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               < Cランチ:写真はPGMより

 栃木県のサンヒルズカントリークラブでは、2021年4月26日よりクラブハウス内に、『焼肉南大門 離宮 SUNHILLS』をオープンさせ約2週間が経過しました。この間コロナ禍と言う状況ではあるものの、密にならない広々として店内構成もあり、ディナーに大変人気が集中しています。

 PGMグループでは、「焼肉南大門 離宮」を経営する株式会社ファザーとフランチャイズ契約を締結し、傘下のゴルフ場・サンヒルズでこの焼肉店をオープンさせました。この運営コンセプトは高級路線で有り、それは昼食料金一つを見ても、通常のゴルフ場ランチとは比較にならない高い設定になっています。その概要は下記の通りです。

ランチ(9:30~14:00) Aランチ2,750円、Bランチ3,300円、Cランチ3,850円
アフター(14:00~17:00) アフターセット3,850円
ディナー(18:00~21:30) 鬼怒川コース8,800円、日光コース11,000円、特選14,300円

 しかしながら国産和牛を使用した場合、この様な料金体系は至極当然の内容だと言われております。クラブハウス内に独特の高級感を醸し出す離宮ですが、これはハイエンドゴルファーを求めひた走っているグランPGMブランドに、サンヒルズが位置付けられている為です。

 PGMグループでは此れ迄多くの傘下ゴルフ場で、安価な料金体系を設け、ゴルフの楽しさを提供して来ました。しかしその様なコンセプトだけでは吸収しきれ無いハイエンドゴルファー対策として、2017年夏より「グランPGM」ブランドを稼働させて来ています。

 当該ゴルフ場はそのブランドの1コースに位置付けられており、「離宮」はまさにそれを象徴する様でもあります。今後新型コロナの動向を注視しながらPGMグループでは、他の「グランPGM」コースへもこの「離宮」を取り入れて行くのでは無いかと思われます。ある意味サンヒルズは、アンテナショップ的存在なのかも知れません。

 PGMグループは今、量から質への転換を、模索している様にも見えます。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
九州エリア王者の料理が地域限定で6月中旬より販売開始

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 群馬県の伊香保カントリークラブを経営する株式会社伊香保カントリー倶楽部は、2021年3月31日に第63期有価証券報告書を公表しました。この中で2020年度は、約1億4,200万円の純損失を計上したとしております。

 この点を振り返り、2020年4月11日から同年5月31日迄、新型コロナの影響から営業自粛した事、更に同年9月から第三波の影響を受け来場者が減少した、この2点が赤字の大きな要因だったと同社では総括しています。更にさかのぼるならば同社の営業不振は、2020年度に限った事では無く2004年より継続しており、16年連続で赤字決算を強いられています。

 この結果、約2億9,000万円が債務超過になっており、この解消は7年後の第70期までに目指すとしています。16年連続での赤字と言うそこには、構造的な問題が内包されている様に思われると共に、決算書では「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在」している、と記述されています。

 実際ゴルフ場の収容能力は年間約6万人あるにも関わらず、2020年度は7,995人、2019年度は14,067人が来場したプレーヤーです。少ない来場者を増加させていく対策として、近在の伊香保温泉との協力を強化する事、更にはインターネット集客の充実を図るなどし、収益向上に努めるとしています。

 果たしてこの様な方策のみで、債務解消目標を達成し得る可能性が、あるものなのでしょうか。疑問符が頭から離れません。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
伊香保カントリークラブ
伊香保カントリークラブは東武グループを離脱

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県の姉ヶ崎カントリー倶楽部では新年度が始まる2021年11月より、浴室棟新築工事費用の約三分の一を、全会員へ負担して頂く事に成ったと4月中旬明らかにしました。

 此れ迄当該クラブでは経年劣化の関係から、浴室のボイラーや配管関係が傷んでおり、根本的な改善策が求められていました。2021年3月に開催された理事会は、浴室棟を新築し尚且つその費用の一部を、全会員の負担金にて賄う事を決議したのです。

 負担金額は会員種別により下記の様に異なりますが、これはある意味現会員の義務であり、これを怠った場合は将来に渡り未清算金として残る事に成ります。
・正会員   33,000円(税込)
・平日会員  22,000円(税込)
・新平日会員 11,000円(税込)

 例えば将来会員権譲渡時に退会者は、当該負担金の清算を求められます。また次年度中の名義書換手続きであれば、退会者と入会者で按分し負担する事も可能です。ところで工事は2021年4月上旬より、12月上旬までの約8ヶ月間を予定しておりますが、床面積の大きさは約480平米です。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
姉ヶ崎カントリー倶楽部
姉ヶ崎CCでは家族入会名義書換料を無料で6月より受付

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 栃木県の宇都宮カンツリークラブを経営する株式会社宇都宮ゴルフクラブは、2021年3月30日第61期有価証券報告書にて、2020年度の営業成績を公表しました。

 この中で昨年は約3,100万円の経常損失だったとしておりますが、前期も約1,700万円のマイナスでしたから、2期連続での赤字と言う事に成りました。これを振り返り、栃木県特有の価格競争に巻き込まれた事、更には新型コロナの影響からゴルフ自粛ムードとなり、集客難となった点を主要因と分析しています。

 集客の特徴としては前半期に大きく落ち込み、後半期はV字回復とも言える追い上げを見せるものの、年間集客目標数33,500名へ今一歩及ばず、達成率95.7%だったとしております。

 懸念すべき点はビジター料金を下げた為に、会員との大きな乖離が無くなった事です。そしてこの値下げは一時的なものでは無く、今後も継続される内容としており、ここにはクラブ首脳陣の「自信の無さ」が、見え隠れしている様に受け取れます。歴史の有る名門との言葉は、昔むかし聞いた様に思えて来ます。

 今後の方針としては、「お客様ファーストに徹し、顧客満足度の向上」としております。今年の黒字転換へ向け、具体的なクラブ活性化案が出て来るのか、注目されます。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
宇都宮カンツリークラブ
宇都宮カンツリークラブではロッカー室の床をフローリングへ

小山ゴルフクラブの2020年度決算が明らかに

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 栃木県の小山ゴルフクラブを経営する株式会社小山カントリー倶楽部は、2021年3月30日2020年度第63期の有価証券報告書を明らかにしました。

 昨年はコロナ禍の中、厳しい決算を強いられ、経常損失は約5,300万円となり、二期連続での赤字決算と成りました。積極的な集客対策及び経費節減努力も空しく、予約キャンセルがボクシングで言うならばボディブローの様にじわじわと効いて、上記内容になったとしております。

 営業日数336日に於ける入場者数は14,068人、同年前期に比べ4,860人のマイナス、率にして25.7%減少したとの事です。1日平均約42名の来場ですから、組数にして11組ほどと言う事に成ります。土曜日と日曜日に入場者が集中するとするならば、平日はほとんどガラガラ状態とも言えます。

 これらを振り返り赤字決算の主要因は来場者減と結論づけていますが、特質すべきはこの様な中で会員権の名義書換収入は、270万円増加している事です。入会総額が200万円そこそこであれば、利用権としての魅力を備えていると、捉える向きが多く成ったのかもしれません。

 ところで当該法人では、新型コロナに対する警戒感は依然として強いと分析しており、これが今後の業績に及ぼす影響は「先行き不透明」としております。より正しい知見と対策による、終息を願いたいものです。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
小山ゴルフクラブ
小山ゴルフクラブの屋台骨は春光グループが支える

            相模原GCハウス.jpgのサムネイル画像

 神奈川県の相模原ゴルフクラブを経営する株式会社相模原ゴルフクラブは、2021年3月25日2020年度の同法人有価証券報告書を発表しました。この中でコロナ禍に於ける同社の成績を、経常損失約1億3,500万円を計上するとしており、如何に昨年は厳しい戦いで有ったかを物語っています。

 この厳しさを裏付けるものとして、1.3月半ばからの来場者の減少 2.4月14日から21日間に及ぶ閉場 3.貸し切りコンペが前年10件だったのに対し1件のみと言う状態が作られ、結果として対前年比8,459名の来場者減になったとしております。

 更に営業外収益は対前年比11.2%減少し3億円になったとの事ですが、これは主に会員権の名義書換料が占めており、正会員と平日会員を合わせ91件の実績でした。当該クラブに於いても新規入会者の確保は大変重要だと認識しており、今後は当該クラブに相応しいゴルフ愛好家への情報発信が、不可欠としております。

 運営コストは固定的であるものの、収益は天候などに左右され大変不安定な状態にある中、会員の会費見直しなどにより、中期的観点で安定させていく事も視野に入れている様です。この様な点を綴って来ると不安感ばかりが醸成されて来ますが、当該クラブでは充分な現預金有価証券を抱えており、キャッシュフロー上の問題は極めて限定的としております。

 なお今年5月には当該クラブを会場とした『アジアパシフィック選手権 ダイヤモンドカップ』開催を予定しており、クラブ一丸となり取り組んでいるとの事。赤字だった昨年の悪い流れを吹き飛ばしそうな、なんとも明るい話題です。

 当該クラブの概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
相模原ゴルフクラブ
相模原ゴルフクラブでは株券未取得にて理事会の審査可

        府中CC_top2.jpg

 東京都の府中カントリークラブを経営する株式会社府中カントリークラブは、2021年3月30日に第70期2020年度の会社決算を明らかにしました。この中で会員権の名義書換料収入が、当該法人の財務に於ける重要な役割を果たしているとしております。

 つまりここ数年は営業損益で赤字が続いているものの、名義書換料収入でカバーしているのが実情で有り、その増減が経営を大きく左右するとしております。某会員氏によれば年間の目標件数が、約75件に設定されているとの事。

 この件数から上がって来る収益の2億2,500万円は、毎年かかる税金約2億500万円にほぼ見合うものに成ります。件数未達の場合、必然的に苦境に立たされるのです。この様なタイトな状況とは言え、2020年度は対前年度比約3,400万円の増加、結果として営業外損益は2億9,800万円ほどに成ったとしております。

 荒っぽい見方をすれば、正会員1件の収入300万円の取り扱い件数が、95件ほど有ったと見る事が出来ます。通常の目標件数を20件上回っており、活発な会員権売買が行われた事を裏付けています。とりわけ会員権市場に於いては、春先から当該会員権価格が上昇している事が、何よりの証左と言えます。

 2020年度は新型コロナの影響により多くのゴルフ場が苦しむ中、同社も同様に年間来場者数が対前年比2,595名減少しております。しかしながら同社決算は約4,300万円の経常利益を計上しており、如何に会員権の名義書換収入が、同社決算に貢献しているかが理解出来ます。

 今期も又、前期同様の好調さを、維持出来るものでしょうか。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
府中カントリークラブ
府中カントリークラブでは名義書換用紙をWEB上から取得可能へ

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 2021年3月30日茨城県の金乃台カントリークラブを経営する日鉄日新ビジネスサービス株式会社は、当該ゴルフ場を株式会社太平洋クラブへ譲渡するとして、当該ゴルフ場のWEBサイトを通じ明らかにすると共に、同日付速達にて会員へも書面で告知しました。

 2021年3月29日両社により締結された株式譲渡契約は、2021年5月1日に履行されますので、同日より株式会社太平洋クラブの一員として、当該クラブは運営されて行く事に成ります。太平洋クラブとしては、共通会員制クラブの枠組みの中に組み入れるのではなく、単独クラブとして運営して行くとしております。

 太平洋クラブにとっては初の試みで有り、新たな一歩を切り開く事に成るものと思われます。ところで現会員へは、4月6日、9日、11日と3回に分け、経営会社よりコースにて説明会が開催されるとの事です。事後報告とは言え、経過説明が行われるものと思われますが、此処で紛糾する要素は少ないものと思われます。

 現会員の中では昨年から『守る会』が結成されており、ゴルフ場譲渡そのものに反対すると言うよりは、此れまでのクラブライフを重んじた運営依頼などを、要望して来ていました。この様な内容が太平洋クラブ傘下となっても継続される模様で、現在会員間には安ど感が広がっています。また現在のゴルフ場スタッフに付いても、継続雇用にて合意が得られている様です。

 昨年「売られるとしても、あの会社だけは嫌だ」と多くの会員が連呼していたのは、過去の事に成ろうとしています。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
金乃台カントリークラブ
金乃台カントリークラブに持ち上がった身売り話

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 小金井カントリー倶楽部を経営する小金井ゴルフ株式会社の決算が、2021年3月26日明らかにされました。今回公開されたのは、2020年1月1日から同年12月31日までの第85期分です。

 此れ迄3期続けて来た黒字ですが、今期に限り19,786,000円の赤字となってしまいました。営業日数260日に於ける会員の来場者数は8,122人、ゲストは8,947人の合計17,069人です。一日平均65人ほど、約16組と言う事に成ります。

 これらのプレーヤーがゴルフ場へ落したお金は316,790,000円、単純計算すると一人約18,559円と言う事に成ります。決算書には会員が支払った年会費額も記されておりその額は135,510,000円、更にその他収入が有るとして29,581,000円が計上されています。これらを合計すると481,882,000円です。

 黒字だった過去3期を振り返れば、単年平均で約6億8,000万円の収入を記録しておりますので、冒頭の様に赤字にならざるを得なかったと言えます。最大の要因は、営業日数の大幅な減少です。過去3ヶ年の平均日数が319日であるのに対し、前期は59日少ない訳ですので至極当然の話です。

 新型コロナ対策として約2ヶ月間、ゴルフ場をクローズにした事からの帰結では有りますが、如何に今年この大きな課題から抜けだし、黒字化出来るかが当該ゴルフ場へも問われています。昨年コロナ禍で閉場したゴルフ場の収益は大変なのではとの推測が、当該ゴルフ場に於いてもこの決算書をもって裏付けられた形に成りました。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
小金井カントリー倶楽部
小金井カントリー倶楽部の内紛を週刊新潮が報じる

レイワゴルフリゾート稼働中

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg レイワゴルフリゾート、この聞きなれない名称ですが、これは栃木県のつつじヶ丘カントリー倶楽部と紫塚ゴルフ倶楽部と言う2つのゴルフ場、更には同県さくら市と芳賀郡のHaga Farm & Glamping、これらを統合した総合的施設を指すものです。

 ゴルフ場とグランピングが合体したレイワゴルフリゾートですが、場所はそれぞれ異なっておりますので、全てこれらを1ヶ所で体験出来る訳では有りません。とは言え利用者からすれば、数日かけてゴルフとグランピングを、楽しめる事に成ります。

 バブル経済崩壊以降約30年を振り返った時、ゴルフ場の新たな事業形態として、メガソーラーなどへ転換して行くケースが、現実的可能性のある方向性だったと思われます。そして今新たなゴルフ場の模索として、複合的なレジャー施設への転換を上げられる様になって来ました。

 既にこの様な取り組みをしているゴルフ場としては、長野県の小海リエックスや茨城県のひたちの圀の健楽園などを上げられます。古くは千葉県のリソルの森が、その様な施設の代表格だったと言えます。現在水面下でゴルフ場産業へ参入しようと計画している企業体に於いても、ゴルフ単独での事業展開は考え辛い様で、同様の青写真を描いているケースが散見されます。

 多面的要素を持つゴルフですが、ここ20年来で大衆化が促進し、今日更にレジャー的側面を重視した取り組みが、静かに進行している様です。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
つつじヶ丘カントリー倶楽部
紫塚ゴルフ倶楽部
つつじヶ丘カントリー倶楽部の新たなる経営主体が明らかになる

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 闇を引き裂くと言えば聞こえは良いのですが、その様な役割を担い情報発信しているとも言えるのが、週刊2誌の「文春」と「新潮」では無いでしょうか。読者からすれば痛快、取材対象者となった側からすれば、不愉快そのものです。

 今回取り上げるのは、「週間新潮」2021年3月4日号です。ページをめくり38ページ目、小金井カントリー倶楽部に関する驚きの内容が、綴られています。その内容を簡単にまとめたのが、下記点線内です。


昨年2020年10月上旬、某会員に対する倶楽部理事会による退会勧告通達が、ロッカールームに張り出された。理由はラウンド中の打ち込みである。打ち込まれたとされる側に倶楽部理事が居り、この理事が退会勧告決議の理事会にも参加していた。

退会勧告を受けた会員はこの措置を不服とし、倶楽部側を相手取り「決議の無効確認」を求め提訴。会員代理人弁護士曰く、そもそも打ち込みはしていないとの事。

倶楽部では調査委員会まで立ち上げられ得られた結論は、「処分の妥当性は無い」との事。この調査報告書の公表以降、退会勧告を決議した理事会メンバー8人に対し、倶楽部有志が辞任要求。


 当該倶楽部関係者によれば、記事内容は事実と異なる内容も、含まれているとの事です。記事を俯瞰し言える事は、多分に会員によるリーク情報で、構成されている様に見える点です。とは言え事実部分も多く今後は、訴訟の行方を注視して行く必要があります。

 結果如何によっては、泥沼化する可能性が有ります。当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
小金井カントリー倶楽部
小金井カントリー倶楽部では入会承認後に株券取得へ

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg PGMグループでは昨年2020年12月1日に、アコーディア・ネクストグループより取得した関東の4コースと、本年2月1日に取得した大阪の池田カンツリー倶楽部の5コースについて、2021年4月1日よりクラブ名称を下記の通り変更致します。

     現名称             新名称
石岡ゴルフ倶楽部 PGM石岡ゴルフクラブ ジャック・ニクラウスゴルフコース
武蔵ゴルフクラブ PGM武蔵ゴルフクラブ
きみさらずゴルフリンクス PGMマリアゴルフリンクス ピートダイゴルフコース
南市原ゴルフクラブ PGM南市原ゴルフクラブ
池田カンツリー倶楽部 PGM池田カントリークラブ

 なおこの中から石岡、武蔵、マリアの3コースが、「GRAND PGM」の冠をつけたハイグレードのゴルフ場として、運営される事に成ります。4月以降は3コースが加わり、全国16コースがこの称号となる訳ですが、この内11コースが関東圏に集中しています。

 この点を見てみても、如何にアコーディア・ネクストグループより取得した3コースが、魅力的要素を持ち合わせて居たかが理解出来ます。半面ゴルフ場経営者であれば、誰でも分かり得る価値のあるこの様なコースを、手放さざるを得なかったアコーディア・ネクストグループの資金繰りの悪さが、浮き彫りにされた形です。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
PGMグループがアコーディア・ネクストグループより4コース取得へ

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    < シルクカントリー倶楽部_大島均社長(2021年3月13日ゴルフフェアにて)

 2021年3月13日パシフィコ横浜で開催されていたジャパンゴルフフェア2021にて、2021年3月1日より群馬県のシルクカントリー倶楽部の経営・運営に着手した、ロックフィールドゴルフリゾート株式会社の大島均社長にお話を伺う事が出来ました。

 同グループとしては7コース目となり、此れまで関東圏での取得を目標としていた事から、戦略的課題を1つクリアしたとも言えます。この件に関し大島社長は、「PGMグループさんと交渉のテーブルに付けたと言う事は、ある意味正式な買い手と認識して頂いた訳で、この点が大きかった」、と振り返っています。

 当該ゴルフ場はパブリックですので、運営システムやサービスの優劣等により、プレーヤーより厳しい判断が下されます。此れまでPGMグループが培って来た文化を大切にしながらも、ゴルフ業界の一般常識に捕らわれず柔軟な発想で、レジャー産業の1カテゴリーとしてのゴルフを発展させて行きたいとしております。

 特に当該ゴルフ場のあり方を、「地域の方々と共存共栄出来る」事を目標に、様々な可能性を模索して行きたいとしております。中でもフェアウエーへ乗り入れ出来る一人用カートの将来的採用は、プレーヤーのニーズが高いと分析しており、当該ゴルフ場の大きな特徴となり存在感を示せると、考えている様です。

 大島社長の口から度々、「我々は後発組」だとの言葉が発せられ、だから「チャレンジャーでなければ」との熱い思いが語られます。シルクカントリー倶楽部のチャレンジが、関東圏のゴルフ場業界へ大きな風穴を開けそうな、その様な熱量を大島社長から感じられるインタヴューでした。

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
シルクカントリー倶楽部をPGMが2021年3月1日売却へ

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 千葉県の亀山湖カントリークラブは2021年4月1日より、その経営主体がリソルグループへ移行します。これは既に2021年2月17日に同グループが、ニュースリリースと言う形で告知していたものです。

 現経営会社である株式会社東京ベイサイドリゾートは、現在特別清算手続き中であり、この過程で会社分割による新設会社へゴルフ場事業を移管し、その新法人の株式をM&Aにより同グループが取得する事に成ります。

 この方式は一般的にお金と時間がかかる事から、真っ先に提案されるものでは無いとは言え、大きな「地雷」を踏むことも無い為に、新旧両社の協力姿勢が有れば、買い手にとって安全な手法になるのだと思われます。

 いずれにしても当該ゴルフ場を巡るエリアには、ゴルフ以外のレジャー要素が溢れております。サイクリング、ボート遊び、釣り、キャンプなどなど、ゴルフを中心にしつつ複合的な将来の活用は、魅力に満ちています。

 この辺に同グループも着眼したのでは無いかと思われると共に、今後ゴルフ場の生きる一つの道が暗示されている様です。当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
亀山湖カントリークラブ
亀山湖カントリークラブは特別清算後の4月1日譲渡へ

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 福島県いわき市のJGMセベバレステロスゴルフクラブでは、2021年4月1日から1年間休場する予定です。此れは福島復興再生道路計画事業の一環で、いわき市泉町市街地より常磐道へつながる8.3Kmの、いわゆる小名浜道路建設に関する事からです。

 この事業は2012年10月に立ち上がったものですが、文字通り10年前の本日3月11日に起こった東日本大震災から、福島を如何に復興させて行くかがテーマになっています。この道路建設に関係する予算は、約563億円と言う膨大な金額です。

 建設期間は約10年を見ておりますので、福島県いわき建設事務所では、2020年代初頭の完成を目指すとしております。今年は遂に当該ゴルフ場隣接地でも、工事が始まる予定です。この工事が始まりますと、安心してゴルフは出来ないし、プレーヤーを受け入れられないと言うのが、当該ゴルフ場の見解です。

 この道路建設による当該ゴルフ場関連の保証金を巡り、2014年にクラブを構成している一般社団法人の理事数名と、経営側が対立すると言う事件も勃発し、福島地裁へ提訴された経緯が有ります。曰く因縁が渦巻き今日に至っている当該ゴルフ場ですが、1年間の休場後、どの様に変化して行くのでしょうか。

 ところで問題は当該クラブ会員の処遇です。この問題がないがしろにされない様、対処頂きたいものです。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
JGMセベバレステロスゴルフクラブ
セベバレステロスゴルフクラブ泉コースは事業主体交代

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 静岡県に2021年4月1日新しいゴルフ場が誕生します。名付けて「富士篭坂36ゴルフクラブ」です。これは新設のゴルフ場と言う事では無く、18ホールの篭坂ゴルフクラブと同じく18ホールの富士高原ゴルフコースが、統合され誕生するものです。

 此れ迄別々のクラブハウスを持ち、セミパブリックと会員制と言う組織形態が異なる中で運営されて来ましたが、経営会社が同じであり、コースも隣り合わに隣接しており、分けておく事自体が不経済だったのだと思われます。

 今回篭坂ゴルフクラブのクラブハウスをリニューアルする事で一本化し、富士高原ゴルフコースのクラブハウスでの営業を終了するとしております。リニューアル工事の内容は、男女それぞれのお風呂、レストラン、マスター室などを増改築しています。

 なお4月1日以降コースの名称は、篭坂コースのOUT/IN、富士コースのOUT/INと変更されます。では旧会員はこの36ホール全てを利用出来るのかと言えば、篭坂GCの会員は篭坂コースの18ホールのみ、そして富士高原GCの旧年次会員は、従来通り旧コースのみの使用に限定される様です。

 将来36ホール共通会員の誕生もあり得る様に思われますが、現時点では検討材料に過ぎない様です。いずれにしても集客作業の効率化で、御殿場のゴルフ地図が、若干塗り替わる可能性が有ります。日々改革の手綱を緩めては、前進はないのだと思われます。

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 生活協同組合コープこうべは2021年3月6日、自らのWEBサイトで、組合長及び常務理事の2名について解職した事を明らかにしました。これは上記2名が2018年8月より2年以上に渡り、取引先から月1回程度の割合でゴルフ接待を受けており、尚且つこの報告が全くなかった事に対する処分です。

 同組合では2003年に起きた不祥事からの反省点として、ゴルフとマージャンを取引先と行う事は好ましくないと判断しており、仮に行う場合の料金は自己負担としています。更に行った場合の事前事後の報告を義務づけ、内規でも明確にうたっておりました。

 しかし今回、代表理事で組合長でもある木田克也理事、及び常務理事の榎本裕一理事は、その内規を無視した形でゴルフ接待を受けていました。悪質なのはこのゴルフ接待を故意に隠匿しようとした点ですが、この件を知る事となった職員の内部告発で事件は明るみになったのです。

 3月5日に開催された理事会は、この2名の解職を決議したのですが、今回の事件はかつての不祥事が、それほど教訓化されていない点を露呈してしまいました。今後更なる再発防止策として、相互点検システムを強化して行く必要があると、同組合は述べています。

 最後に整理し強調ておかなければならない点は、ゴルフをやる人イコール悪い人の様なイメージを持たれない為にも、ゴルフ業界はこの様な事件の問題点を明確にし、風評被害が拡大して行かない対策を取って行く必要があると言えます。

      総成ドライビングレンジ20210228.jpg
              < リニューアルされた練習場

 千葉県のPGM総成ゴルフクラブでは、場内併設のゴルフ練習場が、2021年2月27日に完成しました。昨年の2020年10月1日が工事着工日ですから、丸々5ヶ月をかけての完成と成りました。その概要は、下記の通りです。

  改修前   改修後
奥行き 125メートル 143メートル
高さ 29、8メートル 44、8メートル
最大飛距離 196ヤード 285ヤード

 奥行き18メートル、高さを15メートル上げる事で、プレーヤーによる打球飛距離としては、最大の285ヤードを計測出来る様になりました。これはあくまでも打球が描く放物線を、理論上から割り出したものです。又奥行き143メートルは、約160ヤード換算となりますから、7番アイアンでフルショットするイメージになります。

 いずれにしましてもプレーヤーが、朝のウオームアップに丁度良く、イメージも掴みやすいのではないでしょうか。今回の改修によりプレーヤーの満足度を、更に高められるゴルフ場に成りました。ゴルフをスポーツと捉えた場合、打球練習場は不可欠な施設であり、競技熱が高まって来た当該クラブ会員の要望にも、応えられるものとなった様です。

 2021年3月初旬のゴルフ会員権マーケットでは、当該クラブ会員権の売り情報が皆無な状態です。会員数が少ないと言う事も有りますが、相場の上昇局面での売り手控えは、当然の成り行きです。これ等の状況を見て言える事は、全ての会員権が値上がりしている訳では無い事から、当該クラブが多くのゴルファーから注目されている事がよく理解出来ます。

 正しくPGMグループが、ハイグレードのゴルフ場と、位置付けるだけの事はあります。

 当該ゴルフ場の概略及び関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
PGM総成ゴルフクラブ
PGM総成GCは2月1日より名義書換を再開

ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg PGMグループでは2021年3月1日、グループ内で複数の合併を行います。一つはPGMプロパティーズ株式会社が4法人4ゴルフ場を吸収合併すると共に、PGMプロパティーズ5株式会社が3法人4ゴルフ場を同様に吸収合併します。

概要は下記の通りです。

存続会社 PGMプロパティーズ株式会社
消滅会社 (株)鹿島の杜カントリー倶楽部 鹿島の杜CC
消滅会社 株式会社滋賀ゴルフ倶楽部 滋賀GC
消滅会社 福岡飯塚ゴルフ株式会社 福岡レイクサイドCC
消滅会社 総成ゴルフ株式会社 PGM総成GC
存続会社 PGMプロパティーズ5株式会社
消滅会社 恵那ゴルフ株式会社 ニューキャピタルGC
消滅会社 千葉竹岡ゴルフ株式会社 東京ベイサイドGC
南総ヒルズCC
消滅会社 千葉大多喜ゴルフ株式会社 大多喜CC

 関連する以前の記事は、下記のリンクよりご確認頂けます。
千葉竹岡ゴルフと富津田倉ゴルフが10月1日合併

在日米軍15施設内に9ゴルフ場有り

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ゴルフ事件過去帖_TACT-No1.jpg 日本国内には米軍基地及び施設が15ヶ所存在し、その施設内にはゴルフ場を設けているケースが有り、2021年2月時点で9コースが確認できます。その目的を米軍によれば、「米軍の構成員及び軍属並びにそれらの家族の福祉、士気及び能率を維持すること」、としております。

 その9コースとは、下記一覧です。

コース名称 ホール数 所在地
ゴサーメモリアルゴルフコース 18ホール 青森県
多摩ヒルズゴルフコース 18ホール 東京都多摩
パースリーゴルフコース パー3 東京都
アツギゴルフクラブ 18ホール 神奈川県
キャンプ座間ゴルフコース 18ホール 神奈川県
ハブリンクスゴルフコース 9ホール 沖縄県
バニヤンツリーゴルフコース 18ホール 沖縄県
TAIYO GOLF CLUB 18ホール 沖縄県
知花ゴルフコース 9ホール 沖縄県

 これらゴルフ場で日本人が、利用する事は出来ないのでしょうか。条件は有ると思われますが、当然利用される事を前提に、料金なども設されています。これは2008年3月に衆議院議員の武正公一氏が、国会で行った質問に対し、時の総理大臣である福田康夫氏の答弁書で確認する事が出来ます。

 福田総理は、「平日においては18ホールで、おおむね8,500円から11,000円まで、週末においては18ホールで、おおむね11,000円から13,000円までであると聞いている」、と回答しております。

 筆者は1980年代初頭、厚木基地内で働いているスタッフと親しい日本人の知人に段取りして頂き、数度ラウンドした経験が有ります。当時の料金はかなり割安だった記憶があり、上記国会答弁料金とはかなりかけ離れていた様に思われます。約30年の時を経て、貨幣価値が異なりますので、当然と言えば当然です。

 思い出されるのは、スタッフの少なさでした。ティータイムを管理するスタート小屋が、1番ティーンググランド前に有り女性が一人、ホールアウトして来て軽食を食べる19ホールに1人と言う具合です。そのゴルフ場で米軍が金儲けをしようとするスタンスでは無く、福利厚生を目的とした公共施設と言うイメージでした。

 米国人にとってゴルフはプレーヤーの身分に関係なく、余暇活動と切っても切れない生活と結びついたスポーツ・娯楽になっている訳ですから、在日米軍施設内に設けられているのもうなずけます。いずれ日本でもこの様な公共的なゴルフ場が、増えていくのでしょうか。

 この記事を仕上げるにあたり、防衛省から情報提供して頂くと共に、日本ゴルフジャーナリスト協会の仲間で有る芝鳥のぶあま氏のWEBサイト、「ゴルフバカの気まぐれブログ」
https://golf-bk.com/wordpress/?s=%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%B1%B3%E8%BB%8D
を参考にさせて頂きました。