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秋山CC_tact.jpg 山梨県の秋山カントリークラブでは、2020年3月1日よりゴルフ場名が、『桜ヒルズゴルフクラブ』へ変更に成ります。これは昨年2019年12月に開催された理事会にて、決議された内容との事です。

 この点に付いて大きな意味合いを持ったものでは無く、「雰囲気を一新させたかった」とクラブでは説明しておりますが、四年ほど前の2016年に経営陣が大きく交代になった事も、若干影響しているのかも知れません。

 約2,800名の会員へは、2月に発行される会報にて告知する予定の様ですが、加盟している公益財団法人日本ゴルフ協会や一般社団法人関東ゴルフ連盟へは、既に届出済みとしております。桜ヒルズゴルフクラブとは、なんともオシャレな名前に変わるものです。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
秋山カントリークラブ
秋山カントリークラブは2年前に経営陣交代

富士CC_tact.jpg 静岡県の富士カントリークラブでは新年に入りクラブ会報にて、入会保証金を毎年2,000万円から3,000万円返還している事を明らかにしました。当該クラブでは入会手続き時、名義変更料とは別に入会保証金を、入会者はクラブへ支払う必要が有ります。

 1968年1月から30万円で始まったこの制度は、2004年5月から2014年3月迄の10年間ほど、徴収していなかった時期があるものの、創設時より数え金額を5度変更し今日に至っております。現在は2018年4月より名義変更料減額キャンペーンを行っている関係から、この入会保証金を便宜的に徴収しておりません。

 新規入会者が有ったとしても入会保証金は入って来ない中、株券返納会員や退会会員へは、彼らが保有していた入会保証金を、クラブは返還してきました。この金額が上記金額になる訳です。この様な自助努力を続けると共に、昨年度の営業利益は黒字になると予想しています。

 そもそも入会保証金とは、会員が亡くなった様なケースでクラブへの未納金などが有った場合、預かっている入会保証金から充当し清算しよう、等と言う発想で設けられたものの様に思われます。その金額がコロコロと変わった事により支払い差額が生じ、時にはクラブの台所を苦しめています。

 入会保証金と言う考え方そのものは、当然クラブ運営をして行く上で考えられるものですが、これは少額で低額で在るべきと思われますで、キャンペーンを長期に渡り継続して頂ければ、時間の経過と共にいずれ300万円と言う高額面は、無くなるのだろうと思われます。

 それにしても会員権が1万円でも売れない現状は、はなはだ嘆かわしいものであり、当該クラブの素晴らしさを多くのゴルファーへ訴求出来ていないのは、大変残念な様に思われます。会員権価格上昇へ向けた、抜本的な対策は有るものでしょうか。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
富士カントリークラブ
富士カントリークラブは名義書換料減額キャンペーンが好調

TACT-CHARA_5.jpg FMラジオ局のJ-WAVEでは2020年1月5日(日)、前田智子さんナビゲートの『MAKE MY DAY』と言う6時放送開始の3時間番組の中、6時55分からの5分間、プロゴルファーの矢野東氏をコメンテーターに迎え、ゴルフコーナー『FUN GOLF WITH JGTO』の第1回目が放送されました。

 同局によれば今後2020年3月末までは順調に放送されて行くとの事ですが、例年4月は番組の改編期を迎える為、予測出来ない部分があるものの、恐らく4月以降も放送されると思います、とはご担当者のご意見でした。

 このコーナーはゴルフ初心者である前田さんが、ゴルフに関する素朴な疑問を矢野氏に尋ねる形で進められるのですが、矢野氏の分り易い説明は長年ゴルフに携わっている者からしても、思わず納得させられてしまいます。と同時に「前田さんはどの様な事を次に質問するのだろうか?」、とその質問内容にもワクワクさせられます。

 健康をテーマにした番組である『MAKE MY DAY』のこのゴルフコーナーは、同局が独自に発信しているものですが、健康寿命とゴルフは大いに関りが有り、「心と体を健やかにして欲しい」と言う思いからスタートしております。日曜日の朝ゴルフ場へ向かっている皆さんを、大いにハッピーにさせるものと思われます。

 いよいよ1月12日は第2回目を迎えます。なおこのコーナは、JGTO(一般社団法人日本ゴルフツアー機構)公認です。

八幡CC_tact.jpg 千葉県の八幡カントリークラブでは、2020年1月から2021年11月末まで2年間の予定で、コース改修を行う予定です。2期にわかれた工事内容、その1期目は1月6日からですので、既に開始されております。

 工事関係業者の一覧は、下記の通りです。

設計施工管理 株式会社エム&ケイ
コース改修 佐藤謙太郎
造成工事 ニホンターフメンテナンス株式会社
散水設備工事 トンプソントーワ株式会社

 工事の概要は、1.芝種007を用いて平均500平米の1グリーン化 2.カート路新設 3.林帯間伐 4.27ホールコースから18ホールコースへ変更 5.散水設備の新設 6.280ヤードほどのドライビングレンジを新設と言う事になります。

 開場し51年が経過した同ゴルフ場ですが、経年劣化が激しく、思い切ったリニューアルを求められていたのだと思われます。工事期間中は変則的に各ホールを組み合わせて使用する事になりますが、会員からは好感を持って受け入れられている様です。

 新設されるドライビングレンジに付いては、二階建てにするか否か現在検討中との事ですが、280ヤード15打席と言う概要は会員外のゴルファーにとっても魅力的であり、将来的にはその様な方々を同ゴルフ場では受け入れて行くものと思われます。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
八幡カントリークラブ
八幡カントリークラブは2018年暮れにオーナー交代

プレステージCC_tact.png 栃木県のプレステージカントリークラブは2020年1月1日、公益財団法人日本ゴルフ協会(以下JGA)へ加盟しました。と同時にこれは一般社団法人関東ゴルフ連盟(以下KGA)へも、加盟した事を意味します。

 同クラブの開場は1988年7月ですから、32年目にして初めての加盟となりました。これにより今後同クラブは、JGA及びKGAが主催する様々な競技へ、参加出来る事になった訳ですが、当面大きな目標は関東倶楽部対抗戦への出場だと言えます。

 この様な動きの背景には、同クラブの性格が大きく変化して来た点を、見逃す訳には行きません。同クラブが開場した年は、1985年のプラザ合意を経て、日本経済も大きく変化し出した頃でした。正しくバブル経済真っ只中での開場となったのですが、会員も法人を中心に構成されており、いわゆる法人接待をコンセプトにしたクラブだったのです。

 ところが約30年が経過した今日同クラブ関係者によれば、約1,760名の会員構成に於ける法人会員の割合は、約44%まで減少したとの事です。反面個人会員が約55%を占めるほどになり、クラブ発足時の面影はほとんど無くなったとも言えます。

 会員満足度をいかに高めて行けるか、この命題は今日多くのゴルフ場が取り組んでいるものですが、同クラブに於いてもそれは同様なのです。全ての会員が競技志向では当然有りませんが、少なからず存在している競技へ関心を有している方々へ、訴求していくには充分な取り組みになったものと思われます。

 今後同クラブでは研修会組織を立ち上げていく事になろうかと思われますが、5月に開催される栃木県3会場で行われる関東倶楽部対抗予選会へ、エントリー出来るか否かが、当面大きなテーマになります。活躍を期待したいものです。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
プレステージカントリークラブ
プレステージCCは7月1日より正会員の補充募集を開始

TACT-CHARA_5.jpg 愛知県の京和カントリー倶楽部では、2019年12月29日から31日迄の3日間、同ゴルフ場レストランが営業停止になりました。これは豊田市保健所による措置であり、原因はノロウイルスによるものです。

 同ゴルフ場レストランにて食事をした利用者より、12月28日所轄保健所へ下痢や嘔吐更には発熱の症状が有るとの届け出がありました。これを受け同保健所は、即同ゴルフ場への検査に着手したのです。

 この結果レストランスタッフ2名より、ノロウイルスが検出されたのです。この保菌者から調理した料理へ、ウイルスが混入したと見られております。これを受け同ゴルフ場では28日当日、自主的そして速やかにレストラン営業を自粛しましたが、状況から所轄保健所は「食中毒」と判断し、翌29日より営業停止処分にしました。

 12月31日には処分解除を受けるものの、高名なフレンチシェフのもと、「食」に力を入れていた同ゴルフ場のショックは、大きかったと言えます。同ゴルフ場によれば12月21日から28日迄の利用者中、何らかしらの症状を発症していた方が、84名確認出来たとの事です。今後「被害者へは誠意をもって対応する」としております。

 更に再発防止へ向け、1.在庫食材の廃棄 2.調理器具などの洗浄と消毒 3.スタッフの健康管理 4.スタッフの手洗い徹底 5.スタッフへの食品衛生教育の徹底などを行って行くとしております。支配人曰く「ゼロからの出発」であり、信頼回復へ向け全力を尽くしたいとしております。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
日立高鈴ゴルフ倶楽部でノロウイルスによる食中毒発生
小名浜オーシャン内のレストランで7月下旬に食中毒発生
朝霧カントリークラブで食中毒発生

伊豆にらやま_tact.jpg 静岡県の伊豆にらやまカントリークラブでは、2020年1月1日より営業スタイルを完全セルフへ、移行させる事に成りました。これはかねてからの会社方針との事ですが、キャディさんに付いては自然減少にともない、12月現在1名のみが在籍しています。

 このラウンドスタイル変更についてクラブでは、2019年10月の会報にて会員へは告知済みとしております。この変更に合わせ料金体系も下記の様に変化します。ゲスト料金は年間を通じバラツキがある関係から、トップシーズンの最高値を掲載しました。

曜日 会員(昼食・税込) ゲスト(昼食・税込)
土曜日、日曜日、祝日 8,500円 13,800円
平日 6,500円 7,500円

 この度の完全セルフへの移行は、経営会社にとって合理化の観点からだと思われますが、ある意味「社交」と言うソフトのサービス面を捨て、プレーのみに特化して行く事で、生き残って行こうとするものだと思われます。

 この姿勢は上記料金に食事代が、含まれている事からも理解出来ます。これは幾つかの美味しい定番メニューを用意する事で、価格のバラツキを防がないと成り立たないからです。利益率が悪く尚且つ日持ちの悪い高級な生食材を用意し、まるで一流レストランの様な振る舞いは不要なのです。

 この完全なる方針転換により今後プレーヤーから求められるのは、コースメンテナンスのクオリティです。かつて1985年の関東プロ選手権に於いて、中嶋常幸と鈴木弘一両選手による息詰まった戦いは、名勝負として未だ色あせるものでは有りません。素晴らしいメンテナンスを、今後も是非提供して欲しいものです。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
伊豆にらやまカントリークラブ
伊豆にらやまCCは預託金償還を『クラブ解散時』へ改定

        総武CC印旛コース_tact.jpg
       < 写真提供:PGM_総武カントリークラブ 印旛コース17番ホール

 総武カントリークラブの印旛コースは、今年2019年の夏よりクラブハウス及びコースの改修に着手し、11月にリニューアルオープン致しました。クラブハウスは1968年7月の開場以来、適時修繕は行って来ていますが、大規模な改修は今回が初と成ります。

 1階から3階までのクラブハウス全体へ今回手を入れたのですが、特に3階のレストランでは、テーブル、椅子、カーペット、壁、パントリーとある意味殆どを入れ替えたに等しい改修を行いました。更にテラス席を新設した事により、好天時は解放感をもってプレーヤーが利用出来ます。

 コースに付いては、これ迄あまり手が付けられなかった樹木を、数百本伐採しました。10年ほど前よりコース管理の基本として、間伐と言う考え方が、グリーンキーパー界では定着して来ております。適切な間伐がコース全体を明るく、そして風通しを良くする事で、芝の育成を促進する訳ですが、これが何より酷暑対策にも成っているのです。

 この様な考えに基づきコース全体への手入れを行うと共に、各ホールのヤードモニュメントを新設し、更に17番ホールに付いては大きな改修を行いました。池を手直しすると共にビーチバンカーを復活させたのです。約5ヶ月間に於ける改修を経て印旛コースは、垢抜けたオシャレなコースへ変身したと言えます。

 総武カントリークラブは総武コースのみに在らず、印旛コースを知らずして語る事無かれ。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
総武カントリークラブ
総武カントリークラブは今年よりベントグリーンを007へ移行

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          < ゴルフスタジアム被害者を守る会裁判報告集会

 今年最後となるゴルフスタジアム事件に関するジャックス裁判が、2019年12月20日東京地裁で開かれ、傍聴席は全国から駆け付けた原告で満席と成りました。愛知県や静岡県、更には仕事先のベトナムより一時帰国した方も居られ、42席を上回る入室出来なかった方々は、日比谷図書館の集会場で待機せざるを得ない状況でした。

 田中秀幸裁判長が指揮する当該「債務不存在確認請求事件」では、原告及び被告による書面でのやり取りが進み、いよいよ次回では3名ほどへの尋問が行われる予定と成りました。この出廷者の中には、明らかに旧・ゴルフスタジアム社営業担当者の下書き通りに、契約書を書かされたと思われる方も居る様です。

 これに絡み弁護団弁護士によれば被告であるジャックス側に対し、契約書面確認の為の電話連絡時に原告と交わした録音データの提出を求めるも、いまだその提出はされていないとの事です。提出しない理由はともかくも、一つを出す事は全てを提出するに等しく、不利と思われる証拠も有るからなのだろうとは、誰しもが考えてしまうものです。

 次回の今成弁護士担当の「ジャックス裁判」は、2020年4月24日(金)午後に開廷されます。なお20日は裁判後に原告団による総括集会が、地裁近くの会場で開催されました。この集会では八つの各裁判を担当している弁護士より、これまでの経過報告と今後の戦術方針が確認されたのです。

 この中で西村弁護団長は、「個々人が単独で戦っていては当然負けてしまう中、集団での団結力が大きな力になっている。今後もこの力を緩める事無く、結束して行く必要が有る。」、として来場者を鼓舞したのです。更に当該裁判とは別の同様の事件で、裁判に勝利した信販会社がその後も債務者へ残債を請求して来ない、この様な不思議な現象が見られると報告しました。

 西村団長曰く、土俵際から真中へ押し戻したと言うのが現在の状況であり、ひと時も気を緩められないとの事ですが、兎に角裁判は長期戦なので、時にはのんびりと構える気持ちも必要なのかも知れません。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
ゴルフスタジアム(ジャックス)事件_確認記録を提出する様に!

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              < PGMグループ・田中耕太郎社長

 2019年12月18日パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は、東上野の本社ビル会議室へ報道陣を招き、ゴルフ場運営システムを自社開発した事を明らかにしました。既に2019年8月20日より、全国142コースへ導入されております。

 この基幹業務を担ったのは、三和コンピュータ株式会社(代表取締役社長:吉村悟)とそのグループ会社である株式会社エー・エル・ピー(代表取締役:笹見孝夫)の2社であり、計画はさかのぼる事2014年から開始され約5年の歳月を要しました。

 PGMが投資した金額は10億円ほどにものぼった様ですが、この件に関し三和コンピュータの吉村社長曰く、「これまで経験した事の無い挑戦し甲斐の有る大事業」であり、時には60人以上の体制で臨んだと述懐しております。この新システムは名付けて「Teela(ティーラ)」、沖縄の言葉で太陽を意味します。

 ゴルフ業界を照らし続けるシステムであって欲しいと言う願いが込められたTeelaですが、ではこの新システムとは一体どの様なものなのでしょうか。それはクラウドを利用し、ゴルフ場の複雑であり尚且つ煩雑な業務を、一元管理して行くものです。特にPGMグループではゴルフ場数も多い事から、業務の効率化は避けて通れないものでした。

 1人のプレーヤーが予約しチェックイン、カートナビを利用しプレー。その後料金清算が終われば帰宅の途に就く訳ですが、ゴルフ場にはプレーヤーを見送った後も残された業務が待っています。顧客管理や販売料金管理そしてポイント管理、更にはプレーヤーの傾向分析などです。予約から始まるこれらを一元管理して行く事で、ゴルフ場スタッフを他のサービス部門へ、効率的に配置して行けるのです。

 PGMではTeela導入後のシステム障害は皆無であり、順調に推移しているとの事ですが、これまで傘下の各ゴルフ場が管理していたサーバーは不要となり、保守管理料も半減したとしております。田中社長曰く、いずれこのTeelaシステムをグループ外のゴルフ場へも販売して行きたい、としております。PGMグループが打ち出したクラウド化は、ITへの取り組みが遅れているゴルフ場業界へ、問いかけたものは大きなものがあると言えます。

富士御殿場GC_tact.jpg 静岡県の富士御殿場ゴルフ倶楽部を経営しておりますサンユウ産業株式会社は、2019年1月30日東京地裁へ民事再生法の適用を申請しておりましたが、その債権者集会が2019年11月6日に開催され、再生計画案が賛成多数にて可決されました。

 その後約1ヶ月が経過した12月3日、東京地裁より認可決定確定を受け、今後はPGMグループのゴルフ場として運営されて行く訳ですが、当初の予定通りと言える順調な進行具合です。新たに同ゴルフ場の経営会社となるのは、御殿場ゴルフ株式会社(東京都台東区東上野:代表取締役_田中耕太郎)です。

 PGMグループによれば2020年1月15日よりゴルフ場名称が、富士御殿場ゴルフ倶楽部より御殿場東名ゴルフクラブへ変更されると共に、運営もこの時点よりPGMグループに成ります。御殿場と言うゴルフ場密集地帯に於けるPGMグループの存在感はこれまで薄く、この度の富士御殿場ゴルフ倶楽部取得は、影響力を発揮する上で大きな前線基地に成り得ると言えます。

 年明け以降の同ゴルフ場動向に、多くの地域ゴルフ場が注目している事と思われます。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
富士御殿がゴルフ倶楽部
富士御殿場GCはPGMをスポンサーに民事再生手続きへ

袖ヶ浦CC14_tact.jpg 千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブでは、2019年9月9日の台風15号がもたらした暴風と大雨により、コース内の大量の樹木が倒木すると言う甚大な被害を受けました。新袖コースは約2,000本、旧袖コースが約1,500本倒れたのです。

 更に10月12日から13日にかけ来襲した台風19号の影響により、毎年恒例のJGTOツアー『ブリヂストン オープン』が、2日間競技へ短縮されてしまいました。度重なる台風によりもたらされた被害から立ち直るべく、同クラブでは10月末に会員へ被害状況を伝えると共に、一口5万円の寄付金をお願いしました。

 11月に入り同クラブ理事会では、2020年1月から3年間に渡り会員一律3万円の会費増額を決議すると共に、同月17日に開催された常務会に於いてもこれを追認する動きとなったのです。この期間限定で得られる資金を、被害修復へ充てる事になる訳ですが、同クラブでは被害状況を11月25日会員宛に発送した手紙で、2億7,400万円と報告しております。

 これら一連の動きは自然災害へ立ち向かう同クラブ苦肉の策と言えますが、異常気象は今年のみに限られた事では無く、恐らく来年も又この様な状況が想定される為、専門家を交え地滑りや倒木に対する抜本的な対策が急務になっています。なお同クラブのシンボル的存在の「御神木」は、被害無く残ったとの事です。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
袖ヶ浦カンツリークラブ
袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コースでは4月から乗用カートを導入

市原ゴルフガーデンでは補償へ向けADR活用へ

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             < 倒壊鉄塔撤去後の市原ゴルフガーデン

 台風15号の影響により鉄塔が民家側へ倒壊した千葉県市原市の市原ゴルフガーデン(以下市原GG)では、株式会社フジムラ(東京都江戸川区:藤村直人)の支援により、1ヶ月ほどで倒壊した鉄塔を撤去する事が出来ました。2019年10月15日頃より開始された撤去工事は、その工期を年内一杯かかるものと当初見られていましたが、大幅に短縮され11月中旬に終了しております。

 今後は鉄塔倒壊により甚大な被害を受けた世帯に対する、市原GGによる補償問題へ論点が移って来ると言えます。此れ迄市原GG側では、「自然災害の為補償対象外」との主旨を貫いて来ていましたが、先般担当弁護士が交代した事により、住民との対話を重視した姿勢へ転換しております。

 今回市原GG側が提案しているのは、裁判外紛争解決手続き(以下ADR)です。これは裁判を経づ国民生活センター紛争解決委員会の下で、仲介や仲裁を求めるものですが、公正公平に事件をスピーディに解決して行く一つの手段と言えます。一般的に裁判は長期化する傾向が有る事から、今回この様な方法で解決していくのが最善と、判断されたのだと思われます。

 一部報道によれば11月24日に開催された市原GGの記者会見で、「土地を更地にし売却する事で補償費用を捻出」するとしております。住民側からすれば、若干明るい兆しが見えて来たとも言えます。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
市原ゴルフガーデン鉄塔倒壊その後の動向

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                   < 東京地裁

 2019年11月22日(金)信販会社・ジャックスを相手取り、レッスンプロなど約120名が原告となった「債務不存在確認請求事件」裁判が、東京地裁606号法廷にて伊藤繁裁判長のもと行われました。これは別名「ジャックス・橋本裁判」とも呼ばれています。

 裁判長は原告及び被告に対し提訴及び反訴の確認を行うと共に、原告側による個別事情表の作成に対する進捗状況を確認したのですが、これに対する原告側代理手柴弁護士は、残り数名で完了するとしたのです。この資料が整う事により、以降本格的に双方の論戦が開始されるものと思われます。

 このジャックスを被告とした裁判は、現在3グループに分かれておりますが、それぞれの担当弁護士によれば、ほぼ足並みが整っているとの事です。ゴルフスタジアム事件はジャックスのみならずオリコやセディナ、クレディセゾンなども対象なのですが、原告数の少ない部署が一部先行していたものの、現在はほぼ全体的な進み具合も合って来ているとの事です。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
ゴルフスタジアム事件民事第4部に於ける進捗状況

TACT-CHARA_2019.jpg 厚生労働省の「雇用・労働分野の助成金」は、2018年度に於ける予算が3,000億円あるにも関わらず、実際に交付された金額は1,800億円にとどまっております。

 この様な予算枠を達成出来ない、或いは充分に活用しきれていない背景には、需給資格が満たなかったと言う側面よりも、申請手続きが複雑な為に企業が二の足を踏んでしまっている点を上げられます。

 厚労省や各自治体に於いては働き方改革推進の観点から、助成金制度の普及となお一層の活用を促しており、この事から一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)では、2019年10月に入り会員各社へ利用を促す書面を発送しております。

 この中でNGKは全国15名の「社会保険労務士」が、加盟ゴルフ場を対象に活用可能な助成金について、無料で診断すると伝えております。取得へ向けての申請は有料にてワンストップでサポートするとしておりますが、実際の窓口は株式会社I.S.Kコーポレーション(TEL04-7126-0660)です。同社が各ゴルフ場の仕上げたヒアリングシートを基に、訪問し打合せて行く事に成ります。

 助成金の具体的な例としては、1.人材確保等支援について1事業所当たり50万円、2.健康診断制度導入により1事業所当たり38万円、3.有期より無期の正社員化で1人当たり57万円等などが有ります。これはほんの一部であり、実際には厚労省主体で77コース、自治体主体などを含めると880コースが有ります。

 多岐に渡るコースに対しどの様な活用方法がベストなのか、各ゴルフ場の内容を鑑み選定するのがI.S.Kコーポですが、実際申請となれば同社への着手金30万円が必要です。更に獲得出来た折にはその金額の35%を、成功報酬として求められます。

 一見フィーが高い様にも思われますが助成金獲得後、厚労省による状況調査やレポートの提出などは有りませんし、成果未達によるペナルティも無いのが現状ですので、トライしてみる価値は充分に有ると言えるのでは無いでしょうか。

        東京地裁20191004.jpg< 東京地裁 >

 2019年11月13日(水)東京地裁に於いて、旧・ゴルフスタジアム社の中心人物であり、尚且つゴルフスタジアム事件の重要な役割を担ったとされる13名に対し、被害者の代表13名を原告とする損害賠償請求裁判<事件番号:令和元年(ワ)25138 >が、餘多分宏聡裁判長のもと開催されました。

 第1回目と成った当該裁判に於いて原告側弁護士7名は、裁判長に対し今後の進め方として、公開のもとによる裁判を訴えたのです。これは被害者の一部である13名が、今回原告となったに過ぎず、実際水面下には約1,000名の被害者が存在する事を、弁護団は強調したのです。

 この点を無視出来ない裁判長は、「何名ぐらい収容出来る会場を用意したらよいのか」など、前向きな受け答えを見せるものの、即答は避ける形と成りました。しかしながら弁護団は、要所要所で公開の可能性有りとの心証を掴んだ様で、幸先が良かったと言えます。

 この度の裁判は一見単なる損害賠償請求事件の様に思われがちですが、追求如何によってはゴルフスタジアム事件の核心を突くものになり得ると考えられます。被告13名がどの様な内容や姿勢で原告達へ接したのか、この点があぶり出される事により、事件の本質その一端が見えて来ると思われます。

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        < 写真提供:アコーディア・ゴルフ_チョコレートワッフル

 2019年11月1日千葉県の四街道ゴルフ倶楽部が、リニューアルオープンしました。これまで同ゴルフ場が有していた特徴を生かす事で、女性にやさしい一層個性的なゴルフ場へ変身出来たと言えます。どの様な改修を行ったのか、それは下記一覧の通りです。

  • クラブハウス内をシンプルかつカジュアルな内装へ。
  • ロッカーと浴室を全面改装。
  • 女性用のパウダールームを新設。
  • 女性用アメニティグッズを充実。
  • レストランに於ける女性向けドリンクやランチ、デザートを充実。
  • グリーンを高麗芝から第四世代ベントのシャークへ入れ替え。

 当該ゴルフ場の総ヤーデージは、5,736ヤードと比較的短めです。これまではこの様な特徴を活かした活用方法に難が有り、近在のゴルフ場と伍して戦うと言う点からは、後塵を拝していました。しかしこのゴルフ場を昨年11月に取得した株式会社アコーディア・ゴルフは、新たな味付けを加える事で、持ち味を活かそうとしているのです。

 それが今回の改修工事だった訳ですが、リニューアルオープンより約2週間が経過した今日、来場者の評価も良く手ごたえを感じつつある様です。既に今年4月には女性や高齢者へ配慮し、乗用カートを全面的に導入しております。

 新しく生まれ変わった四街道ゴルフ倶楽部ですが、電車を利用する場合、JR四街道駅より約2キロと大変近く、クラブバスを利用すれば約10分で到着します。また車の場合、東関東自動車道の四街道ICを下車し約4キロ、京葉道路の貝塚ICを利用しますと約5キロで到着します。大変交通アクセスに恵まれており、主婦であれば夕飯の支度までに帰宅出来ます。

 なおスイーツ関係も種類が豊富で、大人気の様です。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
四街道ゴルフ倶楽部
四街道ゴルフ倶楽部はグリーン張替とハウス改修の為一時クローズ

樹木は育てる時代から伐る時代へ

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        ジャパンターフショー2019.jpg
          < 小林祐治社長、小野瀬貴之キーパー、嶋村唯史氏

 2019年ジャパンターフショーは今回、千葉県千葉市のフクダ電子アリーナを会場にし、11月7日から8日の日程にて開催されております。今回の出典会社は57社、セミナー開催会社も17社にのぼり、関係者によれば初日の出足は大変好調との事でした。来場者の中心はゴルフ場関係者ですが、関心の高さを伺えるものとなっております。

 7日の初日に取材した先は一季出版株式会社が主催した、「コース設計者が考える樹林(帯)修復」と題するセミナーです。設計家の嶋村唯史を講師に迎え、サニーCCの小林祐治社長と大洗GCの小野瀬貴之キーパーが、実体験に基づいた補足説明を行う形で行われたのですが、持ち時間の少なさから消化不良気味となってしまったのが惜しまれます。

 嶋村氏の講演の内容を、下記へまとめてみました。
『ゴルフコースの評価は必ずしも木で決まる訳では無いにも関わらず、日本に於ける木に対する神格化傾向は、コースが本来有している戦略性を阻害しだしている。

 日本で歴史のあるコースは、多くがクラブハウスの建て替え時期を迎えている。同様に木も大きく成長しており、現在コース管理上から問われているのは、育てるのでは無く伐る事だ。しかし野放図に伐れば良いのでは無く、木にも設計上の役割が有りそれを無視してはいけない。

 木を管理するとは風の道と水の道を理解し行うものだが、この点がコース管理のポイントにもなって来る。水は栄養を運ぶ血管であり、風の道はコース全体の呼吸を意味する。この二つの要素が絡みあってゴルフ場は、出来上がっている事を知る必要が有る。』

 木を切る事に付いては、かねてよりコース管理の必要性として叫ばれ久しいのですが、今回嶋村氏はその内容を論理上詳しく説明したものと言えます。なお同ターフショーは本日も開催されており、JR蘇我駅を下車し徒歩8分程で会場へ到着出来ます。様々なコース管理用品が、今回も又展示されております。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
2012ジャパンターフショーが4月4日と5日の両日開催される

 TACT-CHARA_2019.jpgのサムネイル画像一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(以下NGK)は、2019年10月下旬に課税状況からみた全国のゴルフ場数を明らかにしました。当該報告の調査対象期間は、2018年3月から2019年2月末迄の1年間です。以下数字は、NGK発表のものです。

 この調査で明らかにされている全国ゴルフ場数は2,248コースですが、都道府県をまたがるゴルフ場が19ある事から、その数を差し引きますと2,229コースに成ります。

 この中には18ホールズ未満のゴルフ場も含まれている事から、一般的にゴルフ場と言われている18ホールズ以上のコースは、更に少ない数字になるのだと思われます。この資料によれば、ゴルフ場の閉鎖が本格的になった時期を2010年としており、そこから数え9年が経過した今日、累計で197コースが減少したとしております。

 これまで閉鎖したゴルフ場は、太陽光発電へ事業転換して行くケースが多かった訳ですが、その太陽光発電も曲がり角にさしかかっている今日、それがさらにゴルフ場を吸収して行く力は、持ち合わせていない様に思われます。と言う事は今後しばらくの間、閉鎖するゴルフ場数は若干鈍って行くのでは無いかと推測されます。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
2018年3月末のゴルフ場数は2,238_NGK発表

船橋CC_tact-1.jpg 千葉県の船橋カントリークラブを経営しております株式会社船橋カントリー倶楽部(以下船橋CC社)は、2019年11月1日ジャスダック上場の株式会社NFKホールディングス(以下NFK社)による第三者割当を受け、同社の筆頭株主に成りました。

 1株98円にて360万株を引き受けましたので、金額にして352,800,000円です。更にNFK社は新株予約権36,000個を同じく船橋CC社へ割り当てており、1個当たり136円ですので総額4,896,000円に成ります。この予約権発行による潜在株式数は360万株となり、行使価額は1株当たり105円ですので、将来NFK社は総額378,000,000円を調達する予定です。

 予約権が船橋CC社によって行使された場合NFK社は、発行諸費用を除き総合計額729,296,000円を調達する事になります。この資金は本社オフィスビルの建て替え資金になると共に、M&A及び資本業務提携資金に充てられる予定としております。

    予約権全部行使後の大株主の状況
株)船橋カントリー倶楽部 18.99%
株)トーテム 3.25%
オリンピア工業(株 2.80%
簗瀬友晴 2.22%
野村證券(株 1.80%
日野本ツヤ子 1.62%
横田公一 1.52%
大塔公博 0.92%
国田正忠 0.89%
原澤京子 0.89%

 新株予約権の行使前に於ける船橋CC社の保有割合は10.49%ですが、行使後は上記の通り18.99%となり、いわゆる大株主と言われる立場に成ります。今回の船橋CC社の投資目的は、一体どの様なものなのでしょうか。単に同業他社を支配下に置き、ゴルフ場のグループ営業を行って行くのとは、若干意味合いが異なって来ると思われます。

 船橋CC社では1990年前後のバブル期に高額の会員募集を行い、クラブハウスの建て替えを行う予定でしたが、その計画も頓挫し今日に至っております。現時点となってはこの件が幸いし、会員の預託金償還問題も皆無であり、経営の根幹を揺るがす問題は無いのだろうと思われます。この様な資金事情が、この度の投資活動の背景には有ると思われますが、いずれにしても今後の動向が注目されます。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
船橋カントリークラブ
株式会社 船橋カントリー倶楽部の新たな株主はトーテム