タグ「PGA TOUR」が付けられているもの

小斉平選手がWeb.com Tourへの挑戦権を獲得

  • 投稿日:
  • by

 PGA TOUR 中国のツアーへ参戦していた日本の小斉平優和(こさいひら ゆうわ)選手(20歳=エリートグリップ)が来季Web.com Tourへの出場権を獲得しました。同選手は2018年3月の第1戦を皮切りに、中国ツアー全14戦を戦い抜き、獲得賞金額732,832人民元にて最終賞金ランキング4位と成りました。

 10月14日には中国ツアーの最終戦最終日を迎えたのですが、シーズンを振り返り優勝こそ無かったものの予選落ちも無く、安定した成績で時には優勝争いにも同選手は加わって来ました。180選手中4位と言う成績により、来季2019年1月から始まるPGA TOURの下部ツアー・Web.com Tourへ、参戦出来る事になったのです。

 中国ツアーはPGA TOURと中国ゴルフ協会、更には中国オリンピック・スポーツインダストリーと言う3組織が、共同で作り上げたもので2014 年に発足しました。PGA TOURの下部ツアーとしてWeb.com Tourが有るとするならば、中国ツアーは更にその下Web.com Tourの下部ツアーと言う位置付けになります。

 とは言え中国ツアーの賞金ランキング5位までの選手には、来季Web.com Tourへの出場権が与えられており、このツアーで上位25位までに入れば、PGA TOURへの出場権を確保出来ます。更にPGA TOURでシード権を確保出来なかった選手も交え、先の25選手を除きWeb.com Tourの入れ替え戦で25位までに入れれば、ほぼPGA TOURの試合へ翌年参戦出来るのです。

 この一筋のルートを小斉平選手は、手繰り寄せようとしているのです。なお同選手は、今年2月1日から4日間開催されたPGA TOUR 中国のQTで19位タイに入り、同ツアーをフル参戦しておりました。

PGA TOUR 2018~2019シーズン開幕

  • 投稿日:
  • by

 2017~2018年シーズンが2018年9月23日に『ツアー選手権』をもって全日程を終了したのもつかの間、2018年10月4日(日本時間5日)には既に2018~2019シーズンが始まりました。本日初日を迎えたのはセーフウェイ・オープンですが、この試合でツアーデビューするのは21選手で、同ツアーに於ける選手層の厚さを感じさせます。

 会場となるのはカリフォルニア州ナパにあるシルベラードリゾート・アンド・スパ ノースアーニミンク・ゴルフクラブですが、1966年にロバート・トレントジョーンズJrによって設計された、7,166ヤード・パー72の戦略的コースです。

 今回日本人選手の参戦は有りませんが、2013年と2014年には松山英樹選手が3位タイに入る好成績を残しており、それ以外でも丸山大輔、今田竜二、石川遼の各選手もかつて善戦した記録を残しております。新シーズンはこの試合を含めレギュラー43戦を戦い、2019年8月のFedExCupプレーオフ3試合で締めくくる事になります。

 予定通り新シーズンのツアースケジュールは、昨シーズンよりも大幅な変更をもたらしており、この件に付いてPGA TOUR コミッショナーのジェイ モナハン氏は、『FedExCupプレーオフが大学アメフトやプロのアメフトと人気を競い合うこともなくなります』と語っており、米国に於ける人気スポーツとの競合を意識的に避けたものと成りました。

 この様な変更を可能にしたのは、最大のパートナー企業であるFedExの協力であり、PGA TOUR は2018年5月に同社と10年のパートナー延長契約を締結しております。これにより長期に渡りPGA TOUR は同社からの支援を受けられ、安定したツアー運営を可能にしたのです。

 昨シーズンでは小平智選手のツアー優勝が、センセーショナルな話題となりました。今シーズンは日本人の誰が、優勝の二文字を飾ってくれるのでしょうか。関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
PGA TOUR アジア支社は6月より本格的始動開始

 2018年6月14日~17日までの4日間、ニューヨーク州のシャインコック・ヒルズ・ゴルフクラブで開催された第118回全米オープンゴルフは、現地時間夕方の6時30分頃(日本時間18日7時30分)ブルックス ケプカ選手の優勝で幕を閉じました。昨年に続き同選手の2連覇です。

 大半の選手がグリーンに苦しめられました。グリーンの傾斜はたやすくパーオンを許さず、例えのったとしても3パット続出と言う状況は、日本でも知られた多くの名選手を、予選落ちと言う形で圏外へ放出してしまいました。それは下記の通りです。

     2日目最終結果     最終日
    選 手 合計スコア    順 位 合計スコア  順 位
ブルックス ケプカ +1 4位タイ +1 優勝
松山英樹 +5 26位タイ +10 16位タイ
ジョーダン スピース +9 68位タイ_CUT
タイガー ウッズ +10 83位タイ_CUT
ロリー マキロイ +10 83位タイ_CUT
バッバ ワトソン +11 90位タイ_CUT
ジェイソン デイ +12 98位タイ_CUT
アダム スコット +13 106位タイ_CUT
セルヒオ ガルシア +14 112位タイ_CUT
小平智 +18 136位タイ_CUT
星野陸也 +18 136位タイ_CUT
秋吉翔太 +19 148位タイ_CUT

 上記の通り日本選手は4名が参戦したのですが、決勝ラウンドへ進出出来たのは、松山英樹選手唯一人でした。松山選手の最終日は、3日間のモヤモヤを吹き飛ばす様4アンダー66をマークし、この4日間早朝からテレビ観戦で応援していた日本のファンに応えてくれものでした。

 松山選手の戦いは残念な結果に終わってしまいましたが、春先に同選手を襲った左手親指の怪我から完全に復調した事を、教えてくれる試合でもあったと言えます。メジャー2戦を含めた試合はまだまだ続きますし、今シーズン中にPGAツアー6勝目を克ち取ってくれるのではないかと言う、期待を持たせてくれる同選手の戦いでした。

2018年4月17日小平記者会見.jpg

 2018年4月17日夜、PGAツアー・RBCヘリテイジで見事な逆転優勝を遂げた小平智選手<(28)=Admiral>の緊急記者会見が、羽田空港にて行われました。

 同選手は試合を振り返り、「トップを走っている選手が、スコアを崩すのを待っていると言うのは好きじゃない」としつつも、妻の古閑美保さんより「試合は何が有るか分らないから」と電話で言われ、プレーオフに備えたとの事です。

 同選手は初日2オーバー・82位タイと出遅れるも焦りは無かったとして、その要因を「このコースは自分に合っており好きだから」と述べました。好きとは「4日間で20アンダーが出そうで出ないコース」、合わないとは「ロースコアの勝負になりそうで、結果は爆発的なスコアになってしまうコース」だと分析しています。

 今後の試合スケジュールは未定としつつも、国内は今週から始まる「パナソニックオープン」をキャンセルし休養に当て、「中日クラウンズ」へ出場。PGAツアーは5月10日からの「THE PLAYERS Championshiip」へ出場する予定だとしました。

 当初よりPGAツアーはスポット参戦で主戦場は国内へ置いていた様ですが、この度の優勝で大きくスケジュールを作り直す必要が出て来たと、戸惑いながらも喜びを爆発させた小平選手ですが、今後更にスキルアップし強い選手になりたい、出来れば今シーズ中にアメリカでもう1勝したいとし会見を締めくくりました。

小平智選手PGAツアー初優勝_日本人5人目

  • 投稿日:
  • by

 小平智選手がPGAツアーで初優勝しました。日本人選手では青木功、丸山茂樹、今田竜二、松山英樹各選手に次ぐ5人目の快挙となりました。

 2018年4月12日から15日までの4日間、アメリカのハーバータウンゴルフリンクス(7,099ヤード/パー71)を舞台に開催された「RBCヘリテイジ」トーナメントへ、小平選手は先週のマスターズトーナメントの好調さを維持する中参戦し、3日目が終了した時点で7アンダー12位タイとしておりました。

 最終日小平選手は、前日13アンダーでトップを走るイアン ポールター選手を追撃する中、5アンダーをたたき出し、18ホールを消化してみれば12アンダーとして、Si Woo Kim選手と共にトップタイへ躍り出たのです。

 プレーオフは3ホールに及び、パー3ホールにてバーディを取った小平選手に軍配が上がりました。先週より落ち着いたプレーが出来ている小平選手が、自身のプレーを貫徹した見事な追い上げと、物事に動じない強い心臓がもたらした優勝です。

 2018年4月5日に開幕した第82回マスターズトーナメント2018は、8日の夕方米国のP・リード選手が、追いすがるリッキー・ファウラー選手を一打差で突き放し15アンダーで優勝しました。日本人選手の活躍は、下記の通りです。

選手 合計スコア 最終結果
松山 英樹 -3 19位
小平 智 0 28位タイ
池田 勇太 +9 予選落ち
宮里 優作 +10 予選落ち

 この度優勝したP・リード選手の活躍を振り返るならば、初日こそ4位タイと言う位置だったものの、その後は3日間通じて首位を守り切っての栄冠でした。これは昨年優勝したガルシア選手にも言える事で、同様の軌跡をたどっています。

 2年続けて同じような栄光のプロセスを経ていると言うこの事実を見るならば、厳しいメジャーの戦いに於いて予選落ちギリギリの選手が、ある日ビッグスコアを出して首位戦線に躍り出る様な事は、ほとんどまれだと教えてくれています。

 メジャー大会に於ける勝利の方程式は、4日間安定したプレーを首位戦線で続けられる事だと言えます。別の角度から見るならば、常に上位10選手の中から優勝者が、出て来るとも言えます。

 2017年10月2日月曜日(日本時間10月3日火曜日)、米国フロリダ州のアトランティック ビーチCCで行われていたウエブ ドットコムツアー チャンピオンシップが終了しました。日曜日に予定されていた最終日は暴風雨の為翌日に順延され、3日目終了時点で61位タイだった石川選手は、棄権者続出により53位タイから最終日を迎える事に成りました。

 この試合は来季PGA TOUR出場権をかけた最終戦であり、WEB.COM TOUR(ウェブ ドットコム ツアー)4戦の総決算とも言えるものでした。この戦いに挑んだ石川遼選手の最終日は、5バーディ・ノーボギーのトータル66として、40位タイにて終戦しました。かえすがえすも初日と、3日目の大たたきが悔やまれます。

試合数 試合結果 総合順位 獲得賞金総額
初戦 50位タイ 50位タイ 2,812ドル
2戦目 9位タイ 21位 25,187ドル
3選目 33位タイ 29位 30,662ドル
4戦目 40位タイ 38位 34,962ドル

 石川選手は入れ替え4戦の総合成績を38位としたのですが、この順位までには7名のツアー出場権獲得者が入っている関係から、これらの選手を除けば31位と言う事に成ります。しかしながら25位までに与えられる、来季2017~2018ツアー出場権獲得までには至りませんでした。

 日本ゴルフツアーから輩出されたスターである石川遼選手は、今後どの様なゴルフ人生を歩んで行くのでしょうか。同選手は一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会員でもあり、出場権も有していますので、今後日本ツアーを主戦場にして行く事も考えられます。

 とは言えまたPGA TOUR へ戻ってくる事は、並大抵の事では実現出来ません。であるならば来季2018年1月に開幕するウエブドットコムツアー27戦で戦って行く事こそ、PGA TOUR 復帰へ最短の道のりの様にも思えるのですが。

 PGA of America(全米プロゴルフ協会)とPGA TOURは2017年8月8日に共同で、『全米プロゴルフ選手権』(以下全米プロ)の開催日程が、2019年より変更になる事を明らかにしました。同協会CEOのピート ベバクア氏は、日程変更の件に付いて2013年より検討しており、変更に至った大きな要因はオリンピック開催日程が大きい、との主旨発言をしております。

 昨年112年ぶりにゴルフ競技が、オリンピックで取り入れられ開催されたのは8月でした。この事から全米プロは異例とも言える7月開催となったのですが、同試合の歴史を振り返った場合、1969年より毎年8月に開催されており、メジャートーナメントの最終戦と位置付けられて来たのです。

 日程変更の件は当初PGA TOUR側からの提案だったとベバクア氏は述べておりますが、PGA TOUR委員のジェイ モナハン氏は「我々は2019年に始まるプロゴルフのカレンダーを大幅に向上させる、この2つの重要な変更を発表する事に興奮している」とコメントしております。

 また準メジャーと言われるThe players Championship(ザ プレーヤーズ選手権)は、1977年から2006年まで毎年3月に開催されて来ており、その後2007年より5月開催として今日に至っておりますが、当該トーナメントの日程も変更となり2019年より3月開催となります。この様な結果として、開催日程は下記の通りとなります。

2019年3月 ザ プレーヤーズ選手権
2019年4月 マスターズ トーナメント
2019年5月 全米プロゴルフ選手権
2019年6月 全米オープン
2019年7月 全英オープン
2019年8月 フェディックスカップ プレーオフ

 4年に一度開催されるオリンピックの開催時期の関係から、玉突きの如く日程変更に至った全米プロとザ プレーヤーズ選手権ですが、一説には9月上旬から始まる絶大な人気を誇る、全米フットボールリーグの影響も大きいのではと言われております。いずれにしても常にスポーツの市場動向をにらみ、機動的に対応しているアメリカゴルフ関係者の姿勢は、見習うべきものが多い様に思われます。

 アメリカ・ノースカロラナ州シャーロットにあるクウェイルホロークラブ(7,600ヤード_パー71)に於いて、8月10日~13日までの4日間開催されたメジャー最終戦の『全米プロゴルフ選手権』2017は、ジャステイン トーマス選手の優勝で幕を閉じました。日本人悲願のメジャー優勝は、またしてもお預けとなってしまいましたが、松山選手の善戦は日本のゴルフファンをひきつけて止まないものでした。

 最終日のバックナインに入り一時は7アンダーで首位に5人が並ぶ混戦状態でしたが、ジャスティン選手は17番のパー3ホールにおいて、池側に立つピンを果敢に攻めバーディを奪取し、この混戦状態にとどめをさしたのです。最終組の一組前でプレーしていた同選手は、現地時間13日18時48分(日本時間14日7時48分)8アンダーで先にホールアウトしていたのですが、最終組のK キスナー選手が18番ホール2打目を打った時点で優勝が確定しました。

 舞台となったクウェイルホロークラブは、どの様なコースだったのでしょうか。簡単な概略は、下記の通りです。

距離 パー 距離 パー
1 524 4 10 592 5
2 452 4 11 462 4
3 483 4 12 456 4
4 184 3 13 208 3
5 449 4 14 344 4
6 249 3 15 577 5
7 546 5 16 506 4
8 346 4 17 223 3
9 505 4 18 494 4
3,738 35 3,862 36

 松山選手は予選初日を無難に1アンダーでまとめたのですが、2日目は先週優勝した『WGCブリヂストン招待』の最終日を彷彿とさせるノーボギー7アンダーと言う圧巻のゴルフで、予選2日間合計8アンダーとして一躍暫定首位タイへ躍り出たのです。

 3日目はショットがぶれトータル6アンダー2位タイへ順位を下げたのですが、最終日での追い上げを多くのファンが同選手に期待しました。しかしながら最終日同選手は、バーディが5つなのに対して、ボギーが6つも出てしまう苦しい展開で、特に16番ホールでショートパットが外れボギーとしてしまった段階で、トップ追撃は困難な状態となってしまいました。

 試合終了後のインタビューで松山選手は、涙を流しました。タフだとの評価が高い同選手の涙は、カメラがまわっている中で初めて見た様にも思えます。松山選手が汗を拭う仕草ながら目頭を何度も覆う姿は、見る者の涙をも誘い悔しさがひしひしと伝わって来るものでした。

 4日間夢の舞台へ日本のゴルフファンをいざなってくれた同選手ですが、その活躍は近い将来必ずメジヤーで勝利してくれる、その様な期待を残してくれるものでもあり、結果はトータル5アンダー・5位タイでした。なお忘れてならないのは日本ツアーで活躍している選手たちであり、今回どの様な成績を残したのかは下記一覧の通りです。

  選手  予選ラウンド  4日間合計
スコア 順位 スコア 順位
谷原 秀人 +4 60T +11 67T
池田 勇太 +9 106T CUT
小平 智 +5 70T +5 48T
K キョンテ +3 43T +11 67T
S ヨンハン +15 140T CUT

 『全米プロゴルフ選手権』2017は本日8月10日より、アメリカ・ノースカロラナ州シャーロットにあるクウェイルホロークラブ(7,600ヤード_パー71)に於いて、13日の日曜日までの4日間開催されます。日本人選手は4名が参戦しますが、何と言っても注目されるのは、先週のWGCブリヂストン招待でPGAツアー5勝目を飾った松山英樹選手による、メジャー初優勝が有るのかと言う点です。

4選手によるスタート時間は、下記の通りです。

      初日スタート時間
 選手名   現地時間   日本時間
松山 英樹 10日/07:45 10日/20:45
谷原 秀人 10日/12:35 11日/01:35
池田 勇太 10日/12:40 11日/01:40
小平 智 10日/12:45 11日/01:45

 日本にゴルフが持ち込まれて100年ほど経過しておりますが、日本人悲願のメジャー優勝、この革命的出来事が起こるのか否か、日本のゴルフファンが固唾を飲んで見守る大舞台です。なおこの試合はゴルフネットワークや地上波のフジテレビを通じて、生中継として見る事が出来ます。

生中継 日本時間
ゴルフネットワーク 11日 / 01:00~08:00
ゴルフネットワーク 12日 / 01:00~08:00
フジテレビ 13日 / 03:45~07:30
ゴルフネットワーク 13日 / 23:00~24:00
ゴルフネットワーク 14日 / 00:00~08:00
フジテレビ 14日 / 03:05~08:00

 2017年8月3日~6日までアメリカ・オハイオ州アクロンのファイヤーストーンCC(7,400ヤード_パー70)で開催されておりました、PGAツアー『WGCブリヂストン インビテーショナル』において松山英樹選手は、最終日に9アンダーと言うビックスコアを出し優勝しました。同選手はこれで通算5勝目を達成しました。現地時間夕方の5時40分頃、日本時間7日(月)朝6時40分頃のビッグニュースです。

同選手の4日間にわたるスコアと順位は下記の通りです。

初日 2日目 3日目 最終日
当日スコア -1 -3 -3 -9
合計スコア -4 -7 -16
順位 15T 3T 4 優勝

 同大会へ出場出来る選手は、今年度の世界ランキング50位以内の選手と、世界各地のツアー競技で指定された大会の優勝者、更にはライダーカップやプレジデンツカップの代表選手など76名であり、予選落ちの無い希少なトーナメントです。

 この様なトップクラスの選手のみが集い優勝を目指して戦われた訳ですが、3日目までは9アンダーのZ ジョンソン、T ピータース2選手がトップを走り、4打差の5アンダーまでに8選手が居て、最終日の優勝争いは混とんとした白熱戦になるものと予想されたのです。

 しかしながら最終日のふたを開けてみれば何と松山選手の独走であり、フロントナインはイーグル有りノーボギーの5アンダー、バックナインもボギー無しの4アンダーで最終日のみ9アンダーは、並み居る選手達へ一歩もつけ入るスキを与えない圧巻のゴルフだったと言えます。ちなみに松山選手以外最終日に好スコアを出したのは、24位タイへ入ったF モリナリ選手で5アンダーでした。

 3日目トップを走っていたZ ジョンソン選手は、4日間合計11アンダーとして単独2位になったのですが、松山選手の爆発的スコアが無ければ、順当に優勝していた内容ではなかったかと言えます。ところで日本からは小平智選手と谷原秀人選手の2名が参戦しておりましたが、47位タイと50位タイと言う結果でした。

 『第146回全英オープンゴルフ選手権』2017は、日本時間7月24日未明にJordan Spieth(以下J.スピース)選手の優勝をもって、幕を閉じました。自身メジャータイトルは、マスターズと全米オープンに次ぐ3勝目となりました。優勝スコアは12アンダーで2位のマット クーチャー選手へ3打差、更にそれ以下の選手を大きく突き放して、J.スピース選手は全英オープン初優勝を飾りました。

 舞台となったロイヤルバークデールゴルフクラブはイギリス北西の海岸沿いに位置し、ヤーデージ7,156_パー70のリンクスコースです。全英オープン特有の風と雨に翻弄されながらも、出場権を獲得し参戦した日本ツアーを戦う選手と、日本人選手の結果は下記の通りです。

選手 最終スコア 順位
Cキム -3 11T
松山英樹 -2 14T
キム キョンテ +6 62T
ソン ヨンハン +6 62T
Sノリス +6 62T
Aブランド +7 CUT
Mグリフィン +7 CUT
Mヘンドリー +10 CUT
池田勇太 +10 CUT
Pマークセン +10 CUT
谷原秀人 +12 CUT
宮里優作 +12 CUT

 もしかしたら日本人によるメジャー優勝が有り得るかも、と日本の大きな期待を背負った松山英樹選手でしたが、最終日出だしの1番ホールでのOBを伴うトリプルボギーは、いやな予感を与えるに充分過ぎるものでした。最終日1日の結果は2オーバー4日間合計2アンダーとして、14位タイにて終戦しました。

 見る者以上に松山選手自身がくやしさ満載に感じた大会だったと思われますが、優勝したJ.スピース選手の4日間安定した試合運びは、メジャーで優勝する為の必須条件なのかもしれません。

PGA TOUR アジア支社は6月より本格的始動開始

  • 投稿日:
  • by

 PGA TOUR International Japan 合同会社(以下PGA TOUR アジア支社)は、2017年6月に入り東京の港区虎ノ門にて、活動を本格化させた事を明らかにしました。同社は2016年6月に千代田区の弁護士事務所にて設立登記され、その後一時的に千代田区丸の内へ移転したのですが、この度下記住所を活動の拠点として構えました。

  • PGA TOUR アジア支社
    〒105‐0001
    東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー28F
    TEL 03-6432-0014 / FAX 03-6432-0114

 同社は日本におけるゴルフ活性化へ向けて、一般社団法人日本ゴルフツアー機構や公益社団法人日本プロゴルフ協会と協議をすすめながら、新たな活動を模索しております。当面PGA TOURのトーナメントを日本で開催する事なども、視野に入ってくる事と思われます。

 すでに同社は韓国の企業グループである「CJコーポレーション」をスポンサーにして、韓国におけるPGA TOUR開催について今年10年契約を締結したとしており、2017~2018年シーズンに第1回大会が開催される事を明らかにしております。

 日本のみならずアジアをもにらんだ市場開拓へ、PGA TOUR アジア支社の動向から益々目が離せません。

 2017年6月15日(木)~18日(日)までの4日間、アメリア・ウィスコン州のエリンヒルズ(7,741ヤード_パー72)で開催された第117回全米オープンは、アメリカのブルックス・ケプカ選手の優勝で幕を閉じました。同選手の4日間合計16アンダーは、他の選手を寄せ付けない圧倒的な勝利だったと言えます。

 日本の期待を一身に背負った松山英樹選手は、ケプカ選手と4打差の2位タイにて終戦したのですが、いわゆるゾーンに入ったとも思えるケプカ選手に対し、それに食らいついていき戦う姿勢を貫き通しました。3日目終了時点で同選手は、伸び悩み首位戦線から脱落したかのような成績と順位でしたが、「ここで諦めたら上には行けない、明日ビッグスコアを出せば優勝争いが出来る」とコメントし、PGA TOUR を戦う者の心情を吐露したのです。

 これは単なるビッグマウスとは異なるもので、結果はその通りになりました。最終日に日本のゴルフファンは、テレビに限らずあらゆる情報源から同選手の活躍に一喜一憂しました。この度の松山選手の活躍に対し日本のゴルフファンは、メジャー優勝を身近にとらえられたのでは無いかと思えると共に、それは決して夢じゃない目標なのだと感じられたのでは無いでしょうか。

 ところで日本からは松山選手の他6名の選手が参戦しました。この6選手とは既に参戦が決まっていた池田勇太選手と谷原秀人選手に加え、5月22日小野ゴルフ倶楽部で開催された予選会を勝ち上がった 1.小平智 2.今平周吾 3.C.キム 4.宮里優作の4選手でした。この中で決勝へ進出出来たのは、小平選手と宮里選手のみでした。3選手の成績と順位は、下記の通りです。

選手名 1日目 2日目 3日目 最終日
松山 英樹 +2 -7 -1 -6
81T -5_8T -6_14T -12_2T
小平 智 +1 -3 +1 +4
63T -2_24T -1_35T +3_46T
宮里 優作 0 -2 +4 +7
44T -2_24T +2_51T +9_60T

 なお2日目を終了した時点で、昨年の同大会チャンピオンであり世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン、2位のロリー・マキロイ更には3位のジェイソン・デイ3選手が予選落ちとなってしまったのですが、これはメジャー史においても珍事として話題になりました。

 2017年4月6日より開幕した第81回マスターズトーナメント2017は、セルヒオ・ガルシア選手の優勝で現地時間9日の7:40PM頃(日本時間10日8:40AM頃)に幕を閉じました。自身マスターズ初優勝ですが、スペイン人としてはセべ、オラサバルに続く3人目と成りました。又この最終日はきしくも、54歳の若さで亡くなったスペインの英雄セべの誕生日でした。

 トーナメント最終日、勝者を決める戦いはジャスティン・ローズ(イングランド)選手と、セルヒオ・ガルシア(スペイン)選手の一騎打ちに成りました。一進一退の攻防を繰り広げながら、共に9アンダーでホールアウトした両者は、プレーオフへ突入しました。どちらが勝っても初優勝と言う事でしたが、プレーオフ1ホール目でボギーとしたローズ選手に対して、ガルシア選手はバーディとし勝負に決着がつきました。

 日本からの期待を一身に背負った松山英樹選手(25=LEXUS)は、最終日に3日目のストレスを発散した様な7バディー2ボギーの67で上がり、トータル1アンダー・11位タイでホールアウトしました。振り返るに3日目18番ホールのダブルボギーは、返す返すも残念ですが、応援する側にとっては、来年につながる同選手の活躍だったと言えます。

 その他日本人選手の活躍は、池田勇太選手が予選2日間合計7オーバー・54位タイ、更に谷原秀人選手は12オーバー・84位タイにて、残念ながら共に予選落ちとなってしまいました。ちなみに今大会賞金ですが、ゴルフダイジェスト・オンラインは、賞金総額1,100万ドル優勝賞金198万ドル(約2億1,978万円)と伝えております。

PGA TOUR 東京支社は1月に独自の事務所設立へ

  • 投稿日:
  • by

 PGA TOUR 東京支社は、2017年1月20日これまでの間借り状態から、新たに独自事務所を確保し、更には商号変更も行った様です。概要は下記の通りです。

商号 USA TOUR Japan合同会社
本店 東京都千代田区大手町一丁目1番2号
大手町タワー 西村あさひ法律事務所内
設立 2016年6月20日
資本金 850万円

下矢印_1.gif

商号 PGA TOUR International Japan 合同会社
本店 東京都千代田区丸の内一丁目11番1号
パシフィックセンチュリープレイス8F

 一説には室内の造作後、2017年5月初旬より本格的活動が開始されるとの事ですが、WEBサイトは既に日本語表記のものも、閲覧出来る様になっております。昨年10月下旬に明らかにされたPGA TOUR 東京支社ですが、今年はゴルフ界へ大きな話題を提供する、台風の目になるのではないかと思われます。

 2017年2月2日から5日までの4日間、米国アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデール_スタジアムコースで開催されましたWaste Management Phoenix Open2017(以下フェニックスオープン)は、日本の松山英樹選手が優勝しました。自身ツアー通算4勝目を飾ると共に、日本人選手最多数勝利を数える事になりました。現地時間5日夕方5時少し前、日本時間6日朝9時少し前の勝利です。

 松山選手は初日6アンダー・2位タイと幸先良いスタートをきったのですが、いわゆるムービングデーと言われる3日目に3アンダー・トータル12アンダーとして、上位陣が大きくスコアを伸ばす中で、今一つながらも何とか最終日に優勝争いが出来そうな位置で、踏みとどまる事が出来ました。この日トップに立ったのは、韓国のByeong Hun An(アン ビョンホン)選手でした。トータル16アンダーとして松山選手に4打差を付け、最終日を迎える事になったのです。

 最終日アン ビョンホン選手が失速する中、優勝争いはノーボギー・5アンダーとしてスコアを伸ばした松山選手と、同じく最終日に7アンダーをマークしたWebb Simpson(ウエブ シンプソン)選手に絞られ、共に17アンダー1位タイでホールアウトしたのです。

 プレーオフは4ホールにも及び、最後にバーディを取った松山選手に軍配が上がりました。昨年同様に又してもプレーオフを勝ち抜きました。同大会連覇です。

 松山選手と共に参戦した石川選手は初日3アンダー18位タイと好位置に付けるものの、2日目ドライバーショットの不安定さから3オーバーとなり、76位タイとして予選落ちしてしまいました。石川選手はこの度の出場で同大会5度目となるのですが、一度も予選を通過していない、ある意味相性の悪い大会となっております。

 同大会は、他のトーナメントで見る事の出来ない娯楽性の高いものとなっており、特に16番のショートホールは、ティーングランドを囲むようにスタジアム形式のスタンドが設置されており、約2万人のギャラリーを収容出来ます。ここでは常に歓声が止む事無く、プレーヤーがショットしようがおかまいなしです。時にはプレーヤーが(もっと盛り上げてくれ)とばかりに、催促する様な場面も見受けられます。

 (プレー中はお静かに)なるプラカードを見る事も無く、まるでお祭りです。ちなみに来場者数も桁外れで有り、1991年開催時には期間中を通じて約36万人のギャラリーがつめかけたのですが、2016年の昨年は約61万8,000人を記録しております。

 2017年1月26日から29日までの4日間、カリフォルニア州サンディエゴのトリーパインズGC(サウスコース:7,698ヤード、ノースコース:7,258ヤード)で開催されていたファーマーズインシュランスオープンの優勝者は、Jon Rahm(ジョン ラーム)選手でスコアは、2位選手に3打差をつけてのトータル13アンダーでした。

 優勝賞金120万6,000ドル、フェディックスカップ500ポイントを獲得しました。

 今大会へ日本人選手は、石川遼、松山英樹の2選手が参戦しました。石川選手は初日2オーバー・117位タイと出遅れたものの、結果は6アンダー・20位タイでした。松山選手は4間通して大きくスコアが伸びる日が無く、結果は4アンダー・33位タイでした。日本では聞きなれないポアナ芝と言うグリーンに、手こずって終戦したと言えます。

 今試合で最も注目されたのは、タイガー・ウッズ選手です。

 同選手にとって2016年12月の『ヒーローワールドチャレンジ』が復帰第1戦となったのですが、USPGAツアーとしては今試合が実質的復帰戦と言えます。昨年12月にはブリヂストンスポーツ(株)とボール使用の契約、そして2017年1月25日にはクラブをテーラーメイドと契約した事を発表して臨んだ試合でしたが、結果は4オーバー・110位タイとして予選落ちとなりました。

 とは言えゴルフ界にとって明るい話題となり、次の焦点で有り関心事は、いったい優勝出来るのだろうか、何時優勝するのだろうか、という事になるのだろうと思われます。

 1月12日から15日までの4日間、ハワイのワイアラエCC(7,044ヤード・パー70)で行われたUSPGAツアーのソニーオープン イン ハワイの優勝者はJ.トーマス選手です。2位のJ.ローズ選手に7打差を付けて、圧巻の優勝劇でした。同選手にとっては2週連続優勝と成りました。

 とはいえそのJ.トーマス選手を追撃するJ.ローズ、J.スピース両選手の追い上げは、最終日の緊張感も手伝い迫力のあるものでした。フロントナインで安全運転の様なゴルフで、1つスコアを落とし21アンダーとしたJ.トーマス選手を、捕まえられるのではと一時思わせる2選手の追い上げでした。

 日本人選手の参戦は今回6名でしたが、岩田寛、宮里優作、片岡大育の3選手は予選落ちとなってしまいましたが、残る3選手の結果は下記の通りです。

選手 合計スコア 順位
松山英樹 -11 27位タイ
谷原秀人 -11 27位タイ
小平 智 -8 49位タイ

 松山選手は過去4回同大会へ出場するも好結果を残す事が出来ず、唯一2015年には決勝ラウンドへ進出したのですが、MDFにより3日目で終戦しておりました。

 2017年1月5日から8日までハワイ州カパルアのプランテーションコースで開催された、PGA TOUR ・SBSトーナメント・オブ・チャンピオンズの優勝者は、Justin Thomas(ジャスティン・トーマス)選手でした。現地時間8日の午後2時30分、日本時間9日の午前9時半頃の決着でした。

 日本の松山英樹選手は4日間常に最前線で優勝争いを演じるものの、4日目17番ホールでのボギーはなんとも手痛いもので、首位を走るジャスティン・トーマス選手への追撃を緩める結果となってしまいました。

 最終日の優勝争いは、松山英樹選手とジャスティン・トーマス選手のまさしく一騎打ちの状況でしたが、昨年2016年10月に於けるCIMBクラシックの再現であるかのように、またしても松山選手はジャスティン選手を捉える事は出来ずに、単独2位にて終戦となってしまいました。

 日本のゴルフファンが固唾を飲んで注目した同トーナメントでしたが、松山選手のPGA TOUR 4勝目はおあずけとなってしまいました。しかしながらこの勢いは必ずや次の戦いにつながるものであり、近い内にその祝砲がとどろく事と思われます。上位陣の結果は、下記の通りです。

優勝 J.Thomas -22
2位 松山 英樹 -19
3位タイ J.Spieth -16
3位タイ P.Perez -16
3位タイ R.Moore -16
6位タイ D.Johnson -15
6位タイ P.Reed -15
6位タイ B.Steele -15
9位タイ T.Finau -14
9位タイ W.Mcgirt -14
9位タイ J.Walker -14