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安倍総理復帰への期待感高まるNGK

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2020年8月28日安倍総理大臣が持病を理由に辞任表明しましたが、安倍氏と言えばゴルフ愛好家としても知られており、2011年5月より2012年12月25日までの1年8ヶ月に渡り、一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)の理事長も務められておられました。

 2012年12月にNGKの理事長職から退任せざるを得なかった理由は、国務大臣の服務規程からであり、今回の総理辞任に伴いこの縛りから解放される為、NGKでは復帰への期待感が高まっております。

 これは「NGKだより2020年8月号」の編集後記にて、専務理事の大石順一氏が安倍氏へラブコールを送ると共に、現理事長の手塚寛氏も同様の考えをもっている様です。役職などは全く未定なるも、国の信頼度の高いNGKへ、大物政治家が就任すると言うインパクトは大きく、ゴルフ業界にとっても頼もしい事だと言えます。

 考えられる事は来年2021年5月頃のNGK総会が、人事の大きな山場になるのだろうと思われます。注目です。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
『NGK第8回定時総会』が6月10日都内会場にて開催される

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg ゴルフスタジアム事件を戦い続けていたプロゴルファーの阿部進さんが、2020年7月4日の夕方お亡くなりになりました。昨年3月26日に東京地裁での債権者集会時、阿部さんをお見受けして以降、行動の機会は少なくなっていました。

 難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていた阿部さんは、昨年の債権者集会当日、ヘルパー帯同の車椅子で参加されていたのですが、病の進行が速かったのか帰らぬ人となってしまったのです。

 今年51歳を迎えようとしていた阿部さんの不屈の闘いとその生き様は、日本ゴルフジャーナリスト協会会長の小川朗氏が、Webサイトの(パーゴルフ+PLUS)で詳しく報告しております。タイトルは、< GS問題と戦い続けた阿部進さん、ALSで逝く >です。

 その記事のURLは次の通りですので( https://www.pargolf.co.jp/special/124017 )、コピーし閲覧して頂ければ幸いです。ご冥福をお祈りします。合掌。

 なおゴルフスタジアム事件に関する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
阿久津議員がゴルフスタジアム事件で金融庁を動かす

      脇元華選手20200707-1GMO所属契約.jpg
                  < 脇元 華 選手

 夢の玉手箱を詰め込んだ様な脇元華(ワキモト ハナ)選手を、2020年7月7日GMOインターネットグループが、所属選手として獲得しました。獲得理由に同グループの熊谷正寿(クマガイ マサトシ)代表は、1.脇元選手には華(ハナ)があり 2.No1志向である事そして何よりも 3.多くのインターネットユーザーより共感を得られる逸材、これらを上げたのです。

 熊谷代表がベタボメした脇元選手ですが、生まれは1997年ですから今年の誕生日で23歳に成ります。プロテストは2018年7月に合格しており、同期には大里桃子、渋野日向子選手など実力者がひしめいています。

 既に脇元選手はJLPGA入会前の2018年5月、台湾で開催されたTLPGAツアーの『Sampo Ladies Open』で、見事優勝を勝ち取っています。更に昨年2019年はJLPGAツアーへフル参戦し、賞金ランキング47位にて初シード権を獲得しています。

 この様な中同選手はJLPGAツアー初優勝のみならず、No1選手を目指し5.5年計画を立てています。それは23歳でまずツアー1勝 来年24歳で複数回優勝 3年後はJLPGA賞金女王 4年後はアメリカツアーへ参戦 5年目にアメリカツアーで優勝すると言うものです。ひたむきな努力を積み重ね、夢へ向かって一直線の同選手ですが、最後にコメントを紹介させて頂きます。


GMOインターネットグループの皆さんと共に成長し、スポーツマンとして、同時に人間として、礼儀、誠実さ、道徳心を忘れないよう日々努力を重ね、世界中から愛されるプロゴルファーになるように、精進してまいります。


        矢野竜輝様.jpg
            < アトリエにて新作を製作中の矢野竜輝プロ

 矢野竜輝(ヤノ タツアキ)氏は、プロゴルファーとしてレッスンを行うと共に画家としても活動されており、近い将来個展を開催する為の作品制作に追われる日々を過ごしています。2020年4月初旬、矢野氏のアトリエを訪問し、お話を伺う事が出来ました。

 矢野氏は日本大学へ入学後、体育会系のゴルフ部へ所属され、日々練習に明け暮れておりました。レギュラー選手にはなれませんでした、と言うものの4年時にはバイスキャプテンを務めております。基本的に同伴競技者を打ち負かそうと言う気持ちが無く、競争は苦手だとの事です。

 優しい気持ちの持ち主である矢野氏ですが、絵を描く事は幼少期より好きで、作品は周囲から常にほめられていました。ある意味ゴルフ以上に、絵に対する気持ちが強かったのです。試合で活躍する考えが無かった事から、卒業後に就職したのは母校の事務職でした。

 しかし2011年思うところ有り、大学職員と言う安定した職場を捨てたのです。就職後3年の出来事でした。以降大学ゴルフ部で鍛えた腕を頼りに、インドアのゴルフ練習場でレッスン活動を行い生活費を捻出すると共に、より一層絵画制作へ集中する様になったのです。

 矢野氏は特定の画家へ師事した訳では無く、独学で絵の勉強をされたとの事ですが、現在はアクリル絵の具を使用した作品を多く手掛けております。作品は気の向くままに描くと言うよりは、注文されてから依頼主の意向に沿ったものを仕上げる様にしています。

 この様にして8年が過ぎた昨年の2019年、活動をサポートして下さる方なども現れ、制作により集中出来る様になったとの事です。その反面ゴルフレッスンは、時間を削らざるを得なくなってしまいました。今後は周囲の方々とも相談しながら、個展を開催したいとしております。

 今後大いに注目されて行くであろう矢野氏ですが、ゴルフを題材にした絵を何らかしらの形で、表現し続けて行きたいとしております。

NECは安田祐香選手を所属選手として獲得

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        安田祐香選手20200221-13.jpg
             < NEC本社にて会見に臨む安田祐香選手

 日本電気株式会社(以下NEC)は2020年2月21日、女子プロゴルファーの安田祐香(やすだ ゆうか)選手と所属契約を結んだとして、同社会見場に集まった報道陣へ公表しました。アマ時代に多くの実績を残してのプロ入り、そして「尊敬されるプロになりたい」との願いをもって、今後の活躍が期待される安田選手をNECが獲得したのです。

 安田選手は2020年1月1日、晴れてJLPGA(一般社団法人日本女子プロゴルフ協会)一員としての資格を取得したのですが、以降今日まで短期間の内に、マネジメントや用具などに関する様々な契約を締結してきております。しかしながら所属先は<フリー>状態であり、一体何処が獲得するのかはゴルフ業界の関心事でした。

 記者会見に臨んだNECの執行役員常務・中俣力氏によれば、「国内外を問わず様々な試合へ挑戦するアスリートとしての安田選手と、スポーツを通じ地域や社会に貢献したい当社の企業姿勢が合致」した事が、契約に至った理由だとしました。安田選手は同社の看板選手として、初代の岡本綾子氏より数え4代目になります。

 これを受け安田選手は、「NECさんとはアマチュア時代よりご縁を感じております。今年の『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』では、ホステスプロとして優勝したい、NEC所属プロの一人として頑張りたい」、と返したのです。

 昨年2019年のゴルフ業界は、渋野選手の話題で持ちきりでした。昨年5月にツアー初優勝を果たし頭角を現す以前、無名時代より同選手を所属先として、支えて来たのはRSK山陽放送でした。以降大きな脚光をあびた同社ですが、様々な選手を支えようとするその他企業側にもこの件は、教訓化されているものと思われます。

 ゴルフの技術のみならず、人間性に優れ将来性のある有望な選手を一早く獲得したい、この企業論理がこの度のNEC側にも、大きく働いたものと思われます。NECと言う大企業と共に今後安田選手は、所属選手として様々な試合へ臨む事になります。

 なお安田祐香選手に関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
ダンロップが安田祐香選手と用品の使用契約を締結

石川遼選手PGA TOUR復帰へ2連戦で勝負

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TACT-CHARA_22.jpg 石川遼選手が2017年10月に開催されたウェブ ドットコム ツアーの入れ替え戦で、思う様な成績を出せずPGA TOURのシード権を失ったのは、遠い昔の事の様に思われます。それほど日本ツアーへ復帰して以降の活躍は、目覚ましくそして常に大きな話題となりました。

 しかし同選手にとってこの2年ほどの日本ツアー参戦は、自らの活力を取り戻す為のものであり、目指すはPGA TOUR への復帰でした。そしてこの目標を達成する為、今週と来週の2週続けて、PGA TOUR へスポット参戦する事が決まりました。それが下記2戦です。

・1試合目_2020年02月20日~02月23日 WGC メキシコチャンピオンシップ
・2試合目_2020年02月27日~03月01日 ホンダクラシック

 この2試合を通じ世界ランキングを、現在の82位から50位以内へ押し上げる事が出来たならば、3月に開催される『アーノルド パーマー インビテーショナル』と『ザ プレーヤーズ チャンピオンシップ』の2戦へエントリーする事が出来、更なる活躍の場が広がる事になります。

 PGA TOUR のシード権を如何に外野席から確保出来るか、これが今年の石川選手に与えられた大命題です。この為には単に技術面のみならず、フィジカルも強化して行かなければならない事を、同選手は強く認識しております。「PGA TOUR へ戻りたい」この願いが叶うのか、石川選手の復活物語りが今始まりました。注目です。

 なお関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
石川遼選手来季出場権逃がす_2017~2018PGA TOUR入れ替え戦

        安田祐香&ダンロップ.jpg
           < 安田祐香選手&川松英明スポーツ事業本部長

 2020年2月5日住友ゴム工業株式会社(以下ダンロップ)は、女子プロゴルファーの安田祐香(やすだ ゆうか)選手と用品の使用契約を締結したとして、都内会場にて記者会見を行いました。この記者会見に登壇したのは、同社のスポーツ事業本部長である川松英明氏と、安田選手本人の2名です。

 安田選手はゴルフに取り組み始め間もない小学校3年生時からスリクソンのクラブを使い始め、中学生になり初めて自分のお小遣いで買ったクラブがゼクシオだったとして、長きに渡りダンロップ製のギアを愛用して来た事を会見時明らかにしました。そう言う意味ではダンロップと契約を結んだ事も、自然な成り行きだったのだと言えます。

 契約年数と契約金に付いて記者席より川松本部長へ質問が出るも、この点に付いては公表出来ないとして、明らかにされませんでした。使用契約の内容はギアからボール更にはウエアやシューズに至るまで、あらゆるものを含んだ総合契約となった訳ですが、ある意味ダンロップが安田選手を広告塔的存在として、位置づけ様としている雰囲気も見え隠れしていました。それ程魅力的な選手なのです。

 安田選手は手書きのコメントをしたため来場した記者へ配布したのですが、そこに記されていたのは次の文言でした。「尊敬されるプロゴルファーになれるよう頑張ります。」此処に彼女の人間性が存分に表現されている様で、昨年の殺伐とした「死ね」事件をも払拭してしまう様な爽やかさが有りました。

 とは言え今年の目標は、早い段階でツアー1勝を飾りたい、としております。今年共に戦うギアは下記の通りです。楽しみな選手が又一人、ツアーを席巻する事と思われます。

ドライバー スリクソンZ785 又はゼクシオ イレブン
フェアウェイウッド ゼクシオ イレブン(#3)
ハイブリッド スリクソンZH85 ハイブリッド(#3、#4)
ユーティリティ スリクソンZU85 ユーティリティ(#5)
アイアン スリクソンZ585(#6~PW)
ウエッジ クリーブランドRTX4(48°、52°、58°)

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
安田祐香選手は2020年1月東急エージェンシープロミックスと契約

        三觜喜一プロ.jpg
                  < 三觜喜一プロ

 日本ゴルフジャーナリスト協会(以下JGJA)は2020年1月29日、都内会場にて第6回JGJA大賞を三觜喜一プロへ贈呈しました。同氏を選出した理由は、2017年に同氏により開設されたゴルフのYouTubeチャンネルが、約20万人越えの登録者数となり、多くのゴルファーへ訴求し得た点を高く評価したものです。

 同氏はツアーで活躍したいと希望する選手7~8名を指導しており、その指導している姿をYouTubeで配信し始めてから、急速にチャンネル登録者数が増加し、今日に至っているとの事です。当初公開する事に抵抗があったものの、当時その様な番組が無かった事も有り、公開に踏み切ったそうですが、教えている姿を映しているだけで、氏自身は面白いと言う感覚が無かった様です。

 チャンネル登録者数が20万人ほどと言う事は、未登録者はその三倍と言われており、都合約80万人が「MITSUHASHI TV」を見ている事になります。これ程までに急成長した同氏のゴルフ番組ですが、普段同氏はジュニアゴルフスクールを行っており、ゴルフを通じ社会性を身につけた大人になって欲しい、そしてゴルフを末永く楽しんで欲しいと言う考えの下で指導しています。

 三觜氏は23歳前後に腰の一部が骨折していると医師より診断され、約20年間が経過した今日も完治してはいません。この様な自身の経験から、ジュニア育成に関する大きなポイントは、「怪我をさせない」スイングであり、此処を重点に置いた指導をしています。そして子供たちの自主性と主体性、これ無くして成長はしないと考えており、親のエゴに基づいた強制は子どもの精神を歪める弊害のみと断罪しています。

 なお同氏が指導しているプロ志望の女子生徒さんが、昨年2019年の女子プロステップアップツアーで優勝しました。そしてその生徒さんは今年の大きな目標の一つとして、プロテストに合格する事を掲げています。更に今年前半はレギュラーツアーへ出場出来る事から、大舞台での活躍も又期待されております。

 三觜氏のジュニア育成と共にプロ指導が、今年更に大きく花開く事を予感させる贈呈式でした。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
2017年度日本ゴルフジャーナリスト協会大賞は表純子氏が受賞

 一般財団法人日本プロゴルフ殿堂は2020年1月23日都内会場にて、レジェンド部門2名と女子プレーヤー部門1名更に男子プレーヤー部門1名の計4名を、第8回日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者として選出しました。その方々は、下記の通りです。 

    謝敏男ゴルフ殿堂1-1.jpg 中村兼吉1.jpg
      < 謝敏男_写真は主催者提供 >     < 中村兼吉_写真は主催者提供 >

☆レジェンド部門・謝敏男(しゃ びんなん)_1940年8月9日生まれ
【主な優勝】
・1968年_関東オープン
・1975年_関東プロ
・1979年_日本プロ優勝など通算15勝、海外11勝 その他競技優勝多数。

☆レジェンド部門・中村兼吉(なかむら かねきち)_1911年6月20日~1974年2月28日
【主な優勝】
・1932年_関東プロ
・1933年_日本オープン、関東プロ

           岡田美智子1.jpg 海老原清治1-1.jpg
         < 岡田美智子_写真は主催者提供 >< 海老原清治_写真は主催者提供 >

☆女子プレーヤー部門・岡田美智子(おかだ みちこ)_1945年1月11日生まれ
【主な優勝】
・1975年_十和田国際女子オープン
・1976年_大雪山女子オープン
・1977年_ミヤギテレビ杯女子オープン
・1978年_LPGA美津濃ジャパンクラシック
・1981年_西海国立公園女子オープン
・1983年_広島女子オープン
・1986年_UCCレディス
・1989年_三菱電機ファンタスレディス
・1992年_廣済堂アサヒゴルフカップ
・1995年_大王製紙エリエール女子オープン

☆男子プレーヤー部門・海老原清治(えびはら せいじ)_1949年4月2日生まれ
【主な優勝】
・1985年_中日クラウンズ
・2001年_アイリッシュシニアオープン
・2001年_マイクロリース ジャージー シニアマスターズ
・2002年_アイリッシュシニアオープン
・2002年_ウェールズシニアオープン
・2002年_デビアPGAシニア選手権
・2004年_ナイジェル マンセル サンシーカーインターナショナルクラシック

 式典は2020年3月19日パシフィコ横浜にて開催されますが、これまで8年連続で顕彰者を選出して来た同殿堂は、来年お休みになり2021年に再開される予定です。なお関連する記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
第6回日本プロゴルフ殿堂入り顕彰者発表_1月29日

TACT-CHARA_kakochou.jpg 2019年11月に開催されたJLPGA最終プロテストに合格し、2020年1月JLPGAの会員となった安田祐香(やすだ ゆか)選手は、2020年の今月15日に株式会社東急エージェンシープロミックス(代表取締役:内田亮)と、マネジメント契約を締結しました。

 今後は競技外の様々な活動を同社が、支えていく事になりますが、安田選手はこれまでの戦績から今年大いに活躍を期待されているだけに、この様なサポートを受け競技に専念出来る事は、大きな安心感を持てたのでは無いかと思われます。

 安田選手の経歴と簡単ね戦歴は、下記の通りです。
・生年月:2000年12月(19歳)
・出身地:兵庫県
・身長 :164cm
・学校 :大手前大学1年

競技・大会名 結果
2017年 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 優勝
2018年 全国高等学校ゴルフ選手権春季大会 優勝
AUSTRALIA MASTER OF THE AMATEURS 優勝
世界女子アマチュアゴルフチーム選手権 2位
トヨタジュニアゴルフワールドカップ 優勝
全国高等学校ゴルフマッチプレー選手権 優勝
2019年 オーガスタナショナル女子アマチュアゴルフ選手権 3位T
アジアパシフィック女子アマチュア選手権 優勝

 上記の通り華々しい戦歴の安田選手ですが、16歳時より昨年の18歳時までJLPGAツアー20試合へも出場しており、結果は予選落ち1試合のみと言う素晴らしい活躍を残しております。これはトッププロ並みの成績と言っても過言では無く、時には3位タイ或いは単独4位と言う試合もありました。

 この様な逸材ですがプロになったと言う事は、試合を通じ賞金を稼ぎファンサービスやメディア対応も、必然的に求められて来ます。ゴルフファンや関係者から好感を持って受け入れられる、これはプロとして何よりも大切な要素であり、受け答えやファンメッセージを、マネジメント会社より指導を受けられるのは代えがたいものです。

 なお同社では安田選手以外に、吉本ひかる、松田鈴英、吉野茜、熊谷かほの4選手とも契約しております。

サントリーと渋野日向子選手が所属契約

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20200114tact_110.jpg 2019年12月下旬より話題になっておりました、女子プロゴルファー・渋野日向子選手の新所属先が、本日2020年1月14日明らかになりました。これは渋野選手を獲得したサントリーホールディングス株式会社が、同日都内会場にて報道陣を集め発表したものです。

 正式な所属は2020年2月からですが、これは1月末まで現在の所属先であるRSK山陽放送との契約が、残っている為です。なお渋野選手のコメントは、下記カッコ内部分です。

「 この度、日本を代表するグローバル企業であるサントリーさんに所属契約という形でサポートして頂くことになり、大変光栄に思います。サントリーさんは、30年以上にわたりゴルフトーナメントを開催し、ジュニアゴルファーの育成にも大変力を入れられていて、とても共感しております。
私もゴルフを通じ、たくさんの子ども達に夢と笑顔を届けられるように、これからも努力を続けて行きます。」

 2月からはサントリーの渋野として試合を戦って行く訳ですが、実質プロ1年生として戦った昨年2019年の優勝を、今一度おさらいしておきたいと思います。その概要は下記の通りです。

  1. ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ
  2. 資生堂 アネッサ レディスオープン
  3. AIG全英女子オープン
  4. デサントレディース東海クラシック
  5. 大王製紙エリエールレディスオープン

 更に国内賞金ランキングでは鈴木選手に次ぐ2位、メルセデス・ランキングは堂々の一位を獲得しております。関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
渋野日向子選手全英女子オープン優勝

        富田純司弁護士20101109.jpg
             < 「江戸日記」執筆の富田純司弁護士

 東京有楽町の長野法律事務所で所長を務める富田純司(とみた じゅんじ)弁護士は、弁護士活動の傍ら出身地である京都府福知山市の両丹日日新聞へ、約15年に渡り「江戸日記」なるコラムを執筆しています。ペンネームは「西方望」です。福知山から江戸へ上って行った者が、江戸の真西に位置する福知山を思い、時世の思いを徒然なるままに書き上げています。

 その様な富田氏ですがゴルフに対する造詣も深く、また自身の腕前も一時は、片手シングルと言われるハンディキャップ5を取得するほどでした。両丹日日新聞は主に福知山市民を対象とした地方紙と言う性格上、江戸日記に於けるゴルフ関連の執筆は控え目にして来たようです。今回富田氏にゴルフへの思いであるとか考えを、11月初旬時間が許す限り伺う事が出来ました。

 様々なお話が出る中、富田氏のゴルフ論は、論理明解愉快なものでした。氏曰く「ゴルフが上手くなると仕事も出来る様になる、ゴルフは社会人の必須科目」との事です。以下カッコ内は氏の持論である一部をまとめたものです。

脳は体を動かす為にありプレーヤーはこの脳を使い、体の動作を正確に再現しようとするのがゴルフである。この相互作用で脳は鍛えられる。またゴルフは1人でやるものでは無いので協調性を養うと共に、人間関係が潤滑に動く事の大切さを学び他人に対し謙虚になる。

ゴルフは自分の為に使う時間もあるが、他人を思いやる時間も多く又行動も必要になって来る、ある意味他人の為にやるスポーツだ。仕事もこれと同様に、自らの仕事を通じ相手が、上手に仕事を出来る様に仕向けて行く必要が有る。

 この様にゴルフが培う力は大きいのですが、更に富田氏は「ゴルフはスポーツと言うより文化だ」としております。精神的要素が大きく影響するのがゴルフであり、筋肉性よりは文化性が問われ結果につながって行く、とも説いております。現在富田氏は女子プロゴルファー・渋野日向子選手の強さを研究しており、既に簡単な内容を江戸日記で発表しております。

 ゴルフに魅せられた一人の弁護士・冨田純司氏は、江戸日記を含めさらにゴルフの分野でも、活動のフィールドを広めて行くものと思われます。注目です。

笠りつ子会員へLPGAは厳重注意処分を下す

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 2019年11月12日午前10時にLPGAは笠りつ子会員に対し、理事同席のもと厳重注意処分を下しました。これは2019年10月に開催された『NOBUTA GROUP マスターズGC レディース』トーナメント会場に於いて、笠会員が大会関係者へ不適切発言を行ったことに対するものです。

 かねてより懸案になっておりましたこの問題に対しLPGAは、発表に先立つ前日の11日に懲戒諮問委員会及び理事会を開催し、笠会員に対する処分と再発防止策を検討し、その結果を翌日の12日に明らかにしたものです。

 厳重注意の内容は本人が申し出ているツアー出場自粛並びに、本年度開催される新人セミナーの第1日目から第3日目までを受講する事です。そしてこの様な事件再発防止の為、トーナメント出場選手を対象にLPGAは、少なくとも年1回マナーや言葉遣いなどに関する講習会を実施して行くとしております。

 ところでLPGAの「コンプライアンス・倫理規定」には、具体的な罰則規定が有りません。今回の笠会員に対する処分は、社会通念上一般的に考えられる範囲のもので、ある意味一時的臨時措置です。組織の発展の為には今後より具体的な内容を、規定して行く必要が有ると言えます。

 また今回笠会員本人から事前に「事実確認と謝罪」は有ったものの、LPGAによる正確な事実関係の発表が有りませんでした。この事実関係調査の為に、事件発覚からこの度の処分まで日時を要した訳ですから、これを明らかにしないのであれば、事件の検証と分析は進む事無く、何ら教訓化し得ないと思われます。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
プロゴルファー・笠りつ子氏より10月31日に届いたお詫び

TACT-CHARA_22.jpg 2019年10月24日~27日までの4日間、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部を舞台に開催されたLPGAツアー『NOBUTA GROUP マスターズGCレディース』に於いて、某女子プロゴルファーがゴルフ場関係者へ暴言を吐いたとして、問題視されておりました。

 クラブハウス内浴室に於けるバスタオルの貸し出しについて、自らの希望通りに成らない事から、その女子プロはゴルフ場スタッフへ、『頭が固い、死ね』などと発言したとされておりました。当日解説者の立場で同ゴルフ場に居合わせた、ゴルフ界のレジェンド的存在の岡本綾子氏がこの事を聞きつけ、LPGA関係者へ注意喚起していたのです。

 これを受けLPGA会長の小林浩美氏が、メディア関係者を通じ「事実であり、お詫びします」と謝罪の報告をするも、その後は「更に確認中」との事から、当該事件に関する進展が待たれていました。その間犯人捜しの情報がインターネット上で氾濫し、事態は一向に鎮静化する事無く、今日に至っておりました。

 そして本日10月31日正しく当事者である笠りつ子氏ご本人が、『謝罪文』をマネジメント事務所・株式会社ゾーンを通じ、報道関係者へ一斉配信されたのです。某女子プロとは、笠りつ子プロの事だったのです。謝罪文はご本人の手書きによるものですが、下記下線内はそれを忠実に再現したものです。


マスターズGCレディース会場での不適切な発言に関するお詫びと今後の活動についてのご報告

 この度、一部新聞などで報じられている通り、「マスターズGCレディース」の会場におきまして、私の不適切な発言により、大会主催者、コース関係者の皆様が不快な思いをされた事は事実です。決して言ってはいけない言葉であったと深く反省しており、当該週に大会主催者ならびにコース関係者の方に、誠意を込めて謝罪させていただきました。

 今回の私の不適切な言動により、女子プロゴルフの大会に携わっていただいている全ての主催者様、開催コースの皆様関係各位の皆様、LPGA関係者の皆様、選手の皆様、そして日頃から女子プロゴルフを応援してくださっている全てのゴルフファンの皆様に対しまして、多大なるご迷惑をおかけし、失望させてしまったことを、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

 本来であれば、直接皆様の前でお詫びとご報告をさせて頂きたいところですが、現在、LPGAコンプライアンス委員会において調査が行われていると承っておりますので、LPGAの処分が決定されるまでは、差し控えさせていただきます。LPGAの処分が決定され次第、皆様の前で改めてお詫びとご報告を申し上げます。

 また、今後の活動に関しましては、当面の間、ツアーへの出場は自粛させていただきます。どのような処分が下されても、全てを受け止め、深く反省し、プロゴルファアーとして、人として、自分を見つめ直し、真摯にゴルフに取り組み、感謝の気持ちを忘れずに、プロゴルファーを目指す子供たちのお手本となれるよう努力していきます。

 最後に、ゴルフを愛する全ての人を裏切ってしまいまして、本当に申し訳ございませんでした。

2019年10月31日
プロゴルファー 笠 りつ子


 今後はご本人による公式の席上での説明とお詫びが、何よりも求められると言えます。

        20191029古江プロ-1.jpg
               < 記者会見に臨む古江彩佳プロ > 

 2019年10月18日~20日に千葉県の東急セブンハンドレッドクラブで開催されたLPGAツアー『富士通レディース』に於いて、アマチュアながら見事に優勝を果たした古江彩佳(フルエ アヤカ_19)選手は、優勝時に公言していた通りプロ宣言すると共に、10月23日LPGAへの入会申請が認められ、晴れてLPGA会員に成りました。

 これはアマチュア選手がツアー優勝した場合、本人が望めばプロテストが免除されLPGA会員に成れる制度からです。この優勝により2019年と2020年のツアー出場権を獲得しており、古江選手のプロ転向後第1戦は、11月1日に開幕しますLPGAツアー『樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント』です。

 これに先立ち10月29日、同選手はブリヂストンスポーツ株式会社(以下BS)とのゴルフ用品使用契約を済ませると共に、都内BS研修センターに於いて記者会見を行いました。気になるのは古江選手が使用するボールやクラブですが、どの様なものに成るのでしょうか。

           古江選手使用ギアリスト
ドライバー BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-3
FW BRIDGESTONE GOLF TOUR B JGR(3W/5W/7W)
HY BRIDGESTONE GOLF TOUR B JGR(H4/H5)
アイアン BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CB
ウエッジ BRIDGESTONE GOLF TOUR B XW-1
ボール BRIDGESTONE GOLF TOUR B XS

 上記内容はクラブ関係ですが、その他グローブやシューズに至るまでほぼ全てを、BSが古江選手をバックアップして行くとしており、会見に臨んだBS社長の望月基(モチヅキ モトイ)氏は、「中一より共に歩んで来たが、今後は夢や感動を与えられるアスリートになって欲しい」と語ったのです。

 またこの記者会見に同席した古江選手の出身校である滝川第二高等学校ゴルフ部の角谷真吾(カクタニ シンゴ)監督は、「国民から愛されるプロになって欲しい」との希望を述べたのですが、様々な関係者から寄せる期待度の大きさが、にじみ出ていた会見と成りました。

 これを受け古江選手は色紙に「笑顔、感動」と抱負を記し、笑顔は常に心掛けている事であり、感動は『富士通レディース』の優勝同様に、今後のプロ活動を通じ大きなものを届けられる選手になって行きたい、と締めくくったのです。

        山路晶選手20190923.jpg
               <山路晶やまじ あきら選手

 「森六」(もりろく)とは聞き慣れない商号ですが、そのルーツは1663年までさかのぼる事が出来、2019年の今年創業356年目を迎えます。明治元年が1868年ですので更にその205年前、初代・森安兵衛が阿波国(現在の徳島県)で藍と、その肥料である干鰯(ほしか)の商売を始めたのが原点です。

 江戸時代に端を発する300年企業「森六」は、現在森六ホールディングス株式会社として傘下のグループ企業を束ねると共に、その株式は2017年東証一部へ上場を果たしております。森六ホールディングスではこれまでの歴史を振り返り、「その時代ごとにニーズを汲み取り、商品の供給、製造を通して価値を創造してきた」(下線は会社案内より引用)としております。

 約350年に渡り常に社会の求めるものを供給して来た「森六」ですが、それは今森六ホールディングスとして女子プロゴルファーの山路晶(やまじ あきら)プロを支援する事で、その存在感を今一歩高めようとしております。既に同社は先週の9月20日(金)に、山路選手と所属スポンサー契約を締結済みです。

 山路選手は1998年生まれですので、今年21歳に成りました。同選手はジュニア時代の2010年と2012年更に2013年、東北ジュニアゴルフ選手権で優勝しております。宮城県の東北高等学校を卒業後、2018年のQTランキングで34位と成り、今年前半のツアーへ参戦しております。第1回目のリランキングでは24位と健闘するものの、今週のミヤギテレビ杯後の第2回目リランキング次第では、今後の7試合への出場が微妙に成ります。

 山路選手の後半戦の活躍に期待が寄せられると共に、同選手を支援する森六ホールディングスもまた共に羽ばたこうとしています。なお同社ではスポーツ選手の支援は、この度の山路選手が初めてとの事です。

リコーが河本結選手と8月1日より所属契約

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河本結選手.jpg 株式会社リコーは7月29日女子プロゴルファーの河本結(かわもと ゆい)選手と、所属契約を締結した事を明らかにしました。

 契約期間は2019年8月1日~2022年12月31日までの3年と5ヶ月ですが、このある意味長期にわたる契約は、河本選手に対するリコー社の期待度でも有ると言えます。

 同社は2018年3月期時点で、グループの連結売上高は2兆633億円にのぼり、世界約200に於ける国や地域で活躍しているグローバル企業です。

 この様な世界的企業のバックアップを受け、そして広告塔と成った河本選手ですが、今後益々の活躍が期待されます。

 この重圧に押しつぶされる事無く、国内のみならず世界をも視野に入れ、日本を代表する選手として活躍して欲しいものです。
写真提供:株式会社リコー

 なお同選手は1998年生まれですので、今年の誕生日を迎え21歳に成ります。プロゴルファーで有ると共に、日本体育大学に在学中の現役女子大学生でもあり、2018年にプロ転向後も学業とゴルフを両立させている姿は、今後多くのジュニアゴルファーの手本になるものと思われます。

 既に同選手は昨年のLPGAステップ・アップ・ツアーで4勝を上げていると共に、今シーズは開幕4戦目のレギュラーツアーで1勝しております。河本選手の今後の活躍に注目です。

訃報_内田 棟氏7月23日ご逝去

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TACT-CHARA_420180717.jpgのサムネイル画像 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)会員の内田棟(むなぎ)氏が、2019年7月23日長野県北佐久郡の御自宅にて、老衰の為お亡くなりになりました。氏は1916年10月9日生まれでしたので、102歳の御年でした。

 氏は10歳の時に地元の旧軽井沢ゴルフ倶楽部で、キャディのアルバイトを始めた事からゴルフの道に入り、以降今日までゴルフと共に歩んで来られました。

 氏は55歳時の1971年にPGAへ入会致しました。当時既にプロテストと言う制度は有りましたが、氏の場合は推薦を受けての入会であり、以降試合への出場記録を確認出来るものの、優勝経験は無いと言うのがPGAの公式見解です。

 ご子息はプロゴルファーの内田袈裟彦氏です。ケサゴンの愛称で親しまれ、1988年シニアツアー初代の賞金王でしたが、2009年12月30日旅先のタイで心筋梗塞の為、お亡くなりになっています。享年72歳でした。内田袈裟彦氏のご子息である政美氏は、現在PGAのティーチングプロである事から、棟氏はお孫さんに至るまで三代に渡るゴルフ一家でした。

 棟氏は2016年当時、年間50ラウンドをもプレーしており、健康寿命とゴルフが密接なものとして評価され、同年スポーツ功労者文部科学大臣顕彰を授与されています。なおPGAによれば、内田棟氏に次ぐ在籍高齢者は、石井朝夫氏、鈴木喜三氏両名の96歳との事です。

 振り返れば内田棟氏の人生は、ゴルフと共にあったと言えます。ご冥福をお祈りします。

        服部道子氏20190626.jpg

 オリンピックゴルフ競技対策本部(以下対策本部)は2019年6月26日都内会場にて、第32回オリンピック競技大会(2020東京)に於ける日本代表女子ゴルフコーチへ、プロゴルファーの服部道子氏を任命したとして記者会見を行いました。

 前回のリオ五輪ではプロゴルファーの丸山茂樹氏が、日本代表ヘッドコーチとして男女を統括する形で、役割りを果たしておりました。がしかし丸山氏は常々女子選手との意思疎通の難しさが課題だと提起しており、今回対策本部はその丸山氏の意見を参考に、女子コーチ職を設ける事になったのです。

 倉本昌弘強化委員会委員長によれば、女子コーチ選出そのものが「遅すぎたと言えば遅すぎた」と反省の弁を述べるも、服部氏の選出に付いては、実績や能力からして最適任者であると評価したのです。

 服部氏は女子コーチ就任について、小林浩美強化委員会副委員長より電話連絡を受け要請された訳ですが、「突然の事なので驚いた」「考えさせて欲しい」と伝えるも、翌日には「私で良ければ」と受ける事に成ったと、当時の状況を説明しております。

 今後は選手の体調管理などをサポートして行きながら、彼女たちが最高のパフォーマンスを発揮出来る様に努めたい、と服部氏は今後の抱負を述べました。更に来年のオリンピックはホームと言う地の利を活かせれば、メダル獲得も決して夢ではないと締めくくったのです。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
霞ヶ関カンツリー倶楽部は女性正会員受け入れへ細則変更

訃報_小針春芳氏4月19日ご逝去

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kobari180231pga1.jpgPGAより提供された小針氏写真

 2019年5月15日公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)より、訃報が飛び込んで来ました。それは名プレーヤーであり2012年に『日本ゴルフ殿堂』入りした小針春芳(こばり はるよし)氏が、2019年4月19日介護施設に於いて老衰の為お亡くなりになられたとの事。

 小針氏は1921年4月生まれでしたから、間もなく98歳の誕生日を迎えようとしていたところです。享年97歳でした。喪主はご長男の小針良一氏が務め、葬儀は既に家族葬にて執り行われております。

 簡単な戦歴は、下記の通りです。
・1955年 関東プロ優勝
・1957年 日本オープン優勝
・1957年 関東プロ優勝
・1959年 関東オープン優勝
・1960年 日本オープン優勝
・1961年 関東オープン優勝

 氏の簡単なプロフィールは下記の通りですが、下記カッコ内の内容はPGAの紹介文を抜粋させて頂きました。『栃木県那須塩原市の農家に生まれ、高等小学校卒業後に那須ゴルフクラブに就職。キャディーをしながらゴルフの腕を磨き、40年、19歳のときに関東プロ招待競技で研修生でありながら、浅見緑蔵とのプレーオフへ。敗れはしたが高い評価を受けてプロに認定された。』

 戦争体験を持ち合わせ、復員後も10年ほどクラブを握る事は無く、氏は農業をしていたと言う。人が人を殺しあうと言う戦争に身を置き、人知れぬ体験をくぐり抜けて来たのではないでしょうか。戦争が終了した1945年以降に生まれた人が大半を占める現代日本では、なかなか想像し得ぬ事ばかりなのだと思われます。

 初優勝は1955年の関東プロで、中村寅吉選手を破ってのものでした。その後様々な活躍をし「那須の小天狗」と言われた愛称は、那須に小針居りと言う存在感を示すものであり、プロの間で後世まで語りつくされた結果なのだと思われます。合掌。