2020年10月15日~18日までの4日間、千葉県の紫カントリークラブすみれコース(7,317ヤード・パー70)を舞台に、第85回日本オープンゴルフ選手権が開催されました。
今回このメジャートーナメントを制したのは稲森祐貴選手ですが、2018年に横浜カントリークラブで開催された第83回も制しておりますので、二度目の同選手権優勝となりました。これは同選手にとってツアーキャリアに於ける優勝が、全て日本オープンと言う事にもなりました。
此れ迄の約20年間で同オープンを複数回優勝しているのは、尾崎直道、谷口徹、片山晋呉、池田勇太の4選手のみですから、稲森選手は実績としてツアー2勝ながらも日本オープン2勝として、かれらの仲間入りを果たした事になります。記録に残る選手になったとも言えます。
多くのゴルフファンの記憶に残る選手として活躍して行く為には、今後多くのゴルフシーンでの活躍が期待されますが、大舞台に強い選手である事が実証された今回の優勝は、更に同選手を磨いていく事と思われます。それにしても4日間安定したゴルフだったと言えます。
関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
2020年度ナショナルオープン開催へ向けJGAが方針発表
公益財団法人 日本ゴルフ協会(以下JGA)は2020年8月31日、今年度主催するナショナルオープンについて、一般非公開で開催する事を明らかにしました。
今回JGAが対象にしているナショナルオープン競技は、「第30回日本シニアオープンゴルフ選手権」、「第53回日本女子オープンゴルフ選手権」、「第85回日本オープンゴルフ選手権」です。この3試合開催へ向け、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する為には、一般非公開でプロアマ大会を中止しチャンピオンズディナーも中止する事が、最善策であるとの結論に至った様です。
一般観客を受け入れないと言う事は、JGAの収益減にもつながる事から、各試合の賞金総額も一律25%減額するとしております。日本オープンは2億1,000万円から1億5,750万円へ、女子オープンは1億5,000万円から1億1,250万円へ、シニアオープンは8,000万円から6,000万円になります。この様な経験は、日本オープンで1979年に一度あるものの、それ以外は初めての事になる様です。
一般非公開と言えどもこの模様は、共同主催のNHKにより放映されますので、ゴルフファンは地上波のテレビにより観戦する事が出来ます。この内容に関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
JGAドリームステージは既に一部でキャンセル待ち
公益財団法人 日本ゴルフ協会では、2015年より『ドリームステージ』を創設し、多くのゴルファーがナショナルオープンへの参加が出来る仕組みを作りました。現在ドリームステージは拡大し、日本オープン、日本シニアオープン、日本女子オープンまで対象になっております。
2月10日より受け付けが開始されたアマチュア予選会の「ドリームステージ コンペティション」(以下コンペ)ですが、2月13日現在で埼玉県の東京ゴルフ倶楽部を会場にした申し込みは、既にキャンセル待ちの状態との事です。同倶楽部は旧・社団法人制であり、一般のゴルファーにとっては、なかなかプレーする機会が少ない事から、この様な現象が起きているものと思われます。
同コンペへはJGA/USGAハンディキャップインデックスを取得している方であれば、何方でもエントリー出来ますし、ローハンディの方以外でも多くの方が参加しております。友人と2人でエントリー出来る点が、何よりも魅力なのだと言えます。
参加する必要経費はエントリーフィの税込16,500円と、税込11,000円~13,200円の各コースプレーフィ、更にはゴルフ場利用税と言うのが大きな部分です。参加特典としては、1.JGAオリジナル記念バッグタグ 2.ダンロップゴルフボール3個 3.日本オープンと日本女子オープン更に日本シニアオープンの共通観戦券を得られます。
東京ゴルフ倶楽部以外はまだ枠が残っておりますので、会場の確認とエントリーは次のURLよりアクセスしご確認下さい。http://www.dreamstage.co/
関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
2015年第80回日本オープンは予選会・ドリームステージを実施

2019年度第84回日本オープンゴルフ選手権が、10月17日(木)~20日(日)までの4日間、福岡県の古賀ゴルフ・クラブ(6,817ヤード_パー71)にて開催されます。
主催者である公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)では、アマチュア選手による同選手権への出場機会をより得られるべく、4年前よりドリームステージを開催してきております。
今年のドリームステージは3月8日から5月27日までの期間に、全国8会場に於いて271名が参加し開催されました。この中から58名が勝ち上がり、次のステージである地区予選へと進んだのです。この地区予選から最終予選へと、スリーステップを踏み勝ち残る事で、本戦へ出場出来るのです。
地区予選は7月1日より同月31日までの間、全国7会場で770名を集め戦われたのですが、勝ち残った140名の中にドリームステージから這い上がってきた選手は、今回残念ながら皆無でした。如何に厳しい戦いであるのか想像させますが、ある意味それだけ日本オープンの重みも同時に感じさせるものと言えます。
10月1日JGAは本戦出場者120名を発表致しましたが、この中には別のカテゴリーにて選出された11名のアマチュア選手が、入っております。その選手は下記の皆さんですが、順不同、敬称略にて表記させて頂きます。
1、木村太一 2、豊島豊 3、金谷拓実 4、小林大河 5、植木祥多 6、桂川有人 7、石坂友宏 8、塚本岳 9、生源寺龍憲 10、出利葉太一郎 11、米澤蓮
これらの選手は既に全国的レベルの大会で活躍されている訳ですが、ドリームステージから本戦へ出場出来なかった選手の分まで、アマチュアの代表として大暴れして欲しいものです。
関連するかつての記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
2018年度第83回日本オープンゴルフ選手権開催へ向けて

< 戸張捷JGA常務理事 >
公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)は2018年9月10日東京都内会場にて、今年横浜カントリークラブで開催される『2018年度第83回日本オープンゴルフ選手権』の概要を発表しました。本大会へのエントリー締め切りまでは、2週間ほどを残すものの、アダム スコット選手及びジャスティン ハーディング選手の参戦は注目です。
本大会で使用されるコースは殆どが西コースでまかなうものの、2ホールについては東コースを使用します。同クラブの会員及びゲストのプレーヤーが、通常使用するホールとトーナメントホールを確認し易くする為、下記へその資料を表記しました。
OUT_3,410ヤード・パー35(通常営業の西インコース) |
大会ホール |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
大会ヤード |
478 |
418 |
161 |
536 |
416 |
474 |
182 |
330 |
415 |
通常ホール |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
IN_3,847ヤード・パー36(通常営業の西アウトコース7ホール+東17番と18番) |
大会ホール |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
大会ヤード |
439 |
492 |
414 |
514 |
523 |
337 |
504 |
387 |
237 |
通常ホール |
東17 |
東18 |
1 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
グリーンの芝種は007であり、グリーンスピードはスティンプメーターで12フィート、コンパクションは山中式で24の硬さを想定し仕上げているとの事です。同クラブでは9月25日からコースをクローズし、一般営業を受けずメンテナンスに徹するとしております。
本戦は10月11日(木)より始まりますので、16日前から最後の仕上げへ向けた整備が行われると言う事になります。このトーナメントにかける同クラブ経営陣の意気込みが、ひしひしと伝わって来るものです。クーア&クレンショーによって改造されたトーナメントコースが、NHK放送を通じ全国のゴルフファンへお披露目されます。
当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
横浜カントリークラブ
横浜カントリークラブは2018年日本オープン開催へ向け準備進む
公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は2018年2月21日、かねてより懸案となっていたワールドハンディキャップシステム(以下WHS)に付いて、Royal and Ancient Golf Club of St Andrews(R&A)と全米ゴルフ協会(USGA)によって、現地時間2月20日にその概要が明らかにされたとして、日本語訳した内容を発表致しました。その特徴の要約は下記の通りです。
- 競技ラウンドとレクリエーションラウンドの両方を査定出来る様にし、ゴルフアーの技量を正確にハンデへ反映させる。
- 新規ハンディキャップ取得時に必要な推奨最小スコア枚数は54ホール分とする。
- ゴルファーは世界中の何処へでも均一なハンディキャップを持ち運べる。
- より正確な技量が反映される様、過度の数値変動を防止する。
- 異常なコースコンディションと気象状況を考慮する。
- ホールスコアの上限はネットダブルボギーとする。
- ハンディキャップの上限は男女ともに54.0とする。
グローバルスポーツとしてのゴルフは、ルールや用具更にはアマ資格などの規則を世界で統一しているにも関わらず、ことハンディキャップに関しては、6つのシステムが世界に存在し機能しています。この世界6団体が運用しているシステムを統一する事で、ゴルフは更に発展して行くと考えられた点がWHSの根拠になっています。
WHSが何時から適用されるのかと言えば、それは2020年1月1日からです。日本には現在約58万5,000人のアマチュアゴルファーが、JGA/USGAハンディキャツプインディックスを保有していると言われております。この日本のアマチュアゴルファーも当然ながらこの日をもって、WHSへ切り替わって行きます。
WHSが日本国内のゴルフ人口増加に、寄与する事を願いたいものです。この度の内容に関連する過去の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
世界統一ハンディキャップシステムの概要が今秋明らかに
ゴルフ新年会実行委員会により2018年1月17日東京都内に於いて、<2018年ゴルフ新年会>が開催されました。これにはいわゆるゴルフ16団体とゴルフ関連企業など、約633名以上の関係者が集まり、盛大なものに成りました。
冒頭「我が国のゴルフ界の発展と活性化のための提案」と題して、公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)竹田恆正会長と公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)倉本昌弘会長による講演が有り、それはまさしく両者が共同で活性化策を推進して行くと言うものでした。
特に次の竹田会長による講演要旨は、JGAとPGAの共同作業を象徴するものと言えます。「世界の舞台で活躍できる技術や体力に加え、誰からも愛される人間性を兼ね備えた、憧れとなる選手を継続的に数多く養成する」、「この為にはアマチュアからプロまで一気通貫で育成・強化して行く必要があり、1.選手強化プログラムと2.指導者育成プログラムは何よりも重要なものとなる」、としております。
この活動この船に全てのゴルフ関係者が乗り合わせて欲しい、オールジャパンで戦って行く必要があるとして、両氏は来場者へ語りかけました。今後この動きが具体的になるものと思われますが、この様な活動方針を共有化出来たのは、両法人格の定款がほぼ同一内容で有った事が、大きな要因だと倉本会長は語りました。
一時倉本会長は自らのPGAと一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)との提携及び将来的な融合を模索していた様に思われますが、ツアー名称に関するコンセンサス不調に終わって以降、会長の軸足はJGAの方へ向きだしていた様に思われます。その形が今回共同活動と言う事で、具現化して来たと言えます。
いずれにしても倉本会長は、ゴルフ界を活性化したい、そして日本に於けるゴルフの統括機構(NF)を作り出して行く事こそ、真の隆盛につながるのだと確信している様に思われ、そのステップを今一つずつ駆け上がっているとも言えます。
2017年9月14日(木)~18日(月)までの5日間、福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部で開催された『第27回日本シニアオープンゴルフ選手権競技』2017を制したのは、4日間合計18アンダーとしたプラヤド マークセン選手で、優勝賞金1,600万円を獲得しました。同選手は昨年の同選手権でも優勝しており、2連覇達成と言う事に成りました。
9月17日九州地方を襲った台風18号の関係から同オープン競技は順延となり、予備日として準備されていた18日月曜日、本日が最終ラウンドとなりました。7時45分に1組目が1st Teeから、そして7時50分に12組目が10th teeからそれぞれスタートして行く中、勝者が確定したのは午後1時40分過ぎでした。
決勝ラウンドに入りマークセン選手はごくごく普通の選手になってしまった様で、3日目2アンダー最終日2オーバーとして、振り返れば2日間トータルスコアはイーブンパーだったのです。しかしながら同選手へ優勝をもたらした大きな要因は、初日2日目の驚異的とも言えるビッグスコアだったのです。
初日ノーボギーの9アンダー、2日目も同じくノーボギーの9アンダーで、予選ラウンドを終わってみればトータル18アンダーとして、単独2位の尾崎直道選手へ8打差をつけており、この時点で決勝ラウンドへ駒を進めた60選手に対し、戦意喪失させるに等しい異次元の戦いぶりを披露したのです。マークセン選手による独り相撲とも言えるもので、まさしく同選手権へ王手をかけた状態でした。
最終日井戸木鴻樹選手は4アンダーを出し2位タイに入るものの、首位のマークセン選手とは4打差があり、プレッシャーをかけるには及びませんでした。3日目終了時点で上位戦線に居たキム ジョンドク、鈴木亨、米山剛3選手による最終日の爆発力不足が、マークセン選手の一人舞台にさせてしまったと言える反面、同選手の強さが際立った試合だったとも言えました。
2016年度『第81回日本オープンゴルフ選手権』が10月13日(木)より16日(日)までの4日間、埼玉県の狭山ゴルフ・クラブを舞台に、アマチュア15名を含めた121選手によって戦われました。その頂点を極めたのは松山英樹選手でした。
松山選手は3日目に5アンダーをマークし、トータル4アンダーとして単独首位に立ちました。最終日は一度も首位の座を明け渡す事無く、スコアを一つのばして5アンダーとして、危なげ無く優勝しました。同選手の戦いは、2位のイキョンフン(韓国)、池田勇太2選手に3打差をつけての、堂々たる内容でした。
今大会を大いに盛り上げたのは、下記の3選手と言っても過言ではなく、ただA・スコット選手の予選落ちは、残念の一言に尽きます。
選手名 |
2日目 |
最終日 |
A・スコット |
2日間合計+10_71位タイ_CUT |
━ |
松山 英樹 |
2日間合計+1_8位タイ |
4日間合計-5_優勝 |
石川 遼 |
2日間合計+2_14位タイ |
4日間合計+3_7位タイ |
ローアマチュアは東北福祉大学3年の比嘉一貴さんで、4日間トータル6オーバー・14位タイの成績でした。又ドリームステージより唯一本戦へ進出し、尚且つ決勝まで戦い抜いた中島啓太さんは、12オーバーの34位タイと言う結果でした。
4日間合計の来場者数は、45,257名を記録すると言う、戦いの熱気が冷めやらぬ中ですが、来年2017年の同大会開催コースは、岐阜県関市にある岐阜関カントリー倶楽部の東コースを舞台にして行われる予定です。
『第81回日本オープンゴルフ選手権』出場の為に来日中のアダム・スコット選手が、将来プロゴルファーを目指す次世代のゴルファーへ向けて、ジュニアイベントを開催しました。その名は、「フューチャー・ゴルファーズ・セミナー」です。
2016年10月11日(火)の15時15分?16時15分までの1時間、各地区強化指定選手約40名を狭山ゴルフ・クラブ18番(日本オープン用設定)グリーンサイドへ集め、熱い思いを語りました。ちなみに各地区強化指定選手とは、JGAナショナルチームメンバー入りを目標に、各地区ゴルフ連盟が選考し強化している中学生と高校生ゴルフファーを指します。
![jopadm_20161011_tact-33[1][1].jpg](/kakocho/2018/jopadm_20161011_tact-33%5B1%5D%5B1%5D.jpg)
セミナー冒頭では強化選手へのサプライズとして、松山英樹選手が登場し約20分間にわたるメッセージが贈られました。若い内に様々な芝種に慣れる事、感情をコントロールする様常に努力する事、そして英語を勉強するべきだとの内容でした。
セミナー終了後に今大会に於ける優勝スコアを尋ねられたアダム・スコット選手は、10アンダーぐらいでは無いかとの予想を明らかにしました。しかしこれは調子の良い選手の話で、悪い選手ではとてつもなく悪いスコアが出るのではないかとの事でした。当該ゴルフ場の概略は、下記のリンクよりご確認頂けます。
狭山ゴルフ・クラブ
『第49回日本女子オープンゴルフ選手権』が、2016年9月29日~10月2日までの4日間、栃木県の烏山城カントリークラブ二の丸と三の丸コースを使用して行われました。井上誠一氏設計により華麗な造形美と高度な戦略性をもった本コースは、6,506ヤードパー71のセッティングです。
31名のトップアマチュアとプロ91名の合計122名にて、女子日本一を目指して戦われたのですが、その頂点に立ったのは、ルネサンス高等学校3年の畑岡奈紗さんです。4アンダーにて先にホールアウトしていた畑岡さんですが、一時はトップを走っていた堀琴音選手が、3アンダーとスコアを落としてホールアウトした事を確認した、16時過ぎに優勝が確定しました。
これまでLPGAツアーで優勝したアマチュア選手は数名いるものの、メジャートーナメントでは史上初となります。
今大会を振り返り大いに盛り上げたのは、トップアマチュアの選手達でした。初日10位以内に5名もの選手が入り、決勝ラウンドへ進出した64選手中10名がアマ選手でした。特に長野未祈さんは初日2位タイ、2日目2位、3日目首位と安定したゴルフで、最終日の活躍が期待されましたが、余りにも荷が重かった様に思え、最終日は7オーバーと崩れてしまいました。
下記は決勝ラウンドへ進出した2日目の順位を基に、アマチュア選手の活躍を箇条書きにしました。(敬称略)
選手名 |
誕生年 |
2日目 |
最終日 |
長野 未祈 |
2000年 |
2位 |
10位タイ |
畑岡 奈紗 |
1999年 |
8位タイ |
優勝 |
高橋 彩華 |
1998年 |
15位タイ |
37位タイ |
西村 優菜 |
2000年 |
18位タイ |
6位タイ |
吉田 優利 |
2000年 |
26位タイ |
53位タイ |
佐渡山 理莉 |
2000年 |
26位タイ |
25位タイ |
金澤 志奈 |
1995年 |
34位タイ |
64位 |
吉本 ここね |
2000年 |
34位タイ |
49位タイ |
古江 彩佳 |
2000年 |
43位タイ |
28位タイ |
石井 理緒 |
2000年 |
58位タイ |
37位タイ |
宮田 成華 |
1997年 |
66位タイ・CUT |
━ |
梶谷 翼 |
2003年 |
66位タイ・CUT |
━ |
岩崎 美紀 |
2000年 |
74位タイ・CUT |
━ |
原 英莉花 |
1999年 |
74位タイ・CUT |
━ |
工藤 優海 |
1999年 |
74位タイ・CUT |
━ |
吉川 桃 |
1998年 |
74位タイ・CUT |
━ |
小滝 水音 |
1998年 |
74位タイ・CUT |
━ |
大里 桃子 |
1998年 |
74位タイ・CUT |
━ |
山口 すず夏 |
2000年 |
84位タイ・CUT |
━ |
松原 由美 |
1999年 |
84位タイ・CUT |
━ |
河野 杏奈 |
1999年 |
84位タイ・CUT |
━ |
新垣 比菜 |
1998年 |
93位タイ・CUT |
━ |
勝 みなみ |
1998年 |
93位タイ・CUT |
━ |
識西 論里 |
1997年 |
99位タイ・CUT |
━ |
瀬賀 百花 |
1999年 |
103位タイ・CUT |
━ |
澁野 日向子 |
1998年 |
109位タイ・CUT |
━ |
菅沼 菜々 |
2000年 |
109位タイ・CUT |
━ |
杉原 彩花 |
1998年 |
113位・CUT |
━ |
大林 奈央 |
1999年 |
114位・CUT |
━ |
関野 愛美 |
1999年 |
115位・CUT |
━ |
西岡 利佳子 |
2001年 |
116位・CUT |
━ |

2016年9月15日(木)~18日(日)までの4日間、千葉県印西市の習志野カントリークラブを舞台にして戦われた、2016年度『第26回日本シニアオープンゴルフ選手権』優勝者は、タイのPrayad MARKSAENG(以下プラヤド・マークセン)選手でした。
決勝ラウンドへ進出した64名中、3日目を終了した時点でアンダーパーグループは10人でした。鈴木亨選手とプラヤド・マークセン選手が、共に7アンダーで首位タイとして最終日を迎えました。最終日のフロントナインは、両選手ともに4アンダーとして一歩も譲らず、勝負の行方はバックナインへもつれこみました。
バックナインに入り鈴木選手は3ホールでボギーを出す中で、マークセン選手は忍耐強くパーを積み重ねながら、最終18番ホールではバーディとして、この大接戦をせいしたのです。雨が断続的に降る厳しいコンディションの中、振り返ればノーボギー5バーディと言う結果で、優勝をもぎ取ったのです。
プラヤド・マークセン選手は今年シニアルーキーとしてシニアツアーへ参戦しておりますが、『2016年マルハンカップ太平洋クラブシニア』と『2016年コマツオープン』の2戦で優勝しておりました。
同選手はシニアツアーのみならずレギュラーツアーでも活躍しており、9月18日現在で賞金ランキング56位につけています。年はシニアでも実力はレギュラークラスのプラヤド・マークセン選手が、実力を如何無く発揮して、取るべきして取った勝利とでも言えます。
順位 |
選手 |
トータルスコア |
最終日スコア |
1 |
プラヤド・マークセン |
-12 |
-5 |
2 |
鈴木 亨 |
-9 |
-2 |
3 |
盧 建順 |
-1 |
+3 |
4 |
渡辺 司 |
0 |
+2 |
4 |
ピーター・ファウラー |
0 |
+4 |
2016年度『第49回日本女子オープンゴルフ選手権』が、9月29日(木)?10月2日(日)までの4日間、栃木県の烏山城カントリークラブに於いて開催されます。主催は公益財団法人日本ゴルフ協会、共催はNHKです。
大会参加者は予選競技を勝ち抜いた52名を含め、総勢120人ほどになります。トップアマチュアとプロが、女子ゴルファー日本一をかけて戦われるのですが、今年は49回目を向かえます。
同大会に於ける4日間の合計入場者数を、過去20年間にさかのぼり、下記一覧でまとめてみました。白熱した戦いのゆくえを見るのも又楽しいものですが、別の視点でとらえる事で興味が倍増する様に思えます。
開催年 |
優勝者 |
コース |
入場者数 |
1996年 |
高村 亜紀 |
龍ヶ崎 |
9,164人 |
1997年 |
岡本 綾子 |
東広野 |
12,234人 |
1998年 |
野呂 奈津子 |
三好 |
8,651人 |
1999年 |
村井 真由美 |
霞ヶ関 |
12,780人 |
2000年 |
肥後 かおり |
飯能 |
12,507人 |
2001年 |
島袋 美幸 |
室蘭 |
10,044人 |
2002年 |
高 又順 |
箱根 |
9,808人 |
2003年 |
服部 道子 |
千葉 |
21,959人 |
2004年 |
不動 裕理 |
広島 |
12,703人 |
2005年 |
宮里 藍 |
戸塚 |
48,677人 |
2006年 |
Jeong Jang |
茨木 |
43,433人 |
2007年 |
諸見里 しのぶ |
樽前 |
13,291人 |
2008年 |
李 知姫 |
紫雲 |
22,949人 |
2009年 |
宋 ボベ |
我孫子 |
34,643人 |
2010年 |
宮里 美香 |
大利根 |
26,644人 |
2011年 |
馬場 ゆかり |
名古屋 |
19,364人 |
2012年 |
フォン・シャンシャン |
横浜 |
31,949人 |
2013年 |
宮里 美香 |
相模原 |
33,160人 |
2014年 |
テレサ・ルー |
琵琶湖 |
23,338人 |
2015年 |
チョン・インジ |
片山津 |
31,571人 |

2016年度『第81回日本オープンゴルフ選手権』出場者は、有名選手が多く前評判は上々のものがあります。開催コースである埼玉県の狭山ゴルフ・クラブでは、大会前の盛り上がりから来場者数を、4日間のべ4万人程になるのでは無いかと想定しています。
USPGAツアーのシード選手であり同ツアーを転戦中の松山英樹選手は、9月8日?11日までのプレーオフシリーズ第3戦『BMW選手権』会場に於いて、『第81回日本オープンゴルフ選手権』への出場を明らかにしました。これに呼応するかの様に、石川遼選手も参戦を明言しました。
アダム・スコット選手は早くから参戦する事を公言していたのですが、「今年こそは優勝できるようにプレーする」と力強いコメントを寄せており、3度目の同大会出場になりました。
トッププロとトップアマチュアの総勢120人が激突する同大会ですが、ドリームステージを戦い抜きただ一人出場権を獲得したのが、若干16歳高校1年生の中島啓太さんです。ドリームステージは2015年大会より設けられた、アマチュアの為の予選会です。今年は4月と5月に全国8会場に於いて477名の選手が参加し、97名が地区予選への切符を手にしました。
地区予選は全国6会場で開催され666名が出場したのですが、この予選から201名が最終予選へ進む事になりました。この中には6名のドリームステージ出身者が含まれております。最終予選は9月5日と6日の2日間、東は紫カントリークラブ、西は六甲国際ゴルフ倶楽部に於いて、それぞれ合計242名が本戦への出場をかけて戦いぬいたのです。
この戦いの結果41名が本戦へ出場出来る事になったのですが、この中に唯一ドリームステージより這い上がってきた中島啓太選手がおりました。175センチの体格からくりだされる、ドライバーの平均飛距離は270ヤードです。パターとサンドウエッジを得意とする同選手ですが、是非本戦の決勝へ進んで頂きたいものだと思います。
2016年9月12日(月)公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)は、2016年度『第81回日本オープンゴルフ選手権』のコースセッティングを発表いたしました。
開催コースは埼玉県の狭山ゴルフ・クラブです。当該ゴルフ場は1959年10月、小寺酉二氏設計により開場しました。その後竹村秀夫氏の改造設計を経て、2001年8月にはふたたび川田太三氏が改造設計を行い今日に至っております。
コースセッティング予定内容
項目 |
内容 |
ティーンググラウンド |
刈り高 8mm |
フェアウェイ |
刈り高 8mm |
ラフ |
100mm |
ファーストカット |
刈り高 22mm |
幅 185cm |
グリーン 速さ |
スティンプメーター 11feet |
グリーン コンパクション |
24から25 (山中式) |
距離とパー(予定)
7,208ヤード、パー70(OUT_西コース/IN_東コース)
ホール |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
Out |
Yards |
445 |
222 |
497 |
411 |
408 |
194 |
485 |
421 |
551 |
3,634 |
Par |
4 |
3 |
4 |
4 |
4 |
3 |
4 |
4 |
5 |
35 |
ホール |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
In |
Yards |
497 |
413 |
186 |
341 |
432 |
437 |
200 |
590 |
478 |
3,574 |
Par |
4 |
4 |
3 |
4 |
4 |
4 |
3 |
5 |
4 |
35 |
同選手権は10月13日(木)が初日となり、16日(日)に優勝者が決まります。TV放送はNHKにより4日間行われ、解説は羽川豊選手と加瀬秀樹選手、ラウンド解説は田中泰二郎選手と田中秀道選手の4名で行われます。
『第26回日本シニアオープンゴルフ選手権』は、2016年9月15日?18日までの4日間、千葉県の習志野カントリークラブ キング・クイーンコースを使用して、開催されます。
トーナメントに於いては、キング・クイーンコースのそれぞれのホールを選択して、18ホール構成となります。そのローテーションは、下記の通りです。
No.1 |
Queen |
No.1 |
405y |
Par4 |
No.2 |
Queen |
No.13 |
360y |
Par4 |
No.3 |
Queen |
No.14 |
357y |
Par4 |
No.4 |
Queen |
No.16 |
454y |
Par4 |
No.5 |
Queen |
No.17 |
166y |
Par3 |
No.6 |
Queen |
No.12 |
540y |
Par5 |
No.7 |
Queen |
No.7 |
167y |
Par3 |
No.8 |
Queen |
No.8 |
395y |
par4 |
No.9 |
Queen |
No.9 |
529y |
par5 |
No.10 |
King |
No.10 |
376y |
par4 |
No.11 |
King |
No.4 |
583y |
par5 |
No.12 |
King |
No.5 |
430y |
par4 |
No.13 |
King |
No.13 |
146y |
par3 |
No.14 |
King |
No.14 |
425y |
par4 |
No.15 |
King |
No.15 |
429y |
par4 |
No.16 |
King |
NO.16 |
183y |
par3 |
No.17 |
King |
No.17 |
461y |
Par4 |
No.18 |
King |
No.18 |
532y |
Par5 |
|
|
|
6,938y |
par72 |
当該ゴルフ場の概略は、下記のリンクよりご確認頂けます。
習志野カントリークラブ
2016年7月19日オリンピックゴルフ競技対策本部は、日本代表選手4名を発表致しましたが、あわせてメダリストに対する褒賞も明らかに致しました。概要は、下記の通りです。
- 金メダリスト(男子、女子)1年シード権を10回分不連続で行使可能_褒賞金1,000万円
- 銀メダリスト(男子、女子)1年シード権を5回分不連続で行使可能_褒賞金500万円
- 銅メダリスト(男子、女子)1年シード権を3回分不連続で行使可能_褒賞金300万円
オリンピックゴルフ競技対策本部は、公益財団法人日本ゴルフ協会、公益社団法人日本プロゴルフ協会、一般社団法人日本ゴルフツアー機構、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会の4団体で構成されております。当然ながらこの度のシード権に付いては、各団体に於いて了解済み事項です。
尚、野村敏京選手に付きましては、JLPGA会員では無い為に、この度のシード権は対象外となります。
リオ・オリンピック開催コースであるレセルバ・マラペンディGCは、ブラジル初のパブリックコースです。コースはリオ・デ・ジャネイロ市の、バーハ・ダ・チジェカ地区にあります。北側は幹線道路が走っており、南側は潟湖(せきこ)があります。
潟湖のすぐ南側は、大西洋です。コース設計はギル・ハンス・ゴルフコースデザインですが、その概要は下記の通りです。(メートル表記)
- Par5 男子550 女子505
- Par4 男子445 女子423
- Par4 男子360 女子338
- Par3 男子166 女子147
- Par5 男子511 女子468
- Par3 男子170 女子178
- Par4 男子465 女子410
- Par3 男子153 女子135
- Par4 男子328 女子285
- Par5 男子495 女子488
- Par4 男子443 女子404
- Par4 男子466 女子420
- Par4 男子445 女子379
- Par3 男子215 女子186
- Par4 男子369 女子351
- Par4 男子290 女子257
- Par3 男子131 女子110
- Par5 男子520 女子460
Par71 男子6,522 女子5,944
コースにラフと言える姿は無く、グリーン以外は日本で言うところのコーライ芝が使用されています。また高木や障害物が無く、一見するとまるでリンクス風のコースで、難敵はうねったフェアウエーと海風になるのでしょうか。オリンピックゴルフ競技対策本部が、今年の春先にコースを撮影した映像を見る限り、その様に感じられます。

2016年7月19日世界貿易センタービルに於いて、オリンピックゴルフ競技対策本部より、第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)ゴルフ競技出場者が、明らかにされました。決定した出場者は、下記の通りです。
- 池田 勇太
- 片山 晋呉
- 野村 敏京
- 大山 志保
7月11日にインターナショナル ゴルフ フェデレーション(IGF)よりオリンピックゴルフランキンが確定され、これにより出場有資格者が決定致しました。(公財)日本ゴルフ協会(JGA)はIGFの決定を受け、(公財)日本オリンピック委員会(JOC)へ日本代表候補選手の申請を行いました。
JOCは7月14日までにIGFへこの報告を行い、7月18日にはゴルフ競技へのエントリーが締め切られました。IGFはこの結果を国際オリンピック委員会(IOC)へ報告し、一連の諸手続きが完了しました。本日の日本代表選手団決定発表会への出席者は、下記の方々です。(敬称略)
- 竹田 恆正 (JGA会長)
- 永田 圭司 (JGA副会長)
- 倉本 昌弘 (PGA会長)
- 山中 博史 (JGA専務理事)
2016年7月5日より8日までの4日間、北海道の北海道ブルックスカントリークラブで行われていた 「第101回日本アマチュアゴルフ選手権競技」の優勝者は、6アンダーで比嘉一貴選手とのプレーオフを制した亀代順哉選手でした。
亀代選手は終始安定したゴルフを展開しており、2日目のみイーブンパーでしたがその他の3日間は、アンダーパーでまわって来ておりました。亀代選手は、1995年生まれで大阪学院大学の4年生ですが、数々の戦歴を有しております。
- 2014年 四国アマチュアゴルフ選手権(優勝)
- 2011年 四国ジュニアゴルフ選手権新人戦(優勝)
- 2011年 西日本パブリックアマチュアゴルフ選手権四国大会(優勝)
亀代選手は4度目の出場で、この度初優勝を飾りました。将来が楽しみな選手が、又一人誕生しました。
尚、本日、同じく北海道の北海道クラシックゴルフクラブに於いて開催されておりました『第84回 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯』に於いて、体の故障から一時的に日本ツアーへ復帰した石川遼選手ですが、12オーバー・127位タイにて予選落ちと成りました。