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 2017年10月2日月曜日(日本時間10月3日火曜日)、米国フロリダ州のアトランティック ビーチCCで行われていたウエブ ドットコムツアー チャンピオンシップが終了しました。日曜日に予定されていた最終日は暴風雨の為翌日に順延され、3日目終了時点で61位タイだった石川選手は、棄権者続出により53位タイから最終日を迎える事に成りました。

 この試合は来季PGA TOUR出場権をかけた最終戦であり、WEB.COM TOUR(ウェブ ドットコム ツアー)4戦の総決算とも言えるものでした。この戦いに挑んだ石川遼選手の最終日は、5バーディ・ノーボギーのトータル66として、40位タイにて終戦しました。かえすがえすも初日と、3日目の大たたきが悔やまれます。

試合数 試合結果 総合順位 獲得賞金総額
初戦 50位タイ 50位タイ 2,812ドル
2戦目 9位タイ 21位 25,187ドル
3選目 33位タイ 29位 30,662ドル
4戦目 40位タイ 38位 34,962ドル

 石川選手は入れ替え4戦の総合成績を38位としたのですが、この順位までには7名のツアー出場権獲得者が入っている関係から、これらの選手を除けば31位と言う事に成ります。しかしながら25位までに与えられる、来季2017~2018ツアー出場権獲得までには至りませんでした。

 日本ゴルフツアーから輩出されたスターである石川遼選手は、今後どの様なゴルフ人生を歩んで行くのでしょうか。同選手は一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会員でもあり、出場権も有していますので、今後日本ツアーを主戦場にして行く事も考えられます。

 とは言えまたPGA TOUR へ戻ってくる事は、並大抵の事では実現出来ません。であるならば来季2018年1月に開幕するウエブドットコムツアー27戦で戦って行く事こそ、PGA TOUR 復帰へ最短の道のりの様にも思えるのですが。

 PGA of America(全米プロゴルフ協会)とPGA TOURは2017年8月8日に共同で、『全米プロゴルフ選手権』(以下全米プロ)の開催日程が、2019年より変更になる事を明らかにしました。同協会CEOのピート ベバクア氏は、日程変更の件に付いて2013年より検討しており、変更に至った大きな要因はオリンピック開催日程が大きい、との主旨発言をしております。

 昨年112年ぶりにゴルフ競技が、オリンピックで取り入れられ開催されたのは8月でした。この事から全米プロは異例とも言える7月開催となったのですが、同試合の歴史を振り返った場合、1969年より毎年8月に開催されており、メジャートーナメントの最終戦と位置付けられて来たのです。

 日程変更の件は当初PGA TOUR側からの提案だったとベバクア氏は述べておりますが、PGA TOUR委員のジェイ モナハン氏は「我々は2019年に始まるプロゴルフのカレンダーを大幅に向上させる、この2つの重要な変更を発表する事に興奮している」とコメントしております。

 また準メジャーと言われるThe players Championship(ザ プレーヤーズ選手権)は、1977年から2006年まで毎年3月に開催されて来ており、その後2007年より5月開催として今日に至っておりますが、当該トーナメントの日程も変更となり2019年より3月開催となります。この様な結果として、開催日程は下記の通りとなります。

2019年3月 ザ プレーヤーズ選手権
2019年4月 マスターズ トーナメント
2019年5月 全米プロゴルフ選手権
2019年6月 全米オープン
2019年7月 全英オープン
2019年8月 フェディックスカップ プレーオフ

 4年に一度開催されるオリンピックの開催時期の関係から、玉突きの如く日程変更に至った全米プロとザ プレーヤーズ選手権ですが、一説には9月上旬から始まる絶大な人気を誇る、全米フットボールリーグの影響も大きいのではと言われております。いずれにしても常にスポーツの市場動向をにらみ、機動的に対応しているアメリカゴルフ関係者の姿勢は、見習うべきものが多い様に思われます。

 アメリカ・ノースカロラナ州シャーロットにあるクウェイルホロークラブ(7,600ヤード_パー71)に於いて、8月10日~13日までの4日間開催されたメジャー最終戦の『全米プロゴルフ選手権』2017は、ジャステイン トーマス選手の優勝で幕を閉じました。日本人悲願のメジャー優勝は、またしてもお預けとなってしまいましたが、松山選手の善戦は日本のゴルフファンをひきつけて止まないものでした。

 最終日のバックナインに入り一時は7アンダーで首位に5人が並ぶ混戦状態でしたが、ジャスティン選手は17番のパー3ホールにおいて、池側に立つピンを果敢に攻めバーディを奪取し、この混戦状態にとどめをさしたのです。最終組の一組前でプレーしていた同選手は、現地時間13日18時48分(日本時間14日7時48分)8アンダーで先にホールアウトしていたのですが、最終組のK キスナー選手が18番ホール2打目を打った時点で優勝が確定しました。

 舞台となったクウェイルホロークラブは、どの様なコースだったのでしょうか。簡単な概略は、下記の通りです。

距離 パー 距離 パー
1 524 4 10 592 5
2 452 4 11 462 4
3 483 4 12 456 4
4 184 3 13 208 3
5 449 4 14 344 4
6 249 3 15 577 5
7 546 5 16 506 4
8 346 4 17 223 3
9 505 4 18 494 4
3,738 35 3,862 36

 松山選手は予選初日を無難に1アンダーでまとめたのですが、2日目は先週優勝した『WGCブリヂストン招待』の最終日を彷彿とさせるノーボギー7アンダーと言う圧巻のゴルフで、予選2日間合計8アンダーとして一躍暫定首位タイへ躍り出たのです。

 3日目はショットがぶれトータル6アンダー2位タイへ順位を下げたのですが、最終日での追い上げを多くのファンが同選手に期待しました。しかしながら最終日同選手は、バーディが5つなのに対して、ボギーが6つも出てしまう苦しい展開で、特に16番ホールでショートパットが外れボギーとしてしまった段階で、トップ追撃は困難な状態となってしまいました。

 試合終了後のインタビューで松山選手は、涙を流しました。タフだとの評価が高い同選手の涙は、カメラがまわっている中で初めて見た様にも思えます。松山選手が汗を拭う仕草ながら目頭を何度も覆う姿は、見る者の涙をも誘い悔しさがひしひしと伝わって来るものでした。

 4日間夢の舞台へ日本のゴルフファンをいざなってくれた同選手ですが、その活躍は近い将来必ずメジヤーで勝利してくれる、その様な期待を残してくれるものでもあり、結果はトータル5アンダー・5位タイでした。なお忘れてならないのは日本ツアーで活躍している選手たちであり、今回どの様な成績を残したのかは下記一覧の通りです。

  選手  予選ラウンド  4日間合計
スコア 順位 スコア 順位
谷原 秀人 +4 60T +11 67T
池田 勇太 +9 106T CUT
小平 智 +5 70T +5 48T
K キョンテ +3 43T +11 67T
S ヨンハン +15 140T CUT

 『全米プロゴルフ選手権』2017は本日8月10日より、アメリカ・ノースカロラナ州シャーロットにあるクウェイルホロークラブ(7,600ヤード_パー71)に於いて、13日の日曜日までの4日間開催されます。日本人選手は4名が参戦しますが、何と言っても注目されるのは、先週のWGCブリヂストン招待でPGAツアー5勝目を飾った松山英樹選手による、メジャー初優勝が有るのかと言う点です。

4選手によるスタート時間は、下記の通りです。

      初日スタート時間
 選手名   現地時間   日本時間
松山 英樹 10日/07:45 10日/20:45
谷原 秀人 10日/12:35 11日/01:35
池田 勇太 10日/12:40 11日/01:40
小平 智 10日/12:45 11日/01:45

 日本にゴルフが持ち込まれて100年ほど経過しておりますが、日本人悲願のメジャー優勝、この革命的出来事が起こるのか否か、日本のゴルフファンが固唾を飲んで見守る大舞台です。なおこの試合はゴルフネットワークや地上波のフジテレビを通じて、生中継として見る事が出来ます。

生中継 日本時間
ゴルフネットワーク 11日 / 01:00~08:00
ゴルフネットワーク 12日 / 01:00~08:00
フジテレビ 13日 / 03:45~07:30
ゴルフネットワーク 13日 / 23:00~24:00
ゴルフネットワーク 14日 / 00:00~08:00
フジテレビ 14日 / 03:05~08:00

 2017年8月3日~6日までアメリカ・オハイオ州アクロンのファイヤーストーンCC(7,400ヤード_パー70)で開催されておりました、PGAツアー『WGCブリヂストン インビテーショナル』において松山英樹選手は、最終日に9アンダーと言うビックスコアを出し優勝しました。同選手はこれで通算5勝目を達成しました。現地時間夕方の5時40分頃、日本時間7日(月)朝6時40分頃のビッグニュースです。

同選手の4日間にわたるスコアと順位は下記の通りです。

初日 2日目 3日目 最終日
当日スコア -1 -3 -3 -9
合計スコア -4 -7 -16
順位 15T 3T 4 優勝

 同大会へ出場出来る選手は、今年度の世界ランキング50位以内の選手と、世界各地のツアー競技で指定された大会の優勝者、更にはライダーカップやプレジデンツカップの代表選手など76名であり、予選落ちの無い希少なトーナメントです。

 この様なトップクラスの選手のみが集い優勝を目指して戦われた訳ですが、3日目までは9アンダーのZ ジョンソン、T ピータース2選手がトップを走り、4打差の5アンダーまでに8選手が居て、最終日の優勝争いは混とんとした白熱戦になるものと予想されたのです。

 しかしながら最終日のふたを開けてみれば何と松山選手の独走であり、フロントナインはイーグル有りノーボギーの5アンダー、バックナインもボギー無しの4アンダーで最終日のみ9アンダーは、並み居る選手達へ一歩もつけ入るスキを与えない圧巻のゴルフだったと言えます。ちなみに松山選手以外最終日に好スコアを出したのは、24位タイへ入ったF モリナリ選手で5アンダーでした。

 3日目トップを走っていたZ ジョンソン選手は、4日間合計11アンダーとして単独2位になったのですが、松山選手の爆発的スコアが無ければ、順当に優勝していた内容ではなかったかと言えます。ところで日本からは小平智選手と谷原秀人選手の2名が参戦しておりましたが、47位タイと50位タイと言う結果でした。

 『第146回全英オープンゴルフ選手権』2017は、日本時間7月24日未明にJordan Spieth(以下J.スピース)選手の優勝をもって、幕を閉じました。自身メジャータイトルは、マスターズと全米オープンに次ぐ3勝目となりました。優勝スコアは12アンダーで2位のマット クーチャー選手へ3打差、更にそれ以下の選手を大きく突き放して、J.スピース選手は全英オープン初優勝を飾りました。

 舞台となったロイヤルバークデールゴルフクラブはイギリス北西の海岸沿いに位置し、ヤーデージ7,156_パー70のリンクスコースです。全英オープン特有の風と雨に翻弄されながらも、出場権を獲得し参戦した日本ツアーを戦う選手と、日本人選手の結果は下記の通りです。

選手 最終スコア 順位
Cキム -3 11T
松山英樹 -2 14T
キム キョンテ +6 62T
ソン ヨンハン +6 62T
Sノリス +6 62T
Aブランド +7 CUT
Mグリフィン +7 CUT
Mヘンドリー +10 CUT
池田勇太 +10 CUT
Pマークセン +10 CUT
谷原秀人 +12 CUT
宮里優作 +12 CUT

 もしかしたら日本人によるメジャー優勝が有り得るかも、と日本の大きな期待を背負った松山英樹選手でしたが、最終日出だしの1番ホールでのOBを伴うトリプルボギーは、いやな予感を与えるに充分過ぎるものでした。最終日1日の結果は2オーバー4日間合計2アンダーとして、14位タイにて終戦しました。

 見る者以上に松山選手自身がくやしさ満載に感じた大会だったと思われますが、優勝したJ.スピース選手の4日間安定した試合運びは、メジャーで優勝する為の必須条件なのかもしれません。

PGA TOUR アジア支社は6月より本格的始動開始

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 PGA TOUR International Japan 合同会社(以下PGA TOUR アジア支社)は、2017年6月に入り東京の港区虎ノ門にて、活動を本格化させた事を明らかにしました。同社は2016年6月に千代田区の弁護士事務所にて設立登記され、その後一時的に千代田区丸の内へ移転したのですが、この度下記住所を活動の拠点として構えました。

  • PGA TOUR アジア支社
    〒105‐0001
    東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー28F
    TEL 03-6432-0014 / FAX 03-6432-0114

 同社は日本におけるゴルフ活性化へ向けて、一般社団法人日本ゴルフツアー機構や公益社団法人日本プロゴルフ協会と協議をすすめながら、新たな活動を模索しております。当面PGA TOURのトーナメントを日本で開催する事なども、視野に入ってくる事と思われます。

 すでに同社は韓国の企業グループである「CJコーポレーション」をスポンサーにして、韓国におけるPGA TOUR開催について今年10年契約を締結したとしており、2017~2018年シーズンに第1回大会が開催される事を明らかにしております。

 日本のみならずアジアをもにらんだ市場開拓へ、PGA TOUR アジア支社の動向から益々目が離せません。

 2017年6月15日(木)~18日(日)までの4日間、アメリア・ウィスコン州のエリンヒルズ(7,741ヤード_パー72)で開催された第117回全米オープンは、アメリカのブルックス・ケプカ選手の優勝で幕を閉じました。同選手の4日間合計16アンダーは、他の選手を寄せ付けない圧倒的な勝利だったと言えます。

 日本の期待を一身に背負った松山英樹選手は、ケプカ選手と4打差の2位タイにて終戦したのですが、いわゆるゾーンに入ったとも思えるケプカ選手に対し、それに食らいついていき戦う姿勢を貫き通しました。3日目終了時点で同選手は、伸び悩み首位戦線から脱落したかのような成績と順位でしたが、「ここで諦めたら上には行けない、明日ビッグスコアを出せば優勝争いが出来る」とコメントし、PGA TOUR を戦う者の心情を吐露したのです。

 これは単なるビッグマウスとは異なるもので、結果はその通りになりました。最終日に日本のゴルフファンは、テレビに限らずあらゆる情報源から同選手の活躍に一喜一憂しました。この度の松山選手の活躍に対し日本のゴルフファンは、メジャー優勝を身近にとらえられたのでは無いかと思えると共に、それは決して夢じゃない目標なのだと感じられたのでは無いでしょうか。

 ところで日本からは松山選手の他6名の選手が参戦しました。この6選手とは既に参戦が決まっていた池田勇太選手と谷原秀人選手に加え、5月22日小野ゴルフ倶楽部で開催された予選会を勝ち上がった 1.小平智 2.今平周吾 3.C.キム 4.宮里優作の4選手でした。この中で決勝へ進出出来たのは、小平選手と宮里選手のみでした。3選手の成績と順位は、下記の通りです。

選手名 1日目 2日目 3日目 最終日
松山 英樹 +2 -7 -1 -6
81T -5_8T -6_14T -12_2T
小平 智 +1 -3 +1 +4
63T -2_24T -1_35T +3_46T
宮里 優作 0 -2 +4 +7
44T -2_24T +2_51T +9_60T

 なお2日目を終了した時点で、昨年の同大会チャンピオンであり世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン、2位のロリー・マキロイ更には3位のジェイソン・デイ3選手が予選落ちとなってしまったのですが、これはメジャー史においても珍事として話題になりました。

 2017年4月6日より開幕した第81回マスターズトーナメント2017は、セルヒオ・ガルシア選手の優勝で現地時間9日の7:40PM頃(日本時間10日8:40AM頃)に幕を閉じました。自身マスターズ初優勝ですが、スペイン人としてはセべ、オラサバルに続く3人目と成りました。又この最終日はきしくも、54歳の若さで亡くなったスペインの英雄セべの誕生日でした。

 トーナメント最終日、勝者を決める戦いはジャスティン・ローズ(イングランド)選手と、セルヒオ・ガルシア(スペイン)選手の一騎打ちに成りました。一進一退の攻防を繰り広げながら、共に9アンダーでホールアウトした両者は、プレーオフへ突入しました。どちらが勝っても初優勝と言う事でしたが、プレーオフ1ホール目でボギーとしたローズ選手に対して、ガルシア選手はバーディとし勝負に決着がつきました。

 日本からの期待を一身に背負った松山英樹選手(25=LEXUS)は、最終日に3日目のストレスを発散した様な7バディー2ボギーの67で上がり、トータル1アンダー・11位タイでホールアウトしました。振り返るに3日目18番ホールのダブルボギーは、返す返すも残念ですが、応援する側にとっては、来年につながる同選手の活躍だったと言えます。

 その他日本人選手の活躍は、池田勇太選手が予選2日間合計7オーバー・54位タイ、更に谷原秀人選手は12オーバー・84位タイにて、残念ながら共に予選落ちとなってしまいました。ちなみに今大会賞金ですが、ゴルフダイジェスト・オンラインは、賞金総額1,100万ドル優勝賞金198万ドル(約2億1,978万円)と伝えております。

PGA TOUR 東京支社は1月に独自の事務所設立へ

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 PGA TOUR 東京支社は、2017年1月20日これまでの間借り状態から、新たに独自事務所を確保し、更には商号変更も行った様です。概要は下記の通りです。

商号 USA TOUR Japan合同会社
本店 東京都千代田区大手町一丁目1番2号
大手町タワー 西村あさひ法律事務所内
設立 2016年6月20日
資本金 850万円

下矢印_1.gif

商号 PGA TOUR International Japan 合同会社
本店 東京都千代田区丸の内一丁目11番1号
パシフィックセンチュリープレイス8F

 一説には室内の造作後、2017年5月初旬より本格的活動が開始されるとの事ですが、WEBサイトは既に日本語表記のものも、閲覧出来る様になっております。昨年10月下旬に明らかにされたPGA TOUR 東京支社ですが、今年はゴルフ界へ大きな話題を提供する、台風の目になるのではないかと思われます。

 2017年2月2日から5日までの4日間、米国アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデール_スタジアムコースで開催されましたWaste Management Phoenix Open2017(以下フェニックスオープン)は、日本の松山英樹選手が優勝しました。自身ツアー通算4勝目を飾ると共に、日本人選手最多数勝利を数える事になりました。現地時間5日夕方5時少し前、日本時間6日朝9時少し前の勝利です。

 松山選手は初日6アンダー・2位タイと幸先良いスタートをきったのですが、いわゆるムービングデーと言われる3日目に3アンダー・トータル12アンダーとして、上位陣が大きくスコアを伸ばす中で、今一つながらも何とか最終日に優勝争いが出来そうな位置で、踏みとどまる事が出来ました。この日トップに立ったのは、韓国のByeong Hun An(アン ビョンホン)選手でした。トータル16アンダーとして松山選手に4打差を付け、最終日を迎える事になったのです。

 最終日アン ビョンホン選手が失速する中、優勝争いはノーボギー・5アンダーとしてスコアを伸ばした松山選手と、同じく最終日に7アンダーをマークしたWebb Simpson(ウエブ シンプソン)選手に絞られ、共に17アンダー1位タイでホールアウトしたのです。

 プレーオフは4ホールにも及び、最後にバーディを取った松山選手に軍配が上がりました。昨年同様に又してもプレーオフを勝ち抜きました。同大会連覇です。

 松山選手と共に参戦した石川選手は初日3アンダー18位タイと好位置に付けるものの、2日目ドライバーショットの不安定さから3オーバーとなり、76位タイとして予選落ちしてしまいました。石川選手はこの度の出場で同大会5度目となるのですが、一度も予選を通過していない、ある意味相性の悪い大会となっております。

 同大会は、他のトーナメントで見る事の出来ない娯楽性の高いものとなっており、特に16番のショートホールは、ティーングランドを囲むようにスタジアム形式のスタンドが設置されており、約2万人のギャラリーを収容出来ます。ここでは常に歓声が止む事無く、プレーヤーがショットしようがおかまいなしです。時にはプレーヤーが(もっと盛り上げてくれ)とばかりに、催促する様な場面も見受けられます。

 (プレー中はお静かに)なるプラカードを見る事も無く、まるでお祭りです。ちなみに来場者数も桁外れで有り、1991年開催時には期間中を通じて約36万人のギャラリーがつめかけたのですが、2016年の昨年は約61万8,000人を記録しております。

 2017年1月26日から29日までの4日間、カリフォルニア州サンディエゴのトリーパインズGC(サウスコース:7,698ヤード、ノースコース:7,258ヤード)で開催されていたファーマーズインシュランスオープンの優勝者は、Jon Rahm(ジョン ラーム)選手でスコアは、2位選手に3打差をつけてのトータル13アンダーでした。

 優勝賞金120万6,000ドル、フェディックスカップ500ポイントを獲得しました。

 今大会へ日本人選手は、石川遼、松山英樹の2選手が参戦しました。石川選手は初日2オーバー・117位タイと出遅れたものの、結果は6アンダー・20位タイでした。松山選手は4間通して大きくスコアが伸びる日が無く、結果は4アンダー・33位タイでした。日本では聞きなれないポアナ芝と言うグリーンに、手こずって終戦したと言えます。

 今試合で最も注目されたのは、タイガー・ウッズ選手です。

 同選手にとって2016年12月の『ヒーローワールドチャレンジ』が復帰第1戦となったのですが、USPGAツアーとしては今試合が実質的復帰戦と言えます。昨年12月にはブリヂストンスポーツ(株)とボール使用の契約、そして2017年1月25日にはクラブをテーラーメイドと契約した事を発表して臨んだ試合でしたが、結果は4オーバー・110位タイとして予選落ちとなりました。

 とは言えゴルフ界にとって明るい話題となり、次の焦点で有り関心事は、いったい優勝出来るのだろうか、何時優勝するのだろうか、という事になるのだろうと思われます。

 1月12日から15日までの4日間、ハワイのワイアラエCC(7,044ヤード・パー70)で行われたUSPGAツアーのソニーオープン イン ハワイの優勝者はJ.トーマス選手です。2位のJ.ローズ選手に7打差を付けて、圧巻の優勝劇でした。同選手にとっては2週連続優勝と成りました。

 とはいえそのJ.トーマス選手を追撃するJ.ローズ、J.スピース両選手の追い上げは、最終日の緊張感も手伝い迫力のあるものでした。フロントナインで安全運転の様なゴルフで、1つスコアを落とし21アンダーとしたJ.トーマス選手を、捕まえられるのではと一時思わせる2選手の追い上げでした。

 日本人選手の参戦は今回6名でしたが、岩田寛、宮里優作、片岡大育の3選手は予選落ちとなってしまいましたが、残る3選手の結果は下記の通りです。

選手 合計スコア 順位
松山英樹 -11 27位タイ
谷原秀人 -11 27位タイ
小平 智 -8 49位タイ

 松山選手は過去4回同大会へ出場するも好結果を残す事が出来ず、唯一2015年には決勝ラウンドへ進出したのですが、MDFにより3日目で終戦しておりました。

 2017年1月5日から8日までハワイ州カパルアのプランテーションコースで開催された、PGA TOUR ・SBSトーナメント・オブ・チャンピオンズの優勝者は、Justin Thomas(ジャスティン・トーマス)選手でした。現地時間8日の午後2時30分、日本時間9日の午前9時半頃の決着でした。

 日本の松山英樹選手は4日間常に最前線で優勝争いを演じるものの、4日目17番ホールでのボギーはなんとも手痛いもので、首位を走るジャスティン・トーマス選手への追撃を緩める結果となってしまいました。

 最終日の優勝争いは、松山英樹選手とジャスティン・トーマス選手のまさしく一騎打ちの状況でしたが、昨年2016年10月に於けるCIMBクラシックの再現であるかのように、またしても松山選手はジャスティン選手を捉える事は出来ずに、単独2位にて終戦となってしまいました。

 日本のゴルフファンが固唾を飲んで注目した同トーナメントでしたが、松山選手のPGA TOUR 4勝目はおあずけとなってしまいました。しかしながらこの勢いは必ずや次の戦いにつながるものであり、近い内にその祝砲がとどろく事と思われます。上位陣の結果は、下記の通りです。

優勝 J.Thomas -22
2位 松山 英樹 -19
3位タイ J.Spieth -16
3位タイ P.Perez -16
3位タイ R.Moore -16
6位タイ D.Johnson -15
6位タイ P.Reed -15
6位タイ B.Steele -15
9位タイ T.Finau -14
9位タイ W.Mcgirt -14
9位タイ J.Walker -14

 選ばれし世界の精鋭18選手のみによる戦いのステージ_ヒーローワールドチャレンジが、2016年12月1日(木)より4日(日)までの4日間、バハマ諸島のニュープロビデンス島にあるアルバニーGC(7,302ヤード_パー72)で開催されました。

 優勝したのは松山英樹選手ですが、戦いのプロセスは下記の通りです。

1日目 2日目 3日目 4日目
当日スコア ー7 ー5 ー7 +1
合計スコア ー7 ー12 ー19 ー18
順位 2位 1位タイ 1位 1位

 最終日松山選手はフロントナインで2つ伸ばすものの、バックナインに入り10番でダブルボギー14番でボギーとし、結果は1オーバーでしたが、2位のヘンリック・ステンソン選手に2打差を付けて、現地時間16時頃(日本時間5日6時頃)見事優勝致しました。

 本大会はPGAツアーの賞金ランキング対象外試合と言えども、大会ホストはタイガー・ウッズ選手であり、PGAツアーのトップ選手が集結した試合に於いて、松山選手の力量を存分に知らしめす事が出来たと言えます。

 尚、本大会ホストのタイガー・ウッズ選手は、4日間トータル4アンダーとして15位と言う結果でしたが、2日目に65_7アンダーをマークするなど、全盛期を彷彿させるプレーを披露しました。タイガー選手にとっては、1年3ヶ月ぶりの復帰試合となりました。

岩田寛選手PGA TOUR _The RSM Classic で36位タイ

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 岩田寛選手はPGA TOUR 第7戦_The RSM Classic で善戦するも、3日目と4日目のオーバーパーがたたり、尻すぼみとなってしまいました。岩田選手の簡単な試合の流れは、下記の通りです。

1日目 2日目 3日目 4日目
当日スコア -7 -3 +1 +1
合計スコア -7 -10 -9 -8
順位 4位タイ 7位タイ 26位タイ 36位タイ

 初日と二日目の内容では、上位進出もあり得るのではと思われましたが、残念な結果となってしまいました。自身今季3戦目となりますが、予選落ちはこれまで1度であり、今後に期待したいと思います。

 試合結果は17アンダーで5名の選手によるプレーオフとなりましたが、日没の関係から2ホールを消化した後、サスペンディッドとなってしまいました。

 2016年10月27日(木)~30日(日)までの4日間、ミシシッピ州ジャクソンのカントリークラブ・オブ・ジャクソン(7,421ヤード_パー72)で開催されたSanderson Farms Championship(サンダーソンファームズ選手権)に於いて、日本の岩田寛選手は5位タイへ入りました。

同選手の4日間に於ける戦いの概略は、下記の通りです。

初日 2日目 3日目 4日目
当日スコア ー6 ー2 ー3 ー4
合計スコア ー6 ー8 ー11 ー15
順位 5位タイ 8位タイ 10位タイ 5位タイ

 優勝したCody Gribble選手は、初日1オーバーと出遅れるものの、2日目9アンダー、3日目5アンダー、そして最終日7アンダー、トータル20アンダーとして2位の選手に4打差をつけての結果でした。

 多くのトップ選手が上海のHSBCチャンピオンズへ出場し、層が若干薄いとは言え、オーバーパーをたたいている様では優勝戦線に残れない事を、今大会は証明しており、岩田選手の活躍もこれを裏打ちした形になりました。同選手が今シーズン出場出来る試合数は限られているものの、今大会での上位への食い込みは、大きな価値が有りました。

 2016年10月27日(木)から30日(日)までの4日間、中国・上海のSheshan International GC(シェーシャン・インタナショナルGC)に於いて開催されておりましたワールドゴルフチャンピオンシップ-HSBCチャンピオンズで、日本の松山英樹選手が優勝しました。スコアは23アンダー、現地時間30日3時50分(日本時間同日4時50分)の出来事です。同選手にとってPGA TOUR 3勝目となりました。

 同選手は初日こそ3位タイでしたが、2日目、3日目と単独首位を堅持し、最終日も2位の選手に7打差として、全くつけ入るすきを見せずに見事優勝しました。同選手のゴルフは見る者に安心感を与え、相撲に例えるならばまさに横綱相撲とも言える、王者の貫禄が有りました。  

 同選手は2016年10月13日からの日本オープンに優勝し、その翌週マレーシアで開催されたPGA TOUR 第2戦目_CIMBクラシックでは単独2位に入り、そしてこの度のPGA TOURー第3戦目での優勝と、勢いは衰える事を知りません。  この様な実績を残しつつも、同選手曰く調子は今ひとつとの事ですが、であるならば更に調子を高めて、そのピーク時にマスターズを迎えて欲しいものです。

尚、同大会には日本人として谷原秀人選手も参戦しておりましたが、54位タイにて終戦しました。今大会の状況が一瞥し易い様、下記の一覧表にしました。

選手名 1日目 2日目 3日目 4日目 スコア
松山 英樹 3位タイ 1位 1位 優勝 -23
Henrik STENSON 14位タイ 18位タイ 8位タイ 2位タイ -16
Daniel BERGER 3位タイ 4位タイ 3位 2位タイ -16
谷原 秀人 48位タイ 43位タイ 46位タイ 54位タイ +5

『PGA TOUR 東京支社』設立記者発表会

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PGA%20TOUR%20TKO20161026.jpg 2016年10月26日東京港区赤坂のザ・リッツ・カールトン東京に於いて、『PGA TOUR 東京支社』設立の記者発表会がありました。参加者は上記写真左より、下記の皆さんです。(敬称略)

日本ゴルフ協会 専務理事 山中 博史
日本プロゴルフ協会 会長 倉本 昌弘
日本ゴルフツアー機構 会長 青木 功
PGA TOUR コミッショナー ティム・フィンチェム
世界ゴルフ連盟 会長 ピーター・ドーソン
PGA TOUR バイスプレジデント兼マネージングディレクター 石井 政士
世界ゴルフ連盟 理事 / 女性チェアマン 平山 伸子

 ティム・フィンチェム氏は会見の中で、今後日本に於いて(ワールドカップ)や(プレジデンツカップ)が、開催される可能性が有る事を述べると共に、それを受けて青木会長は、そうなれば選手のモチベーションもかなり高まり、大いに結構な事だと応じました。

 ティム・フィンチェム氏は1994年6月より現職に就任し、この約20年間に於いてPGA TOUR の賞金総額を、約6倍へ引き上げてきました。そしてその拡大路線の延長に、同氏にとって見逃せない有望なアジア市場が、有るのだろうと思われます。

 現在日本のゴルフ市場は、バブル経済崩壊の後遺症から立ち直れず、更にはゴルフを楽しむ人口の減少傾向も抱え、関係者による様々な対策が講じられるも、なかなか出口が見えてこないのが現状です。しかし世界のゴルフ関係者は、決してその様なマイナスイメージばかりで見ていない事が、この度のPGA TOUR東京事務所設立には、現われております。

 この様ないわゆる外資の動きが起爆剤となり、日本のゴルフ市場活性化へ向けた転換点となるので有れば、大いに歓迎せざるを得ない訳ですが、結局日本のゴルフ界は、自力更生では再生し得ないのかという、もどかしさもつきまとってしまいます。

 PGA TOUR の第2戦_CIMB Classicが、2016年10月20日(木)~23日(日)の4日間、マレーシアのクアラルンプールG&CCに於いて開催されました。

 日本人選手は松山、石川の2選手が参戦しました。松山選手にとっては、2016~2017年シーズンの初戦であり、石川選手にとっては公傷からの復帰第1戦と言う事になりました。

 優勝したのはJustin THOMAS(ジャスティン・トーマス)選手で、4日間トータルスコアは23アンダーでした。初日より順調にスコアを伸ばした同選手は、最終日にも崩れる事無く8アンダーをマークし、参加した78選手中最高のスコアで締めくくったのです。

選手名 1日目 2日目 3日目 4日目
Justin THOMAS 1位タイ 1位 2位タイ 優勝
石川 遼 16位タイ 15位タイ 9位タイ 10位タイ
松山 英樹 16位タイ 3位タイ 4位タイ 2位

 石川、松山両選手とも今大会善戦し、特に松山選手は最終日にノーボギー6アンダー(トータル20アンダー)として、トップを走るジャスティン選手を追撃したのですが、ジャスティン選手の驚異的なスコアには、今一歩及びませんでした。勝負が着いたのは、現地時間23日15時(日本時間16時)頃でした。