍謄本、改製原戸籍、法定相続人全員の印鑑登録証明書、相続同意書などが一般的に必要とされる書類です。亡くなった会員ご家族からすれば、いわれの無い書類になりますので、易々と応じづらい状況になるのではと思われます。

 この様なケースを想定しクラブでは『念書』を準備しており、この書類を整える事で第三者への名義書換が可能となります。『念書』には法定相続人1名が署名捺印し、印鑑登録証明書1通添付にてクラブ側の要件が満たされます。クラブ所定の譲渡書類は全て法人の印鑑にて処理出来ますので、所有法人にとっては難問をクリアし易いと思われます。

 上記書類にて手続きが可能と言えど、やはり手続きは複雑では無い方が宜しいですよね。形式と内容の整合性は、とても大切なのだと思われます。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
大利根カントリークラブ
大利根カントリークラブに於ける法人会員

米原ゴルフ倶楽部の終身会員制度

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県の米原ゴルフ倶楽部では、今をさかのぼる事5年ほど前より、終身会員制度を導入しています。現在在籍している517名の個人会員の中から、この手続きをしている会員は5名との事です。長年に渡り導入している割には、少ない感じが否めません。

 どの様な条件を満たしたならば、この終身会員へ移行出来るのかと言えば、1.在籍3年以上 2.年齢満60歳以上の方と言う事になります。この会員が配偶者を含めた2親等以内20歳以上の親族へ、10万円(税込11万円)にて名義書換をする事が出来ます。

 その後ご本人は終身会員へ移行する訳ですが、費用的には上記金額で全て終了します。しかしながら年会費は、其々36,000円(税込39,600円)が必要になります。終身会員は倶楽部競技などへもエントリー出来、従来の個人会員と権利関係に大きな制限がない事から、年会費額も当然の内容になっています。

 親子或いはファミリーで共にラウンドしたい、この様なニーズにはピッタリだと思われます。なお終身会員は一代限定の会員資格で有り、その資格を譲渡する事は出来ません。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
米原ゴルフ倶楽部
米原ゴルフ倶楽部ではグリーンの芝をバラクーダへ変更

NGKはエコランドリーバッグを推奨

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スマート・エコランドリーバック20210203-2.jpg 一般社団法人 日本ゴルフ場経営者協会(NGK)では、2020年の昨年末に左の図にある様な「エコランドリーバッグ」を、加盟220コースへ案内しました。

 このバッグサイズは380mm×360mm×80mm、色は見ての通り深い緑の一色刷りです。プレー後の汗を掻いた洗濯物を一挙に収納出来、夏場でしたらこれ一つで充分だと思われます。

 此れまで多くのゴルフ場は、脱衣所へ無料取り放題のビニール袋を据え置き、行き届いたサービスを来場者へアピールして来ました。脱衣所から持ち帰ったこの袋は、その後プレーヤーによって有効利用されて行ったのでしょうか。恐らく家庭ごみの搬出用に、利用されるだけの様に思われます。

 しかしこの石油製品の生産、消費、廃棄の単純で短いサイクルが、如何に地球環境を徐々に破壊して来たか、これは何人も論証以前に肌感覚で理解し得て来ています。ゴルフ業界はゴルフが健康産業でありながらも、他方で環境破壊を無意識の内に行っている、このパラドキシカルな状況を自ら打破して行く必要があります。

 ゴルフ場は今、過剰サービスから脱却し、プレーヤーの意識を変革していく事も、必要なのではないでしょうか。NGKでは消費税と送料別で、壱枚280円・1,000枚以上から注文を受け付けています。独自の名入れも可能ですし、非加盟ゴルフ場からの相談も、若干価格が異なりますが受け付けるとしております。

 問合せ先はTEL 03-5577-4369ですが、まだこの様な取り組みをされていないゴルフ場では、是非ご検討されてはいかがでしょうか。無料のビニール袋を用意していない、或いはランドリーバッグの有料化を理由に、来場者が減少して行くとは決して思われません。

 関連する記事は下記のリンクよりご確認頂けます。
久邇カントリークラブでは脱衣所のビニール袋を廃止へ

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県の芝山ゴルフ倶楽部では、隔日会員から正会員への種別変更が可能です。この手続きは、隔日会員が税別30万円の登録手続き料を支払う事で正会員になれ、通常の市場を通じての名義書換とは異なります。

 この手続きにより隔日会員1名が減少し、結果として正会員1名が増えるものの、総会員数に変化は生じません。隔日会員は旧経営会社時の募集により、新たに創られた会員種別で有り、東急グループになった今日も継承されていました。

 隔日会員とは文字通り、壱日おきに利用出来る会員資格ですが、総合的な利便性を考えた場合、やはり正会員にまさるものはありません。正会員権を正規に取得し名義書換を行った場合、税込88万円が必要になります。

 それに比べ隔日会員の移行手続きは、大変安価に設定されていますが、現在ある程度のニーズを吸収し終えた状態で、年間利用実績は少ないとの事です。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
芝山ゴルフ倶楽部
東急リゾートサービスの本社が8月13日移転

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 静岡県のサザンクロスカントリークラブでは今年開場60周年を迎える事から、新規入会キャンペーンとして正会員の名義書換料を此れまでの税別30万円から、半額の150,000円(税込165,000円)にて受け入れる事になりました。

 キャンペーン開始は2021年2月1日本日からですが、終了は本年12月末迄です。

 このキャンペーンの目的はクラブの活性化ですから、如何に多くの方々に入会してもらえるかが、成否の分かれ目となります。此れまで当該クラブでは、年間30件ほどの名義書換実績がありますから、今回このキャンペーンでは約100件を達成したいと考えています。

 前回55周年記念時に同様のキャンペーンを行ったケースでも、100件以上の実績を残している事から、期待出来るものと思われますが、叶うならば通年この様な実績を残して行きたいと言うのが、偽らざる当該クラブ側の心境ではないでしょうか。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
サザンクロスカントリークラブ
サザンクロスCCは3月より名義書換手続き手順を変更